闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.2093~95
1)アンドリュー・ヘイ監督の「さざなみ」
結婚45年を迎えた夫婦の心中のさざ波を事細かに描くがちと辛気臭い。しかしシャーロット・ランプリングも歳を取ったなあ。原題は45年間ずら。
2)ブライアン・デ・パルマ監督の「スカーフェイス」
キューバからマイアミに追放された反カストロ派のアル・パチーノが裏社会の顔役に成り上がるが、あえなく自滅していく鳴り物入りの哀れな物語。この頃のミシェル・ファイファーは色つぽい。
3)ルカ・ルチーニ監督の「ミラノスカラ座~魅惑の神殿」
よい指揮者に恵まれ全力を振り絞った時のスカラ座のオケは世界最高ずら。加えてなんとコーラスが凄い。そんな世界の至宝のこれまでを振り返る。
万歳を48唱したならばさすがの右翼も疲れただろう 蝶人