あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

黒澤明監督の「椿三十郎」をみて

2017-09-25 10:05:11 | Weblog


闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1247



この映画の特色は、モノクロ映画にもかかわらず白椿が燦然と輝くように見える不可思議と、最後の三船と仲代の超近距離での一瞬で終わる決闘だろう。

目にもとまらぬ太刀さばきで、ものすごい血しぶきが噴き上げる光景の恐ろしさと美しさ! これぞ娯楽映画の極である。

三船もさることながら、敵役に回った時の仲代の凄さと素晴らしさは、彼が善人役を演じる時の比ではない。


  「ロケットマン」と「ならず者」の決闘は地球の外でやっとくれ 蝶人
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