遅れていますが。木曜日は舎監でした。朝6時過ぎから散歩。さらに食事をとった後に選手と一緒に4キロ近くジョグ。健康生活です。寮に泊まるとこういう部分で時間に余裕が生まれます。
午前中はテスト返却授業。午後からは学力検査のための準備。時間的にはかなりかかりました。失敗が許されない状況ですから。結局、この日はほとんど練習は見れませんでした。グランドに到着した時にはハードルを跳んでいました。タータンで3台目までの流れの確認を。慣れていくために何が必要かという感じです。逆脚を利用する場合の動きができていない。両足ジャンプのようになります。これなら1歩増やしていくほうが良いかもしれない。また、15歩でチャレンジする選手は力みまくり。ここも慣れていかないと最後まで走り切れない。ここも改善していかなといけません。まだまだ。
で、土曜日。この日は1日練習となっていました。国体の強化事業として高跳びは競技場で1日練習。それに合わせてskyの練習も1日練習としました。男子は競技場で女子は学校のグランドでという感じで分かれて実施することに。女子は十分な練習が詰めていません。この状態で競技場で走るというのはリスクが大きい。走練習自体をしていないのだからタータンで走るという感じにはなりません。kbt先生と別れて練習。
「補強部」という感じの活動しかできていませんでした。それに対して基本的なこともやりながら「走る」ということをしたい。明らかに遅れています。その部分を理解させながら「今何をするべきか」というのを徹底する。人数がそれほど多くないのでこちらも指摘しやすい。複数でやっている部分のメリットだと思います。この日は駅伝部の女子と一緒にアップサーキットから。説明を加えながらやっていきました。時間をかけることで短距離にもプラスになる部分が出てきます。考えようですね。
そこから基礎的なことをかなり。普段やっていることを補完する形で。スイッチングの部分ができないのでそこに特化した練習を。歩行から切り替えを意識した練習。バーを使っての練習です。前任校ではかなりやっていましたが。種目を絞っての感覚づくり。ハードルを事前にやっているのでそれに合わせての練習です。本数は増やせません。走っていない選手に一気に量を増やすというのは難しい。そうであれば「質」を上げる。これまでやっていた部分に加えて「理解」を求めます。確認すると「分かっていない」中でメニューの消化をしている部分もあります。「戦えない」と感じる部分はここにもあります。「やっているだけ」になると効果はあがらない。最大限の効果を上げるためには「理解」して「やるべきことをやる」というところを大切にする。
スイッチングをやってからスパイクをはいて走る。バー走とDM走、さらにはスプリント。これを何本かセットにして走りました。スイングすす足で進んでいく。その部分を考えています。バーを持って走ることで「スイング」で走ることに集中できます。ごまかしがきかない。それ以外に進む手段がないからです。前に引き出すときに体が進む。さらにはDMを持つことで重心の位置が少し前になる。進みやすくなる。それを繰り返していきながら最後にスプリントで感覚をまとめていく。個人的には「感覚の変化」が好きです。あまり「理解」できない状況では「感覚が違う」というのを身体で感じるほうが良いなと思っています。本数を増やせないのでこの手の形で負荷をかけていく。
人数がそれほどいないのもあり、1つ1つ丁寧に話をしながらやっていきました。理解を促す。さらには「歩いて戻る」時間になにをするのかというのも話しながら。自分自身の走りの課題を考え、それを克服するためにはどうすればよいか。走る本数が少なくても「課題意識」を明確にすることで「質」が上がります。本数を「理解」で補う。「分からない」という状況で走り続けるよりも間違いなく効果は高い。
2セット目のスプリントの最後に動画を撮影。それをそれぞれが見て「今の自分の走り」について視覚的に判断させました。やりたいと思っている動きができるかどうか。自分の走りがどのようになっているか。それを言葉ではなくて「自分で見る」ことで「イメージ」と「動き」のギャップを埋めていく。それを踏まえて3セット目に「課題意識」をもって取り組み、最後のスプリントで動画撮影をする。そこで「改善」できているかどうかを判断する。時間があるときにしかできないことです。「量」を追えない部分があるのでそれに対応したいと思っています。
昼の休み時間に動きを確認して午後からどうするかを考えるように指示をしておきました。校内使用禁止なので寮に戻ってになりますが。「時間を有効に使う」とひたすら言い続けています。それが本当にできるかどうか。自分の取り組み方で結果は大きく変わってきます。
ちょっと真面目に競技について書いています。午後のこともまた別に書きたいと思います。ぼちぼち。
3月2日。この日が考査最終日でした。前日に卒業式と卒部式を経ての練習再開。少し話をしたほうが良いのではないかという部分がありました。
これまでのこと。これからのこと。今まで自分が様々な選手を見て感じたことを伝える場面が必要かなと。
前置きとして「選手に好かれるためにやっているわけではない」というのがあります。今やっている「部活動」にどのような意味があるか。単純に「身体を動かす」というだけの活動なのか、「競技」として取り組む部分がメインの活動なのか。それによっても「求める部分」は違ってくると思います。今の学校では「戦いたい」という気持ちをもって取り組んでいるはずです。そこに対して「客観的」にみてどうかという意見かなと。
冬季練習に入るときにも話をさせてもらいました。「本気で変わる」ために何が必要か。性格でさえも変えていく必要がある。そう思っていました。練習中に行動を早くしたり、声を出して盛り上げて自分たちを鼓舞する。何が何でもという気持ちをもって取り組んでいく。それができるようになることが「最低条件」だと思っていました。
3月に入りシーズンインは目の前。現実はどうか。実際問題は半分以上は中国大会にすら進めないと思います。進んだとしても予選落ち。インターハイに行ける選手が1人いるかどうか。どれだけ楽観的に物事をとらえたとしても最大でそれくらいの状況だと思っています。「劇的な変化」があって初めて「戦える」ようになるというのが冬季練習に入る前の感想でした。が、「劇的な変化」があったと感じる選手はいません。そうであれば「大幅な順位変更」はない。戦えません。
別にそんな「現実」を突き付ける必要はないのかもしれません。毎日グランドに来て練習をしている選手に対して酷いことを言わなくてもと。確かにそうなのかもしれません。別に「大会に出る」ことを目標に取り組むのであればそれでも十分だと思います。強くなるとか速くなるとかの「結果」にこだわらずに「自分たちは頑張った」と思ってやっているのであれば、中国大会が終わった時に「自分たちは頑張ったけど結果が出なかった」ということで「青春ドラマ」のような涙を流せばいいなと。ここに関しては私自身の人生ではありません。あくまで「選手がどうしたいか」だけです。
頑張ったのだからインターハイに行ける。そんな夢物語は存在しません。何が何でもという部分で最大限のことをやってこの冬を越えて初めて可能性が「0%」から「数%」になる。そのレベルの話です。狭い世界の中でやっている間は本当の競技はできないと思っています。何度も何度も「中国大会にさえいけない」という話をしました。これは「思い込み」ではありません。客観的に見て「戦えない」というのがあるのでそれを冷静に伝えただけです。これも批判の対象になるでしょう。もう好きにしてくれという話です。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。私のやっていることに対して「気に入らない」という人は本質的な話でなく枝葉の話で批判をするからです。それでもいいなと思っていますが。
kanaの話をしました。中学時代に13秒2。それが高校3年生では12秒17まで行きました。これまで見てきた選手の中で最も「変化」したと思います。最初は練習をしたら「飽きた」と勝手にやめる。が、高校2年生の時にIHに付き添いで連れて行ってからは「このままでは戦えない」という雰囲気が出てきました。元々能力もあったのでしょうが、「来年は自分がIHに行く」という想い。それが大きくなる。だから冬季練習の時にバトン練習で「修正」しようとしない選手に対しては「このままではIHに行くことはできない」と言っていました。3年になるときの3月には私自身も「このままでは無理」と全体を突き放しました。これも「演技」ではなく「無理だな」と思ったのでその話をしました。
