照る日曇る日第1532回
NYのセントラルパークにある動物園であった、本当のお話です。
何年か一緒に暮らしていたアゴヒモペンギンのロイとシロはお互いを意識するようになり、1998年にオス同士で同棲するようになります。
他のカップルに赤ちゃんが誕生するさまを見ていた彼らは、小石を集めて温めましたが、もちろんベビーは生まれません。
それを見ていた飼育員のロブさんは、2000年に別のカップルが生んだ余った卵を小石の上に乗せてやると、ロイとシロはかわるがわる一生懸命に温め、ついにメスのタンゴちゃんが生まれましたあ!
セントラルパーク動物園には42羽の、そして世界には1000万羽以上のアゴヒゲペンギンがいますが、2人のパパを持つのは彼らだけ。今日も大勢のお客さんがつめかけているそうです。
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