あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

角田光代著「あなたを待ついくつもの部屋」を読んで

2024-12-16 09:29:55 | Weblog

 

照る日曇る日 第2141回

 

最新刊だというので勢い込んでページを開いたら、なんとまあ帝国ホテルのPR誌の連載をまとめて無理やり1冊の書籍にしたものだった。

 

PR誌を貶めるつもりはないけれど、それはギャラはうんと高くとも作家の生活費の足しにするために書くのだし、なまじ特定のスポンサーが厳然と存在しているためにホテル周辺から話柄が逸らされないし、なにかと不自由な「お題」になってしまわざるを得ない。

 

そんな苦しい制約の中でも、さすがに冒頭と掉尾の挿話だけはうんとこさ力が籠っていたように思われる奇妙なアンソロジーだった。

 

広告を出したい人と消したい人その両方からふんだくる奴 蝶人

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風木一人作・市原淳絵「わーらった」を読んで

2024-12-15 09:36:06 | Weblog

 

照る日曇る日 第2140回

 

なかなかの才人の手になる2009年の作品である。

 

「ないてたおくつが」「わーらった」というように左ページに泣いてるなにか、が登場し、右ページでは、それが笑っている、という単純明快な対比だけで一気通貫させてしまう絵本なり。

 

シンプルながら含蓄のある楽しい絵本は、ほんのちょっとした思い付きから生まれるのだが、それがなかなか思いつけないことを我々はよく知っているのである。

 

あの、あの、あの あの、あの、あの、の連発で、あの、あの、あのしか覚えていない人 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西暦2024年師走蝶人映画劇場その3

2024-12-14 08:28:40 | Weblog



闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3862~66

  

1)デルマー・デイビィス監督の「カウボーイ」

ホテルマンだったジャック・レモンがグレンフォード親分の同僚ガンマンとして成長していく1958年の西部劇で、ダルトン・トランボも脚本を書いている。

 

2)タイカ・ワイティティ監督の「ジョジョ・ラビット」

ナチにいかれた少年とその母が匿ったユダヤ人の少女との2019年の愛の物語。

 

3)レオニード・モギー監督の「明日では遅すぎる」

頑迷な大人と闊達な子どもたちの対立。デ・シーカ、ピア・アンジェリが出る1950年の青春教育映画。

 

4)バリー・ソネンフェルド監督の「ゲット・ショーティ」

トラボルタ、ジーン・ハックマンなどが出る1995年のドタバタギャング映画。

 

5)ジョン・ムーア監督の「ダイ・ハード/ ラスト・デイ」

ブルース・ウイルス親子がロシアで大活躍する2013年のシリーズ第5作。

 

   13日の金曜日には事もなし連日連夜の凶事続出 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薦田 愛詩集「そは、ははそはの」を読んで

2024-12-13 10:11:21 | Weblog

 

照る日曇る日 第2139回

 

題名がなぞなぞのようなので、ちょっと調べてみたら、「ははそ」はドングリの実がなる木の総称である柞の葉っぱで、「ははそはの」は母にかかる枕詞らしい。万葉集の他三好達治の詩集「花筺」にその引用があるというので、岩波文庫を探してみたらありました。

 

いにしへの日はなつかしや/すがの根のながき春日を/野にいでてげんげつませし/ははそはの母もその子も/そこばくの夢を夢みし、で始まり、ははそはのははもそのこも/はるののにあそぶあそびを/ふあたびはせず、で終わる「いにしへの日は」という全部で21行のみやびやかな詩でした。

 

ちょっと驚いたのは、三好達治の最終連である

 

ははそはのははもそのこも

はるののにあそぶあそびを

ふたたびはせず

 

という3行のひらかなが、今回の母子二人の長いようで短い道行きをうたい上げた薦田さんの第4詩集の、すべてを象徴するように印象的なエンディングになっていることでした。

 

それで、この詩集における作者の語り口はというと、本書の題名や詩の凝った表題の付け方にみられる古語、古典文学の広くて深い素養と、平明な現代日本語とが自然に融合したユニークな修辞によってさりげなく彩られ、現代を生きる大人の詩篇として興趣が尽きないものとなっています。

 

巻頭から母子は、鳥羽、河津、新宮、茅野、長崎、犬山、尾道と、全国各地に同行二人の旅に出ます。

 