そこからはとにかく厳しく取り組む。「何が何でもIH」という気持ち。この子の性格がすごいこともあり「個人」ではなく「4継」でIHに行きたいというのが強かった。が、このままの力では戦えないので「自分が強くなってIHにみんなを連れていく」ために「個人」が強くなるという感じでした。自分には比較的甘くて他者には厳しいという部分から「自分」にも厳しくなっていました。周りから好かれようという感じの子でもなかったので幸いしたのかもしれません。この時期から全体が劇的に変わってIHへ。4人しかいない状況でしたがそれでもIHへ。誇らしい部分はありました。
それは「劇的に変わった」からです。練習をしていたからというだけではない。その部分に対する理解がどれだけあるか。分かっていないのであれば戦える可能性はないと思います。が、選手は「自分はやっている」と思います。狭い世界の中でです。これまで多くの選手を見てきた中で「このままでは戦えない」と感じている。それは選手との駆け引きではなく「現実」だと思っています。女子はほとんど練習ができていないというのが「現実」です。それなのに「試合になったら走れる」という可能性は0です。不可能だと思います。そこが「現実」なので理解しておかなければいけない。普通にやっていたら「無理」です。
が、幸い「補強」に関してはある程度できています。筋力的な部分の変化はあります。これから「何が何でも」という気持ちで取り組めば多少なりと変化は生まれるかもしれません。kd先生もいつも言われていますが「劇的に変わる」ということがあれば「力は引き出せる」かもしれない。そのためには「どのように時間を使うか」です。与えられている時間をどのようにつかうか。「勉強があるから」とか「足が痛いから」というだけで「やるべき練習」ができないというのではやはり不可能です。足が痛いのであれば別のことを最大限にやる。「なんとなくやる」ではなく「何が何でも」やるという感覚。無理してやれという話をしているわけではない。それでも「絶対に勝ちあがる」という気持ちをもってやれるかだと思っています。
その後、kd先生も話をされました。同じように感じていると。その中でどうするかを感じてもらいたいなと思っています。何度も言っていますが「好かれよう」とは思いません。最後は自分自身の問題です。kanaは私にいろいろ言われて「絶対に見返してやる」と思ったと話していました。それでもいいと思います。「なんでこんなことを言われないといけないのか」という感情を練習にぶつけてもらえばそれで成長につながる。できないなら「予告通り」で終わるだけです。
どうなるか。分かりません。依然として「戦えない」と感じる部分があるのだけは確かです。本当に戦えるようになるのか。選手次第かなとは思います。
また書きます。
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なんとか卒業式の動画配信を終えることができました。ここだけで私自身のキャパはほぼオーバーフローという感じでしたが。各クラスでのお別れの会が実施されている間に「動画配信」の必要な部分だけ残して「YouTube」で配信できるように編集をしました。これも初めてのことなので上手くできるか分かりませんでしたが。必死にやればなんとかなるものです。
ある程度の時間が経過してから部活動の「卒部式」が実施されました。これまでは自分自身が準備などをしていましたが、今回は立場で気に「見守る」という感じです。メインは私ではありませんし。これまでの流れの中で選手がどのようにするか。私自身思うことはたくさんあります。とはいえ、関わる時間も短かったので何もできなかったかなという部分もあり案す。
式の内容に関しては割愛かなと。3年生がそれぞれ思うことを話していって下級生がコメントを述べて記念品を渡す。その後に顧問からの話。kbt先生が一番思い入れがあると思います。当然の話です。その次にkd先生が話をされる。こうなるとすでに私は「話をする必要性はない」という感じにはなっています(笑)。私の話が必要かどうかさえ怪しい部分ですから。とはいえ、時間を与えられたので少しだけ話を。
