あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

カリン・クサマ監督の「イーオン・フラックス」をみて

2014-03-26 08:16:54 | Weblog


闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.634


悪性のウイルスによって絶滅寸前に陥った人類を救済しようとするグッドチャイルド兄弟とその兄の元妻であったヒロインを巡る愛と争闘のSF物語です。

物語なんてどうでも良く、日系のカリン・クサマ監督の指示による奇妙なジャパネスク・インテリアが気色悪いが、ともかくヒロインのイーオン・フレックス役のシャリーズ・セロンのルックスと姿態にほれぼれする一本。

この節のSF映画はハイテク・デジタル技術が進化して物凄いことになっているが、終わりそうで終わらないこの映画のエンドタイトルの果てしなき長さを眺めていると、結局デジタル・エフェクトのみなもとは膨大なアナログ人間労働であることがよく分かる。



なにゆえに貴女なる言葉が死語となった貴い女性がいなくなったから 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする