照る日曇る日 第1905回
詩人にして哲学者であり、かつて自分が子どもであったことを忘れない大人のひとりである作者が書き下ろした、宇宙的なスケールをもった、気宇壮大な「21世紀版創世記」である。
かつて平和の惑星であった地球のエンジェルであったアーダとハンヌが、失意と絶望の中から、再び立ち上がり、悪と汚辱に汚れきった我らの地球を、純なる至誠の祈りで救い出す!という、愛と奇跡の物語は、かつて自分が子どもであったことを忘れない大人の、久々の感動を呼ぶだろう。
ジョルダンの息子のフィリップが振る「フィガロ」金切り声で喚くなスザンナ 蝶人