 女ふたりで「夫婦岩なんてえね、と/鼻をかむ/だって/縁結びを祈る女子旅ではなくて/恋のアルバム作成中のふたりでみなくて/父つまり夫を送って三十年の母との旅だ」(「ふたみ、夕暮れの」より)

 

どうやら母親は高齢であるにも関わらず、桜をカメラに収めるのが趣味で、そのために桜

前線の北上を追って全国の桜名所の寺社や名城に出かけるらしいのですが、母子とも結構

うっかりもので、時間に遅れたり、大事な忘れ物をしたり、旅の失敗談がいくつも出てき

て微苦笑させられます。

 

けれども世間の母子の大方が表向きは仲睦まじくとも、一皮めくればいろいろあるように、詩集の主人公である私とその母との間にも、ある日亀裂が走ります。私と恋人との3人暮らしに軋轢があったのか、母が突然家出して、東京から故郷の四国に戻ってしまったのです。

 

長く暮らした東京をはなれ/戻らないと言っていた土地へ戻ったひと/はは/母という/ばっこばっこ/はは ばっこ/その母/舜動する(「ばっこばっこ、ははは」より) 

 

そしてその道行の掉尾は、子が母に成り代わって事態の全貌を序破急の急で歌い上げる物語第3篇≪参≫のにあり、それが≪壱≫、≪弐≫と続いた人世の一大事の荘厳なコーダとなって、私たち読者の胸をしたたかに打つのです。

 

あな、恥ずかしの身の上かな/おうおう と/聲あぐるはいと易けれど/おしころし押し殺す底ひより/たぎりたちくるもののさうらいて/あの/あの子/あの子の名 を/こゑ に/こゑ に出ださず/聲 にせむ(「ものぐるひ」より)

 

なお、本書のあとがき「後記、そのいきさつの」によれば、「母は郷里の街で、老境を生きている」そうであります。

 

走り去る車の中から「ササキさーーん!」と叫んでた石渡君死す膵臓ガンで 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エーリッヒ・ケストナー著・酒寄進一訳「ケストナーの戦争日記1841-1945」を読んで

2024-12-12 09:08:41 | Weblog

 

照る日曇る日 第2139回

 

すでに岩波文庫から本書の抄訳の「終戦日記一九四五」が同じ訳者で出版されているそうだが、そんなこととは知らないで反ナチの反戦主義の民主主義者の手記かと思って読んでいたら、このひと、けっこう半ナチの愛国民族主義者なので驚いた。

 

トーマス・マンをはじめ、心ある反ナチの文学者や芸術関係者は続々と所謂海外の民主主義国に亡命しているのに、その機会も時間も資金もあったケストナーのような人物が、母国の成り行きを最後まで見届けると称して、結局ずるずると第三帝国の敗戦まで母国と隣国スイスに滞在しつづけた本当の理由は、最後まで分からなかった。

 

はしなくも思い出したのはヒトラーの誕生日だけではなく、戦うドイツ国民のために最後まで奉仕したいと称してヒムラーから逮捕命令が出される45年2月までベートーヴェンやワーグナーを演奏し続けたフルトヴェングラーだが、ケストナーという人物はフルヴェンよりもナチスと習合していたと思われる。

 

その証拠が、本書と「終戦日記一九四五」との食い違いである。ケストナーはこの日記を書き始める理由を「戦時下の日常で起きた重要なことを忘れないために書く」と1941年1月16日に記し、以下第3帝国でのナチの施策や空襲などの日常生活をありのままに書き綴っており、だから読者は、彼が必ずしもコテコテの反ナチではなく、いわば愛国的半ナチという印象を懐いたりするわけだ。

 

ところが1961年に公刊された「終戦日記一九四五」の序文は、「この日記は、将来書く予定の長編小説のために書かれた」と宣言され、みずからを「第三帝国内の反ナチの少数者」という位置づけに巧みにすり替えてしまっている。

 

これがあの「飛ぶ教室」の作家のすることなのかと思うと、そぞろ肌寒いものがあるが、戦乱の世にあって生き延びるためには、イデオロギーなどくそくらえという生活第一、いな生命第一の処世術を、いったい誰が否定できようかとも思うのである。

 

