kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード練習を入れる

2017-09-06 | 陸上競技
月曜日。練習について書いておきたかったのですがなかなか時間が・・・。

天気予報を見ると翌日が雨。それほど大きな負荷をかけるつもりは最初からなかったのですが多少なりと走っておかなければいけないだろうなと感じたので若干メニュー変更。この日は7時間授業のため練習時間が最大でも2時間しか確保できません。その中であれもこれもやりたい。難しいですが。

DM投げをアップにしてそのままドリル。ドリルが終わってすぐにウインドスプリント、片足スキップ、チューブ5歩。アップ時間が短いのでなかなか身体が動かないかもしれません。アップとしてジョグなどはしませんがそれ以外のことをかなりやっています。この日は時間の制限がありアップも少しだけになる。どんな状態でもすぐに走れる身体作りというのは必要になってくると思います。少ないアップでも最大パフォーマンスが発揮できるように。

少し話が変わりますが、中国選手権の男子100mにトップ選手が出ていました。予選で追い風参考ながら10秒0台で走る。決勝に期待が高まっていました。私はNが決勝に残っていたのでそのアップに付き合っていました。トップ選手、決勝前にはシューズでスタブロから1本軽く出て終わりだったようです。その練習をしていた意味が必ずあると思います。アップが少なくてもいいという判断材料にはならない。が、そこに「いつでも走れる準備」という部分が含まれているのかもしれません。

話を戻して。そのままバトン練習へ。この日は「3本」という制約を入れました。普段は全ての種目で4本やります。宗純の関係もあるので同じペアで2本ずつ行うことになります。自分たちで判断して3本にする。どのペアのほうが上手くいっていないのかを考えさせながら。まー結局は最初のペアが2本になっていましたが・・・。10バトン、25並走を行ってからバトン合わせへ。

合わせは3本ずつとしました。限られた距離の中でできる最大限の練習。普段は2本しかやらないので負荷的には少し高いかもしれません。こういう練習は100回やって100回きちんとできないといけません。できなかったときに問題点を明確にしてそれをどのように改善するのかを話す。見ていて「待て」というタイミングが遅い気がしました。これは渡すほうが悪い。もちろん早出している選手も悪いのですが出た瞬間に判断できるはずです。

女子の2-3走はこれまで結構な頻度でバトンが流れていました。この日はまずまず。ここで稼がないといけません。走力だけで勝負するのではなくきちんとやるべきことをやって勝負。休まずやっていったのでしんどかったとは思いますが、大会ではある程度の「タフさ」も必要です。のんびり休憩するのは苦手。女子の3-4走も以前よりは形になってきました。まだ渡した直後に抜かれますが一瞬で抜かれるという感じでなくなくなってきた。もう一歩ですね。49秒5切は達成できそうな感じがあります。目標が低いですが・・・。

最後に120m。グランドが最大限に使えたので走ることに。支部大会や市民選手権が終わってからは120mを定期的に走るようにしています。そんなのあたりまだと言われるかもしれませんが(笑)。うちの練習、本当に距離が短い。200mでの勝負も考えていますから最低でも120mは走れないといけない。もちろん1本というわけではなく数本走りますが。短長は120mの折り返し走にしました。前任校では150mを60秒レストでつないでやっていましたがうちのグランドではできません。そのため連続して走るという感覚のために折り返し走。それなりにきついと思いますね。

120mは競争させました。女子を男子が後ろから追う形で実施。女子リレーのアンカーHは先頭で逃げるのが練習。リレーと同じです。見ていると全体的に力が付いているなと感じました。女子は特に。Mが1本目に抜かれました。話を聞くと「力む」とのこと。これまでのレースでも予選や準決勝ではかなりいいタイムではりますが勝負がかかったレースでは力んで走れません。練習の時からきちんと意識してやっておかなければいけない。後ろから追われることで力むならひたすら追わせます。2本目以降はかなりいい動きになっていましたね。試合で発揮してもらいたいものです。