私自身、異動となってバタバタしている間に時間が過ぎてしまった部分があります。本当に選手に向き合えたか。もっともっとできたのではないか。それはずっと残っています。男子の400mHのHoくん。「インタハイ出場」の可能性はあったと思っています。が、県総体で色々なアクシデントがありヨンパに集中するどころか個人のレースさえ満足走り切れるかどうかという感じでした。本当は走る予定がなかった4継に急遽出場することになる。400mHの予選を走った後にリレーを走って全身が痙攣する。それでも走り切ってくれたおかげでIHへの道が切り開けました。普通に走っていたr間違いなく大幅自己ベストで県総体は優勝していたと思います。一緒にハードルでIHへ。その思いがあるので申し訳ないなといいう部分が大きくあります。
また、Miさん。100mHでのIH入賞を目指せる感じがありました。それなのにいろいろなことがあって最大限の力を発揮させてあげられませんでした。13秒台を出せるほどになったのは「本人の資質」の部分です。もっともっと磨くことはできた。救われたのはMiさんが個人で話をするときに「補強の大切さ」について話してくれたこと。あとで個別に話したときに「ハードル楽しかった」といってくれたこと。以前から話をしてくれていましたが私が異動になっていなかったら「ハードルは辞めていた」といってくれていました。私が赴任したから「ハードルもやろう」と思ってくれたと。救われます。14秒8から13秒9まで伸びたのは間違いなく本人の資質だと思います。扱いにくさは天下一品だったと思いますが(笑)。これも「縁」だと思います。13秒台で走れるハードル選手の指導に関われたこと。本当に感謝しています。
最後に「動画」を流しました。これも「作品の質」としてどうなのか分かりません。もっと変種する能力やデザインセンスがあれば違った形になっていたかもしれません。それでも「3年生に向けて」の内容を作成しました。一番大変だったのはそれぞれのレースを見ながら「ベストレース」を選んでくださったkbt先生だと思います。私はそれを繋げながら簡単にアレンジしていっただけですから。「kbt先生の想い」をどのように表現するかを考えながら。批評はどうなのかは聞いていません。何かしら本人たちの心に残ってくれたらと思います。
もっともっとできることがあったのかなとは思います。申し訳ない気持ちです。花をいただきました。ありがたいことです。
後悔のないようにしたいなとは思います。その時その時にできることをしたい。Miさんからは手紙をもらいました。「先生のことはずっと忘れません。多分((笑))」と最後に書かれていました。忘れられるかもしれないですね(笑)。
上手く表現できませんが。記録だけはしておきます。卒業おめでとうございます。
3月1日。県内の公立高校では卒業式が行われます。毎年3月1日と決まっています。いつもはFacebookに3月1日のことをアップしているので「思い出」みたいな感じで毎年の「3月1日」のことが示されます。色々なことがありますがやはり思い入れがある部分があります。一期一会。出会うべきして出会えたのかもしれないと思うとこの日は1年間の中で大きな意味を持ちます。
が、今回は大きなプレッシャーがありました。「ライブ配信をする」という大きな部分があったからです。これまでやったことがない部分に対して「チャレンジする」のです。検証が不足している中でどう対応するか。ほとんど眠れませんでした。他のことならどうにでもなりますが、「卒業証書授与式」というのは1年間で1番大切な行事だと思っています。私がオンライン配信ができなくても「卒業証書授与式」自体は進みますが、それを楽しみにされていいる卒業生の保護者や身内の方は残念な気持ちになる。ここに関してもやはり責任が生じます。「公開しない」という選択があればそれで問題はないのですが、そんなことはできませんから。
事前に「配信予約」をしておいて関係者に「URL」を送っていました。この日は業者の方に来ていただいて「万全の準備」の中でやっていました。YouTubeでのLIVE配信に関しては事前に「URL」がわからなければ見ることができません。「公開」の形でやっておけば関係なのでしょうが、「限定公開」にしていますからアクセスできる人が限られている。「見てもらいたい」人に見てもらうためには「予約配信」の形しかありません。
