闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3287~91
1)キング・ヴィダー監督の「ルビー」
ジェニファー・ジョーンズとチャールトン・ヘストンの魅力全開の1954年の人情劇。人権、まして女権などへ弊履の如く顧みられなかったアメリカ南部を舞台に、それでも自立を目指した女性の悲劇をつぶさに描く。
2)クリス・スワントン監督の「変身」
カフカの原作の2012年の映像化。家族に忌み嫌われ、見捨てられ、絶望しながら死んでいくグレゴ-ルは障碍者の象徴のようにも思える。
3)イリーヤ・ナイシェラー監督の「Ⅿr.ノーバディ」
外見は冴えない普通のオツッサン(ボブ・オデンカーク)が獅子奮迅の大活躍をみせる2021年製作のストレス解消のゲバルトア映画ずら。
4)ロバート・スティーヴンソン監督の「裏街」
男と女のすれ違いと腐れ縁が、シャルル・ボワイエとマーガレット・サラヴァンを遠い、遠い所にまで連れて行く1940年の深刻浮気映画。
5)ジョージ・マーシャル監督の「青い戦慄」
レイモンド・チャンドラー脚本の1945年のサスペンス映画だが、この人の脚本は、例によって頭の中でこねくり回した一知半解物なので、さっぱり面白くない。
マクガフが抜け村上が超絶不調のヤクルト今季は絶対勝てへんやろう 蝶人