これまで故障気味でほとんど練習ができていない選手がいました。足が後ろで回るので常に故障気味になる。練習を抜けるということだったので久しぶりに話をしました。こちらがやろうとしている動きをきちんと意識してやっていない。がむしゃらに走るだけ。そこの部分をしつこく言いました。動きを替えるために力まず正確な動きをするように、と。しばらく自分でやっていたのですが見てみると動きが劇的に変わっていました。これまで何度も何度も言い続けてきても変わらなかった。それが本人が言われたことを意識して取り組むだけで30分足らずで見違えるほど変わる。最後は本人次第だなと改めて感じました。

かなりいい雰囲気の中で練習ができました。男子キャプテンが声を出して引っ張ってくれています。これに他の者が乗っかってくれるとかなり楽なのですが。県新人に向かう。ここだけ。今は練習をきちんと積みたいと思います。最優先事項はここ。
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強くなるための練習をしたい

2017-09-05 | 陸上競技
月曜日。とにかく疲労が抜けません。日曜日はとにかく休むようにしましたが回復した感じは全くなく。精神的にもかなり重い状況でした。blogを見てくださっている方にはご心配をおかけするかもしれません。私が倒れたら「仕方ないな」と思ってください(笑)。結構追い詰められています。

朝の段階で少しだけ話をしました。様子を見てきて「変化がない」と感じたり「積極的に練習に参加できていない」と感じる者もいます。さらにはちょっと許容できない部分もある。その辺りのことを話しました。「気分で指導するな」と言われたことがあります。まー見る人から見たらそうなのでしょう。本当にどのような「想い」で話をしているのかはなかなか伝わりません。仕方ない部分。それでも話をし続けてきました。

今回はさすがに目に余るなと。これまでかなり我慢してきましたが限界。「強くなるための練習をしたい」と思っています。夏休み中に県内の高校の指導者のニュースが全国で流れました。極論のような話だったので結構騒がれていましたね。実際、その現場にいないと分からないこともたくさんあると思います。「自主性に任せる」という言葉。自分たちで練習を計画してやる。これは傍から見ると「すごいことだ」と思われる。が、実際全てのことを「自主性」に任せていたら「できない」選手にとっては「何もやらない」で終わってしまう。そうならないようにある程度のイニシアティブを指導する側が持つ必要はあるでしょう。

「練習に参加する」ことが当たり前になってしまっている。無意識に練習に参加して何気なく身体を動かして帰宅する。これがルーティンのようになっている。上述の指導者の意見は「強制的にやらせることでしか分からない」というような感じでした。学校の雰囲気もあるでしょう。そこまでして試合で勝つことが必要なのかという話にはなると思いますが。親しい指導者は「やる気のないやつにかかわる時間はもったいない」と断言します。まー強くなりたいと思っている人間にサポートするほうが効率がいいですからね。我々も貴重な時間を使っているわけですから当然あり得る話だと思っています。

先日からちょっと「信じられないな」と思うことがいくつかありました。そのことも含めてこちらも考えないといけないと思っています。グランドで「競技力向上のための指導」をしたいと思うのは許されない時代になっているのかもしれない。部活動は「お世話」をする時間となり「それぞれが身体を動かしたい程度にやる」という感覚になるのかもしれない。そうなるとクラブチームのほうが効率よく強化できるなと思います。

いまでこそですが2年生女子、1年生の時は本当に大変でした。とにかく怒られることが多い。冬には他校と合同練習して片付けが終わっていないのに勝手に帰っているというのもありました。いや、どれだけ自己中心的なんだという話。繰り返し繰り返し指導してきました。今ではずいぶん変わってきましたがまだまだです。

競技力があってもそれに見合うだけの行動が取れない。ここは改善の余地がある。競技力が高くなくても一生懸命に物事に取り組めるのであればそれは大きな価値があると思います。現状から少しでも強くなろうとする感覚があればいい。そう思っています。競技力が高くて県で入賞できるから特別扱いというのは絶対にありえません。当然の話ですが。

他者に攻撃的な発言をしたり事実とは異なることを話すというのは良いことではないと思っています。そういう部分も含めて「考える必要がある」と思っています。何でもかんでも練習すればいいという話ではない。「やりたいからやる」というのでは先日のジャズバンドの中学生と同じだと思います。これは賛否両論ありました。が、あれだけ集団の輪を乱すような行為は決して許されるものではない。ある一定のルールの中で活動をするのであれば「自分さえ良ければいい」という話にはならないのです。

