あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

風木一人作・市原淳絵「わーらった」を読んで

2024-12-15 09:36:06 | Weblog

 

照る日曇る日 第2140回

 

なかなかの才人の手になる2009年の作品である。

 

「ないてたおくつが」「わーらった」というように左ページに泣いてるなにか、が登場し、右ページでは、それが笑っている、という単純明快な対比だけで一気通貫させてしまう絵本なり。

 

シンプルながら含蓄のある楽しい絵本は、ほんのちょっとした思い付きから生まれるのだが、それがなかなか思いつけないことを我々はよく知っているのである。

 

あの、あの、あの あの、あの、あの、の連発で、あの、あの、あのしか覚えていない人 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする