照る日曇る日第1480回
父親に似たのか果ても無い上昇志向に取りつかれ、恥も外聞もなく嘘を撒き散らし、思想も信条も定見も教養もなく、おのれの立身出世に役立ちそうな人々、とりわけ権力金力政治力のある男性を本能的に取り込み、おのが欲望を満たすために徹底的に利用し尽くし、もはや役立たないと見透かすや、躊躇なく切って捨てる、血も涙も無い、まるで男のような女?、それが小池百合子。というのが本書を読んでの「女帝」の正体というところ。かな。
彼女が現在のような「虚」大な存在に成り上がるきっかけが、「カイロ大学を首席で卒業」という「神話」であるが、本書を読む限り、それはまったくのでっちあげという他は無い。
もしそうなら、誰だって著者や版元を訴えるだろうが、それを今に至るもしない、できない、ということは、この「女帝」は、経歴詐欺で公職選挙法違反に問われてしかるべき犯罪者なのだろう。そんな狸女が東京都の頂上で威張り腐っているのである。
幸か不幸か、またしてもコロナと五輪で息を吹き返した「女帝」が、これまでの政治的離合集散、「緑の党」スキャンダルや築地の清州移転問題で、どのように出鱈目な対応をしたきたのか、都民をはじめ多くの愚かな民草は、もうすっかり忘れているようだ。
「要するに見ないようにしているわけね」「コロナの前で目を瞑るスガ」 蝶人