演奏したい。自分を認めてもらいたい。だから周囲の制止を振り切って演奏を続ける。ありなのか?これも価値観という部分で済まされるのか。違う気がしますね。個人レッスンでやっているのであればいいでしょうが、集団の中で何かをやるというのであれば「個性」云々で済まされる話ではないと思っています。

何の話なのか分からなくなってきましたね。まーとにかく「強くなるための練習」がしたいのです。競技に関しての話をしながら一つ一つの動きに関して流れに関して確認作業を行う。これができるかどうかは大きなことだと思っています。そこに至らないのは何故なのか。

私があることに関して話をする。それを「きちんと聞いて理解する者」と「とりあえず聞いているだけの者」と「聞いていない者」に分かれる。聞いていない者に対してどれだけ言っても聞いていないのだから意味はなくなります。それで何を求めるのか。同じことを何度も何度も言わなければいけなくなる。というか、言っても聞いていないのだから何一つ生産性のない話になる。当然の出来事ですね。

何人か練習参加を見合わせるようにしました。「権利を奪った」と言われるかもしれません。が、本当の意味で自分で何が問題なのかを考えなければどれだけ練習をしても先には進まないからです。練習をしなければいけないのは当然。が、もっともっと大切なことがある。

自分の考えに従って活動をしています。この手のことを書くと批判の対象になるのかもしれません。1億総批評家時代ですから。まーそれでも書いていきたいなと思います・・・。

まとまらない。うーん。どうなんだ。
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やるべきことをやる

2017-09-04 | 陸上競技
土曜日。この日は通常練習。前日にバトン練習を中心としたショートスプリントをかなりやっていました。走り自体はかなり改善されてきています。良く走れてきているなと感じています。特に女子は間違いなくワンランク上がったかなという感覚。ここ数試合、納得できるレースができていませんからその中でどのように感じて動いていくかですね。必死になれば間違いなく変わる。

自分の中で消化不良の部分がかなりありますが、それでもグランドへ。色々と感じることがあります。

メニューはアップメニューから。グランドが最初使えそうになかったので影で。アップメニュー終了後、スーパー体幹補強。メニュー表を提示していませんが自分たちでやっていました。メニューを覚えているようです。走るだけではなくこの部分の強化は必須だと思っています。引っ張る選手がきちんと引っ張ってくれている。逆にそれに甘えて「ついていくだけ」の者も出てくる。ここの部分は大きな課題です。変わりきれない。

少しだけドリルをやってそのままシャフトトレーニング。上半身と下半身の連動を行ってからハードルジャンプ。10本やりました。思い付きに近い感覚でしたが「力の使い方」を覚えさせるために実施。2本ごとに距離を伸ばしていきました。最初は鉛直方向の力。それを少しずつ水平方向への力に変えていく。単純に走るだけではなく「力の使い方」や「反発をもらっての方向性」を確認することになるかなと。練習の途中にはハードルジャンプを入れるというのは通常でないかもしれません。それでも「意味がある」と思ってやりました。この日の「やるべきこと」はしっかりとこういう感覚を作ることだと。

そのままスパイクを履いてウインドスプリント。前方向への感覚がつかめた選手が数人いました。これだけでずいぶん違います。単純に走っている中で感覚を作るのではなく「予備動作」をしてからそれを走りにつなげていく。そうすることで間違いなく改善されていくと思いますね。スイッチング、チューブ5歩をやってショートスプリント、さらには中間マークまで。加速段階の動きを作ってからそれをハードルジャンプで作った感覚につなげていく。距離設定が非常に難しくなるのですが。感じが良くなってきている。毎日グランドで見続けるからこそ感じられることかなと。

最後に走練習120mを。うちのグランドでの最大練習です。もっと走ったほうがいいのかもしれませんが「無い袖は振れない」状態。競技場まで行けば走れるかもしれませんが別にそこまでの必要性を感じなくなりました。タータンの感覚を忘れないようにしたいとは思いますが「必須」ではないかなと。以前、「ショートスプリントで成功するためにはタータンでの練習が必要」という話をしたことがあります。土のグランドではショートスプリンターは生まれにくいと。その時はロングスプリント中心だったのでそこまで考えたことはなかったですが、本当の意味でのショートスプリンターはその辺りの感覚も必要なのかもしれません。

