ある晴れた日に 第634回
君たちの群れてるとこへは行かないからおらっちのとこへも来ないでね
最後まで私権を国権に対置せんコロナの時も徴兵の時も
コロナ菌うようよ蠢く都から旅に出よと薦める政府
テレビの中の誰かに向かってウンウンと頷いているウチの奥さん
隣家よりの爆音ジャズに対抗しフルヴェン「第9」を轟音で放つ
「コウ君が3時を過ぎても帰らない」「どこかでナ二かが起きたのかしら」
国民はみんなマスクをしていても新型コロナの暴威は止まらぬ
金持ちは豪邸に住み貧民はボロ家に住む昔よりも今
露助とかチャンコロとほざいていた連中がいま嫌韓をいう
人生の半分位を捧げたる会社の破産を雑報で知る
人生の半分くらいを捧げたる会社の破産を雑報で知る
7億円の宝籤は外れたが自閉症児てふ宝物には大当たり
銀髪のリズ・テーラーに変身し美容院から帰還せし妻
気がつけば我が屋の家電は中国製品「政経分離」でやっていくなり
愛も恋も熱き対話も生まれまい濃厚接触三密なければ
ああやはり膝が痛んでつらいのか車での送迎を喜ぶコウ君
おらっちが大切にしていたリンドウをちょん切りやがって阿呆馬鹿ウスイ
第三波来襲前に強盗を中止せざるは誰の責任
国民のために働くガースーが強盗旅行を止めたんだってさ
支持率の転落に怯えるガースーが強盗旅行を泣く泣く止める
コウ君がどんどん買い込むトイレットペーパー無くなることを死ぬほど恐れて
コレラ禍のさらなる猛威を知らずして幸いなるかな疾く逝きしひと
心にも暗黒物質があることを証して逝きぬ岡井隆
巨いなる岡井隆てふ星逝けば世と歌の闇ひとしお深し
118回の嘘をなきものにするために119、120回目の嘘をつく男
やすやすと私権の旗を降ろすなよコロナ征伐に国権拡大
「おや喉がイガイガしてきて咳が出る」「新型コロナに感染したかも」
人世は不急不要のものなればコロナなんてどうてことない
「イージスを新たに2隻買うそうだ」「それって平和に役立つのかしら」
新型のコロナで世界に迷惑をかけたと思っているのか中国
人の良い外国人のような笑い呉れたり煉瓦職人
カッシーナ、異次元ブレトシュナイダー、コールマンみな成功させて内村航平
山縣の縣をば県と書いていた許してくれよ山縣哲君 蝶人