あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

蝶人師走色々映画劇場その5 

2019-12-24 14:55:19 | Weblog


闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.2085~88


1)是枝裕和監督の「幻の光」
是枝裕和監督のデビュー作。突然夫に死なれた女性のとまどいを江角マキコが好演。しかし中堀正夫のキャメラはその必要も無いのにピンを甘くし、北村道子の衣装はその必要も無いのに都会的にすぎる。

2)是枝裕和監督の「そして父になる」
産院での赤子取り違えの悲劇を描いてリアル。2組の家族の貧富や生き方の違いが鮮やかに浮き上がってくる。福山雅治は下手糞な歌なんかやめて俳優専門になったらどうか。

3)是枝裕和監督の「海よりもまだ深く」
売れない作家を演じる阿部寛のキャラクターが面白いが、これから彼および元妻の真木よう子はどうなっていくんでしょうね?
題名は「海よりもまだ深く」ではなく「「海よりもなお深く」ではなかろうか。

4)是枝裕和監督の「歩いても歩いても」
2008年の是枝原作、脚本、監督の作品。いしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」とキチョウの逸話で1本の(映画をつくってしまう蛮勇には驚いた。ゴンチチの音楽がいい。


 30年務めし気象庁を辞めてテレビ局のお天気キャスターになりし61歳 蝶人

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