前任校で女子12秒14、12秒17、12秒36の3人のスプリンターがいました。この選手たちの指導をする中で「タータンでなければいけない」という感じはありませんでした。スタート局面に関してはタータンのほうがいいかなと思うことは多々あります。パワーを使ってスタートするのではなく「重心の移動」と「膝の引き出し」で走るのであればタータンのほうがいいかなと。土のグランドではどうしても「キックして進む」という感覚になりやすい。足が流れて返ってこなくなる。ここはあるかなと。

が、それ以外は何とかなるんじゃないかと最近は思うようになりました。今の選手たちも120m以上の距離はほとんど走りません。ロングスプリントに関しては120mの往復走という形で対応しています。練習に関して「~でなければいけない」という決まりきったものは本当はないんじゃないかなと感じています。大した結果を残していないくせに偉そうなことを書いていますが(笑)。

ショートは120m-120m-90m、120m-90m-60m。ロングは120m×3本の往復走。他校と比べると少ない?よく分かりません。今のうちのチームにとっては「この距離設定」が必要な要素だと思うからです。ショートは2グループに分けて実施。私は1年生女子を引っ張りました。リレーで勝負するためにはどうしても1年生女子の成長が必要不可欠です。13秒台で走ってくれたら間違いなく49秒5は切る。それほど難しい話ではない。先頭を走らせると途中でスピードが鈍るので私が真横で引っ張り続ける。絶対にスピードが落ちない状況を作り出す。結局私も3本走りました。まだ12秒後半くらいでは走れるかもしれませんね。

普段は走りません。この日はどうしても「1年生女子のスピード維持」をしておきたかった。追越走の形で実施していますから先頭は抜かれるのみ。後ろが速いので抜かれても仕方ないという感覚はあると思います。そうならないように我が身を投げ打って走る。これが少しでも競技力の向上につながるならやるしかないと思っています。Nが動かないというのはありましたがSがNを何本も後ろから抜きました。この意味ですね。少しずつ自信が持てるようになる。IH選手を抜く機会というのはそれほどない。競争して高め合ってもらいたい。

最後にシャフトランジ。30歩を2セット。少しだけ重くしました。とにかく意識をさせたい。こういう練習の中で何をするか。感じ取るかどうかだと思いますね。

思うことが山積み。まー色々とあります。辛いですがやるしかない。はぁ。
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新学期始まる

2017-09-03 | 陸上競技
金曜日、学校再開。秋のシーズンも近づいて来ています。ここに向けてやって来た部分があります。もちろん最大目標は来年のインターハイ。通過点としてもきちんと結果を残していけたらなと思います。

とにかくバタバタしていました。正直、夏休み昼食をまともに取れない日が続きました。あれこれやっていたら食事の時間などはない。効率よく動けば違うのかもしれませんが。外に食べに行く暇もない。この日も食事は出来ませんでした。疲れ果てます。

練習は最初にミーティングをしたいとの事だったので実施。1時間程度かかったでしょうか。私は主旨を聞いていていましたが若干違う話になった様子。いい加減にしてもらいたい。

思う事があり指導をすることに。表面的なことだけではない。ちょっと考えられないなと思う事が複数あって。もうこういう事を指導するためにグランドには立ちたくないなと思っています。いや、本当に強くなろうとしている選手が目の前に複数いるんです。この子達のために何をするかが私の役割だと思うのですが。

本当にblogを書くエネルギーが尽きかけています。太陽ではないので。周りの人が思うよりもかなりのエネルギーを使っています。このレベルで指導をしていないと言われたらどこまでやれば良いのかはわかりません。本当にグランドで見てもらいたい。外部の人にも保護者にも全ての人にどれだけの事を練習でやっているか、話をしているのか。まーそんなのは自己満足だと言われるのでしょうが。

走り自体はかなり良くなっている。段違いに変わって来ている者もいます。本当はここについて書きたい。が、本当にエネルギーが尽きかけているんです。さすがに。

ごめんない。
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夏休み終わる・・・

2017-09-02 | 陸上競技
8月31日木曜日。夏休み終わりです・・・。夏休みって何?って感じで時間が過ぎていきました。これはblogに書いている通りです。決して遊んでいたわけではありません。あれこれやっていました。それなのに「何をしていたんだ?!」という感じで終わってしまいました。

