あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督の「ヒトラー最期の12日間」をみて

2016-10-20 11:07:40 | Weblog


闇にまぎれて cyojin cine-archives vol.1093


ヒトラーの個人秘書の証言を基にしている脚本らしく、かなり真に迫って来るドキュメンタリータッチの映画である。
なんといっても狂気の独裁者ヒトラーに扮したブルーノ・ガンツの演技、そして愛児6人を毒殺したあとで自殺するゲッペルス夫妻の生きざまが凄まじい。
秘書役はアレクサンドラ・マリア・ララが演じているがむしろ美貌の彼女がエヴァ・ブラウンを演じるべきであった。

   我にのみコバルト色の羽根見せて木下闇に飛び去る翡翠 蝶人

コメント
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