9時公開にしておいて10時前から授与式が配信できればいいなと思っていました。「公開する」という一歩手前で待っておいて9時になったと同時に配信ボタンを押す。9時20分から事前に作成していた「スライドショー」を流そうと思っていました。9時になって「公開」のボタンを押す。
が、前日の「予約配信」と同じような画面が出て配信ができません。一緒にいた業者の方も驚いていました。これは「予約配信」に関する設定が上手くできていなかったからのようでした。前日に「太鼓のようなものが表示されている」というのを伝えていたのですが、実際に見て初めて分かる。「ストリーミング」と「webカメラ」の設定が違ったようです。いや、それはなかなかわからない。が、こうなるともうどうにもできないようです。関係各位に送付している「URL」ではきちんとした公開ができないようですた。
もうパニックです。9時にうまくいかないとこれから先どうしたらいいのか分かりません。人生自体が「詰んだ」と思う部分さえありました。本来業務ではないとはいえ、「配信します」と宣言している中でそれができないというのが学校自体の信頼も失います。サービスを提供するというのは「納得できる提供がなければサンドバックになる」といリスクと背中合わせです。それでも「配信しよう」ということになっているので責任は私にあります。「謝ります」という話ではない。それだけの責任があります。
とにかく「YouTubeLIVE」で配信状況を作る。いったん切断して新しいLIVEにすると配信ができる状況になりました。が、このままでは誰にも見てもらえないのです。「限定公開」というのは「プライバシー保護」の観点から重要なのですが、検索しても引っ掛かりません。きちんと「URL」がわからないと対応できないのです。慌てて体育館から職員室まで全力ダッシュ。「一斉メール」を送信する担当の先生にお願いして「URLの変更」に関して保護者と教職員に伝えてもらうことに。簡単に伝わるとは思いません。「見れるであろう」と思っているURLにアクセスしているにに何も変化のない画面が表示されている。「メール」で変更がされているというのはすぐには気づきません。送ってもらったのはよいのですが「新しいURL」を他の人に知ってもらわなければいけません。アクセスできないからです。
体育館にはすでに保護者の方が来校されていました。めちゃくちゃ恥ずかしい行為ですが5分おきにマイクを利用させてもらって「現在、卒業式の様子をLIVE配信しています。急遽URLの変更をすることになりました。メールにて送付させていただいています。そちらのURLにてご覧ください。身内の方がLIVEで観覧される場合は新しいURLでしかアクセスできません。申し訳ありませんが新しいURLを送付していただいて閲覧をお願いします。」というのを伝えさせてもらいました。準備不足といわれたらそれまでです。9時20分からはスライドショーの配信も行っていました。その部分も含めて誠心誠意伝えていきたいなと思って。
時間だけは過ぎていきます。9時50分前にスライドショーが終わってそのまま卒業生の来場。ここからはとにかく「見てもらう人に雰囲気を伝えたい」というのがありました。他の先生方の協力でビデオカメラで撮影してもらってそれを「スイッチャー」で切り替えながら配信していきます。タイムラグがありますがそれでも「生徒の様子」が伝わるように。
あっという間の時間でした。どのような式だったのか正直、分かりません。「卒業生を送り出す」というのがメインですが「配信をする」というのがメイン業務のようになっていたのでそれだけは外せません。本来業務としては「卒業生を送り出す」というのが必要なのですが「見てもらう」ことを考えると感傷的な部分が少なくなりました。それを否定されたらそれまでだと思いますが。
無事かどうかわかりませんが1時間くらいの卒業証書授与式の様子を配信できました。見逃した方が見れるように、担任の先生方がきちんと見れるように「アーカイブ」といわれる「動画配信の記録」を編集して実際に動画配信した画像の必要な部分だけを残して後からでも閲覧できるようにしました。同時にスライドショーに関しても見れるように。
別に認められたいとは思いません。卒業式の主役は「卒業生」です。そこまでにどのような準備をしたとしてもそこを評価されようは全く思いません。しかし、「上手く配信できない」というのだけは許されることではない。メリットはなくリスクだけしかない状況でも「やる」と決めたからにはやるしかないのです。
かなりのストレスでした(笑)。多分分かってもらえないとは思いますが。リスクしかない状況の中で「卒業生を送り出す」という部分を背負うというのはなかなかです。かなりの後悔があります。最終的に配信ができたとはいえ「ストレス」を感じられる方も多かったのではないかなと思います。申し訳ない気持ちしかありません。きちんと卒業生を送り出せたのか。分かりません。
やれることはやったかなとは思いますが。心身ともに疲弊したのだけは確かです。なんとか配信できてよかったなとは思います。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
近況を。少し元気になってきました
月曜日。この日は卒業式前日。表彰式や予行練習が実施されます。何度も書いていますが今回は卒業式を動画配信するということになっていました。元々、それが得意で興味関心があって・・・というわけではなく。ある程度の感覚でやっている部分もありました。それでも「やるしかない」という状況だったので。頼る人もいないので先日から業者の方と一緒にあれこれやらせてもらっていました。セッティングは何となくできるかなという感じです。あとは機器の使い方。ビデオカメラも利用するので他の人の協力してもらわなければできません。小さな実験的な部分があります。
表彰式の時にある程度の使い方を教えてもらってあとは自分たちでやってみるということに。スイッチャーといわれる機器があってそれを利用しながらPC画面やビデオカメラを切り替えていきます。テレビ局とまではいきませんが簡易版です。音楽をコントロールするミキサーといわれる機械とスイッチャーを繋ぐ。さらにHDMI端子を使ってビデオとスイッチャーを繋ぐ。何の話??と思われるかもしません。まさに(笑)。ハードはそれほど得意ではないのですがこういう状況ですからやるしかない。失敗が許されない状況なのはわかっています。何度か実験をしないといけません。
予行練習の際に教室に入ってもらってYouTubeにきちんとつながるかを確認するということにしていました。一人ではできません。事前に予約配信の形にしてURLを連絡しておきます。このURLにアクセスしてもらってライブを見るという感じです。この手のことが得意な人もいると思います。一般の人でYouTubeライブなどをしている人からすれば「楽勝」といわれるかもしれません。が、我々はこれがメイン業務ではないので。多忙化云々いわれますが、実際はこの手のことで忙殺されています。コロナや情報機器が新しくなるにつれてこれまでの業務形態とは違ってきます。ZOOMでオンライン会議などではなく「YouTube」で配信というのは普段の生活ではできませんから。
13時から配信となっていました。一応不安なので12時からLIVE開始としていましたが、上手く開始できません。焦りまくり。誰に聞くこともできない中でやるのですから自分で対応するしかない。もう悲惨(笑)。若干パニック気味になりましたがそれでもできません。業者さんに電話をして聞きましたが電話ではわからず。「太鼓みたいなものが出てるんです」という漠然とした情報ではやはり分かりませんよね。
結局、予約配信をしていた部分ができないのでその場で新しく「LIVE」を開設。新しいURLでやることにしました。これなら何とかうまくできます。が、単独の話ではないのでメールで新しいURLを伝えてから見てもらう。他の人は事前に伝えたURLで見れると思っているので、走っていって「メール見てください」と伝える(笑)。めちゃくちゃアナログです。上手くるながったのであとは電話で「音声」の部分なども確認をしていきました。
一度開設できて配信ができればそれほど難しくない。それだけは確かです。この時に「根本的な問題点」に気づいておけばよかったのですが。「上手く配信出来た」ということで安心していました。これが翌日の卒業式本番に影響するとはこの時は気づきませんでした。これはまた別に書きますが「人生が詰む」という感じにまで追い詰められることになるのですが・・・。
一応、「配信ができる」と自信を得たので担当の方にお願いして3年生保護者に「ライブ配信」のためのURLをメールで伝えてもらうことに。各家庭1名が卒業式に参加できるということなので他にも見たいというのができません。それに対する対応です。本当は「教室にいる1年生に向けて」の配信予定でしたが、どうせやるなら「お客様満足度」を高めるほうがいいだろうなと。「やればいい」というのではなく「満足してもらう」というのは重要です。もちろん、万人が満足することはありません。それでも「卒業式を見たかった」という部分に対する「サービスの提供」はしたい。「配信をする」のであれば最大限にできることはやるべきだと考えるからです。まー自分で自分を追いつめている感じもありましたが。
更には「動画作成」も。卒業式が終わったから公表しますが「卒部式」のための動画を作成していました。kbt先生からの依頼を受けてそのイメージに合ったものを作成する。これも「業務」ではありません。が、一緒にやっているkbt先生が「想い」を伝えるために動画を作りたいというのであれば何においてもやるのが私の役割だと思っています。私は数か月しか3年生と一緒にできてい部分もあります。人見知りなので3年生と仲良くできたかどうかも分かりません。kbt先生の想いは3年分です。それに応えたいな。
作成するためには「素材」が必要。kbt先生が選手それぞれの「シーズンベスト」の動画をビデオやタブレットから見つけてくれてそれをもらってから編集するという流れです。が、画像が不足しています。動画を繋ぐだけでは足りないかなというのもあったのであらゆる手段を使って他の動画や写真を。特に「個人の写真」に関してはほとんどありません。選手に連絡を取って「持っている写真を提供してほしい」と頼みました。「動画編集をする」とは伝えていませんでしたが(笑)。
挙句の果てには動画が足りないということで3年生の高跳び選手に「練習で跳んでいる動画が欲しい」とかまで直接頼むというひどい話に(笑)。もうバレバレなのではないかというのもありましたが「背に腹は代えられない」という感じです。それでも不足する写真があったのでかなり前から別のルートで頼んでいましたが全くダメ。諦めかけていたのですが、練習中の会話の中で「全然もらえないじゃん」と伝えたら他の選手が念押しをしてくれて2月28日の19時過ぎに写真が手に入る(笑)。いやいや、今から作業しますか!?それも明日までのを。
少し変えるだけでも音楽の調整なども出てきます。写真を1つ入れると画像がずれるのでその調整をする必要がある。もう大変。あまりにもバタバタなので隙を見て「メディアクリエーター」の仕事の給料まで調べました(笑)。ある程度の金額が発生します。これを強行日程で作る。「クライアント」からの要望に応えるのは必要ですが、実際は2週間くらい前に写真のことはお願いしたんだけどなー。まー「クライアント」ではなく「写真欲しい」と頼んだだけの人からの「素材提供」ですから「強制力はない」のですが(笑)。
そんな感じで28日を終えました。「明日上手くいくのか」という大きな不安を抱えながら。浅い眠りにつきましたとさ。続きは次の記事で(笑)。魂が削られるくらいのダメージを受けることになります(笑)
また書きます。
いやはや。時間だけが過ぎています。更新頻度が激落ちくんです。それに伴い昨日のアクセス数は170くらいになっていました(笑)。もはや、「毎日更新」どころか「え?書いていたの?」くらいの勢いになっています。練習のことについて触れる余裕もなくという感じでしょうか。
考査期間に入っているので練習時間自体が1時間程度になっています。先週は木曜日に出張だったこともあり「練習」という練習に参加できていない部分もある。放課後の1時間となるので、タイミング悪く「ライブ配信」のための業者さんとの打ち合わせもありました。未知の世界ですから自分たちだけでなんとかするというのが難しい。「配信」自体は「他者」がいてはじめて成立することなので一人で練習というわけにもいきません。全く分からないことに対して勉強するといっても「一人でやる限界」というのもありました。
金曜日は練習の時に業者さんとの打ち合わせがあり少しだけ走るのを見ただけ。土曜日、この日は舎監でした。土曜日の舎監というのはなかなかなのです。翌日に練習がないので「帰るだけ」です。練習があればグランドで練習を見てから帰宅することもできますが。この土日はkd先生が「怪我人の治療をする」と申し出ておられました。このタイミングで私も手伝おうと。本当はこの日に北九州の整形外科に行く予定でしたが先週行っているので多少なりと対応が早くなります。
寮生が練習をするというのでその時間に合わせて山口へ。練習を見ながら治療を。ポイントがどこかをkd先生に確認しながら気功をしていきました。なかなか手ごわい痛みです。2時間近くは対応したと思います。数人が走っていました。担当している選手もやっと走れるようになってきました。もちろん、MAXとまではいきませんがスパイクを履いて走れるという感じまで来ています。油断はできません。間に合うのかどうかという状況ではありますが。バックストレートで走っている姿を見るとそれなりに進むようになっている部分もあります。補強が不足しているのは間違いないので最後にウエイト代替種目を一部分。やはりそれなりに力が上がっています。基礎筋力を上げるためにやってきた部分もあります。走っていないのでどうなるのかというのが大きいですが。
本当は17時くらいに寮に入ることになるのですが、この日は早めに。当番の先生と交代することに。もっと早くいく予定で考えていたのですが、気分転換にラーメンでも食べようと思っていたら時間が過ぎていました(笑)。
つけ麺ですが(笑)。忘れられているかもしれませんが「ラーメン部」として活動しています。地味に食べています。時間がないときには昼ご飯さえ食べられない感じがありましたが、この日はしっかりと。バランスとしては非常に悪いと思いますが、つけ麺を「山盛り」で頼んでお腹いっぱいになるという(笑)。
食事をしてから寮に行って交替。そこからは「卒業式」の前にライブ配信するために「スライドショー」を作成する。30分程度の内容にしようと思っていました。別に「作って欲しい」といわれているわけではないのですが。9時にライブ配信を開始して10時までの時間をどのように過ごすか。学校行事などが相次いで縮小される中での卒業式なので少しくらいは楽しめるものをというのもありました。
膨大な写真の中からどれを使うかを考える。といっても「マスク」をしている写真が大半なのでできるだけマスクを着用していない活動のなかから複数名が映っているものを選びながら。2年時の修学旅行は300枚くらいある写真の中から「プレビュー」で判断して次から次へと削除していく(笑)。一つ一つ吟味して選んでいくという時間はありません。もっというと3年生は授業と部活以外のかかわりが皆無なので誰が誰かさえ分かりません。「大きさ」と「表情」で選んでいく感じにしました。それだけでもかなりの時間を要します。
部活動のスライドショーも作ろうと思ってすべての部活の写真を精査しました。ここに関しては「しっかり写真を撮る」というのも考えてもらいたいなと思いました。普通の人が撮るのではないですから。詳しくは書きませんが「驚くべき」感じでした。運動部の写真に躍動感が皆無というのはなかなかです(笑)。寮の業務の合間にトータルで5時間くらいやったでしょうか。
が、部活動の写真を入れるとスライドショーが60分くらいになってしまうことに気づく(笑)。もっと早く気づけよという感じではありましたが。結局部活動の部分は割愛。もう掲載さえするのをやめました。今こうやって書いていて思ったのですが、別にライブ配信の前に流さなくても記念なので「YouTube」にのせておけばよかったなと。すでにPCの容量を食っているので終わった部分は削除しています(笑)。後悔先に立たず。
で、日曜日も朝からグランドで治療。8時半くらいから11時くらいまでやったでしょうか。勉強をしながらの治療となりました。kd先生もいらっしゃっていたので一緒に。とにかく「時間」が必要になります。かなりの労力をかけることになりますが、「何が何でも走る」という気持ちがあれば時間は有効に使えます。我々が治療にあたっていくことで多少なりと改善ができるのであれば有効に使うべきです。kd先生はかなりの治療ができます。私もそれを見ながらポイントを抑えていくことで選手の改善に貢献できます。
午後からは若干力尽きて寝ていました。そこから必要な部分を作成して準備。全く「お金」にはならないのですが、せっかくの卒業式です。こちらもできるだけのことをしたいなと思っています。また書きます。ちなみに今は卒業式が終わってから気持ちに余裕がある中で書いています(笑)。