闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3292~96
1)ジャン・ベッケル監督の「再会の夏」
第1次大戦で敵と和解しようとして失敗した仏蘭西兵とその愛犬が織りなす2019年の戦争悲劇映画。
2)ローランド・エメリッヒ監督の「ホワイトハウス・ダウン」
議会議長の陰謀で大統領が襲われホワイトハウスが炎上するが、主人公と娘の大活躍で目出度しめでたしとなる2013年の大捕り物映画ずら。
3)マイケル・クリストファー監督の「ナイト・ウオッチャー」
殺人事件に巻き込まれたホテルの夜勤を仕事に持つ高機能の自閉症者が主人公であるが、良く分からない結末。症者はそれぞれ症状が異なるので一般化は難しい。2020年の製作なり。
4)W.S.ヴァン・ダイク監督の「男の世界」
クラーク・ゲーブルとウィリアム・パウエルの幼馴染が、長じてギャングと知事になり、善悪の彼岸で相まみえるという1934年のライヴァル物語。2人を愛するヒロインはマーナ・ロイなり。
5)モフセン・マフマルバフ監督の「独裁者と小さな孫」
2014年ジュージア制作の政治悲喜劇ものがたり。一夜にして民衆の蜂起で専制君主の地位を追われた老大統領とその孫の道行を丁寧に追うが、やいプーチン、お前もよく見ておけよ。
待ち待ちて遂に一声ホトトギス「てっぺん欠けたか?」「もちろん欠けたさ」 蝶人