練習と試合、合宿。これでほとんどは終わってしまった感じがあります。もっともっとできることはあったかもしれませんが。1日だけ放浪の旅に出ました・・・。行くあてもない旅。この1日だけでずいぶん気が楽になりました。本当に何をやっていたの??って感じでしたから。

ストレス耐性が低いのかもしれないなと思います。少し何かがあると夜眠れないということが多々あります。鬱の初期症状ではないかと不安になりますがまーなんとかなるでしょうか。何かがあるとそれがめちゃめちゃ気になります。こういう性格ですから表面的にみられる「軽い感じ」とは違うのかもしれないなと最近思っています。

夏休み。練習の中で大きな変化をしたなと思う選手もいます。女子キャプテンはかなり期待できると思っています。取り組みの姿勢自体が大きく変わりました。この秋が楽しみ。競技力的にはそこまでではないのですが、高校から陸上を始めた男子1年生。入学当初は間違いなく15秒以上かかっていたと思います。2年生女子の練習パートナーにもなりませんでした。それが練習を重ねていく中で先日の大会で12秒9を出しました。これは本当に価値のあることだと思っています。県で優勝を争うレースをする選手もいます。ここに脚光が集まりますが実は競技力はなくてもしっかりと取り組んでくれている選手もいるのです。男子の12秒9。もちろん、今でも2年生女子には勝てません。それでも明らかに差は小さくなってきていますね。これがどうなるか。

強い選手を優遇する。そんなつもりはありません。客観的にみてそう感じられるという人もいると思いますが。そうではなく「全力で強くなろうとしている選手のサポート」が重要だと思っています。それができるのは今しかない。そのうち衰えていって指導などもできなくなるかもしれません。強い選手だけを見て「自分が育てた」というのは簡単。別に私は「育てた」と言う気はない。きっかけを与えてそれに対して選手がどうするのかだけですから。

思うことがある夏休みでした。多すぎて書けないくらい。

秋のシーズンに向けて進みます・・・。
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時間

2017-09-02 | 陸上競技
木曜日の練習終了後。少しだけ話をしました。

この世の中で「平等に与えられるもの」は何か。そこの部分を考えさせようと思って最初に当てた者が「時間」と答えました。これにて話は終わり。私が話をしたかったのは「時間」についてです。

夏休みが終わる。これにより県新人まであと3週間となります。最後の1週間は調整になるだろうからそれほど走れない。翌日は休みにする。そうなると練習ができる時間というのはかなり限られます。練習ができる時間というのは「3時間程度」です。この時間の中で何をするのか。

練習をやっていいるときだけ「一生懸命にやる」というのでは何も変わらないと思っています。与えられた「24時間」という時間をどのように使うのか。考えながらやっても1時間。とりあえず身体を動かしても1時間。残された時間をどのように使うのか。ここは考えていきたい。

夏休みが終われば課題考査がある。この考査は中間考査や期末考査と同様に重要なもの。そこに向けてどのように取り組むのか。寝て過ごしても1日。勉強をしても1日。ゲームをし続けても1日。以前、私自身ゲームをすることがありました。ファミコン世代ですから。ロールプレイングゲームをクリアする。その時に「どれくらいの時間を使ったか」というのが出てきます。72時間くらいでしょうか。3日間一切休まずにゲームをやっていたことになる。が、そこで何が残ったか。空しくなったことがあります。

補強をして過ごしても1時間。何もしなくても1時間。神様は平等に時間を与えてくれています。もちろん仕事が忙しというのは出てくるかもしれません。授業が始まれば一日最低でも8時間は学校の授業などに使うことになります。そこに関しては使えない。練習時間が3時間であれば1日うち11時間は使ってしまう。帰って食事をして風呂に入って宿題をして・・・となると本当に時間はなくなります。その中でどうやって自分で時間を作り出すか。人それぞれの価値観だと思います。

本気で何かをやろうと思えば間違いなく何かを犠牲にすることになる。当然の話です。トレードオフ。競技で結果を出したいと思えば表面的に見えるもの以外にもたくさんのものを犠牲にする必要がある。友人とは遊ぶ時間であったり、お菓子を食べるのを我慢したり。化粧やおしゃれも縁遠くなるでしょう。

しかし、今はあまり他のことを考えている「時間」はないと思っています。県新人まで3週間です。そのなかで与えられている時間をどのように使っていくのか。ここは大きいと思います。どのように使っても「24時間」です。そう考えると練習の3時間というのはものすごく大切な時間なのです。中身のあるものにしなければいけない。

時間がたってしまってどのような話を具体的にしたのか完全に忘れています(笑)。もう少し覚えている間に書かなければいけないなと感じています。余裕がない。情けない話ですが。

書こうと思ったことがきちんとかけていない気がしますが・・・。意味不明の内容ですね・・・。
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どこを基準にするか

2017-09-01 | 陸上競技
水曜日。この日は強化練習最終日。31日は夏休み最後の日ということで休みにしようかなと考えていました。かなりの頻度で休みを入れています。もっと計画表を作って渡す方が良いとは思うのですが。状況によって大きく変わることもあるので。

最初に話をして始めれば良いのかもしれませんがこの日はほとんど話さず。自分達がこの二日間やってきた流れの中でどれだけの練習ができるか。ここはすごく大切なことだと思います。

アップメニューをやってからDM投げ。さらにはハードルドリル。基本的なことを確認です。そのままシャフトトレーニング。走るだけではなく身体づくりをしっかりとやっておきたい。当たり前の話ですが。そこからスパイクへ。スイッチングと片脚スキップ、シザースを。中間の重心移動を作り出したいと思ったからです。最初から細かくメニューを決めているわけではありません。様子を見ながら必要な動きを入れていくスタイル。

流れの中でポールを使っての腿上げをしました。身体の前で足を動かすイメージと接地ポジションを作るため。この手の練習をする時に大切になるのは「何をやろうとしているか」の理解だと思っています。本数を単純に重ねるだけではなく一本ずつ工夫をする、感覚を作ることが狙い。ひたすらやるだけになると何本やっても変わりません。ここの差は明確です。

中間のイメージを作りたい。そう考える中で道具を使って走ることにしました。本数的にはそれほどではないですが。タイヤ走→DM走→ポール走。意味があります。タイヤは自分の身体より後ろに重いものがあります。そうなると自然と重心が後ろになる。DM走は身体の少し前にDMを持つので重心が前になる。ポール走は長いので重心が更に前になる。この中で身体が前方向に進む感覚を作りたいなと思いました。きちんとやっていることの意味を説明できる練習です。その変化をどれだけ感じられるか。

かなり疲労度はあったと思いますがそこからシャフト補強。ひたすらです。

最後に走練習。距離が取れないので60から20まで。少しずつ距離と本数を減らしていく形で。この時、グループ分けをしました。そのグループの中でジャンケンをして負けた者は1本走ることができない。多少ゲーム性を持たせました。ここ。大切です。見ていると「走らなくてラッキー」と思う者が複数います。キツイでしょうからその気持ちは当然出てきます。が、本来であれば「絶対に強くなりたい」と思う者はきちんと走っておかなければいけない、という感覚になる必要があると思います。これまで練習が積めていない者は特にその気持ちを持つべきだと思います。

残念ながらそういう感じにはなりませんでした。高校生ですから仕方ないのかもしれません。何人かは走れなくて残念という雰囲気がありました。「どこを基準に置くか」ですね。「どれだけ走るんだ」とマイナスに考えている者は間違いなく強くなりません。なかなか。ここの差を感じ取れるかどうか長い目で見た時に大きなことなのですが。

最後はシャフトランジ。これもくじ引きで負荷を決めました。15人いたので5人ずつ。クジの番号でランジの歩数を決めました。強くなりたいと願う者は歩数に関わらず最大負荷をかけられる。キツイ時に本当の姿勢が見られます。この選手は強くなるだろうなと感じる者が複数名。こちらも答えてあげたいなと感じました。

どこに基準を置くか。この感覚は大切だと思います。同じ練習をしていてもその成果は全く異る。ここに大きな理由があります。狙いが明確になっている中での練習になるかどうか。

また書きます。多分。総じて大きく成長していると思います。その度合いに差はあるとしても変化はある。もっとチャンスがあると思います。
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