西暦2024年師走蝶人映画劇場その5
闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3867~71
1)エドワード・ドミトリク監督の「ブロンドの殺人者」
ディック・パウエルが主演するレイモンド・チャンドラー原作の「さらば愛しき女よ」の1943年の映画化だがつまらない。
2)ジョセフ・L・マンキーウィッツ監督の「記憶の代償」
記憶を喪失した元兵士が、自分の正体を探して記憶の迷宮を彷徨う1946年のフィルムノワール。
3)ダヴィッド・オールホッフェン監督の「涙するまで、生きる」
人里離れた学校でアルジェリア人の子どもたちにフランス語で教えるヴィゴ・モーテッセンとアルジェリア青年レダ・カテブの2015年の友愛の物語。
4)レナート・カステラーニ監督の「愛と憎しみの銃弾」
1人の美しい女性フォスコ・ジャケッティを巡る2人の男の愛を見事に描いた1942年のプーシキン原作の世話物。
5)ハワード・ホークス監督の「ヒズ・ガール・フライデー」
ケーリー・グラント、ロザリンド・ラッセル主演の1940年のスクリューボールコメデイだが悪ふざけが過ぎてちっとも面白くないずら。
半分は読まないままの朝刊が捨てられ燃やされ灰となるまで 蝶人