あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル文・ヘンリー・コール絵・尾辻かな子、前田和男訳「タンタンタンゴはパパふたり」を読んで

2021-01-25 11:29:10 | Weblog

照る日曇る日第1532回

NYのセントラルパークにある動物園であった、本当のお話です。

何年か一緒に暮らしていたアゴヒモペンギンのロイとシロはお互いを意識するようになり、1998年にオス同士で同棲するようになります。

他のカップルに赤ちゃんが誕生するさまを見ていた彼らは、小石を集めて温めましたが、もちろんベビーは生まれません。

それを見ていた飼育員のロブさんは、2000年に別のカップルが生んだ余った卵を小石の上に乗せてやると、ロイとシロはかわるがわる一生懸命に温め、ついにメスのタンゴちゃんが生まれましたあ!

セントラルパーク動物園には42羽の、そして世界には1000万羽以上のアゴヒゲペンギンがいますが、2人のパパを持つのは彼らだけ。今日も大勢のお客さんがつめかけているそうです。

     埼玉の突貫小僧大栄翔平幕ながら初優勝す 蝶人
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