2024年は漢字一語で何になる妻は「暑」なりわれは「空」なり 蝶人

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西暦2024年師走蝶人映画劇場その2

2024-12-11 13:15:23 | Weblog



闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3857~61

 

1)スティーヴン・ソダーバーグ監督の「オーシャンズ11」

クルーニーはじめブラピ、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシアなど有名スター総出演の2011年の犯罪映画。

 

2)アンドレイ・コンチャロフスキー監督の「暴走機関車」

黒澤明の原作を1985年にコンチャロフスキーがジョンボイト主演で映像化したものだが、どうせならピーター・フォンダとピーター・フォークが出る黒澤の演出でみたかったずら。

 

3)ジャック・ベッケル監督の「肉体の冠」

娼婦と大工の恋を描いた実際の事件に基づく1952年の悲劇。若い頃のシモーヌ・シニョレが美しく愛らしい。

 

4)ロベルト・ロッセリーニ監督の「ドイツ零年」

廃墟と化したベルリンで恩師から優性思想を吹き込まれた少年は病弱の父に毒を盛って殺してしまうが、罪の自覚に身を投げてしまう1948年の哀しい噺。

ナチ崩壊後のベルリンに生きる貧しい一家の悲劇を描く1948年の作品。元ナチ教師のいうがままに病弱の父に毒を盛った少年は絶望に駆られて廃墟から身を投げる。

 

5)ジョン・ケント・ハリソン監督の「赤毛のアン」

エラ・バレンタイン、サラ・ボツフォード、マーティン・シーンが出る2016年版のアンです。

 

『資本論』の本文よりも脇道の原注の中にマルクスを知る 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倉本一宏全現代語訳・藤原道長「御堂関白記下」を読んで

2024-12-10 10:22:08 | Weblog

倉本一宏全現代語訳・藤原道長「御堂関白記下」を読んで

 

照る日曇る日 第2138回

 

人の命はまことに果敢ない。望月の欠けたることもないと恥ずかしげもなく自画自賛し、「一家三后」という前人未到空前絶後の栄華栄光を極めつくした藤原道長も、胸と目の病が亢進し、万寿4(1027)年、62歳にしてついに命終した。

 

脚本家の自儘な妄想を毎週展開している公凶放送の大河ドラマにつられて読み始めた本書であったが、あとがきを見ると著者は「御堂関白記」を読んで31年、この1年間というものの朝から晩まで毎日本書を通読しながら現代日本語に翻訳されたということを知って、学者の仕事の空恐ろしさに瞠目した次第である。

 

それで今回は下巻の感想文を認めるのはよして、この「あとがき」の中で印象に残った点をメモしておきたいと思う。

 

まず道長の文章であるが、その直筆を写真で見ても分かる通りじつに雄渾で大胆不敵。他人に見せるためではなく、完全に自分自身の覚えとしてその日その日の感興に任せて書きているから、ある意味では個性豊かな書き殴りにも見えるが、倉本氏は「本気で綺麗に書こうと思えば書けた」と証言されている。

 

あくまでも自分自身のために書いているから、自分に都合の悪いこと、書きたくないこと、例えば三条帝との不快な交渉事なんかは沈黙を守っている。それはそうだろう。

また道長は「作文(さくもん)好き」だったが、それは自分流に漢文、漢詩を弁妙しているうちに、だんだん上達してきたのではないか。

 

雨に対する記述がやたら多いが、それは民草の豊作を願っているからではなく、自分の体調が悪くなるので気にしているからのようだ。それから最晩年は毎日やたら写経をしているが、どうやら道長は本気で神仏を信心していたようだ。

 

とか、とか。

 

「ラズモフスキー第3番」の高揚を追体験する生きるよろこび 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新井洋行作絵「みず ちゃぽん」を読んで

2024-12-09 08:39:56 | Weblog

新井洋行作絵「みず ちゃぽん」を読んで

 

照る日曇る日 第2137回

 

「童心社」という版元から2011年に出た絵本で、さまざまな水滴や雨滴、バケツの水などが画面の上から落ちてくるさまを描き、ぴちゃ、ちょろちょろ、どっぼーんなどの形容詞で表現したみずいろの書物なり。

 

雨を主題にした詩では、ジム・ジャームッシュの素晴らしい映画「パターソン」の中で詠まれる「雨」という素晴らしい詩があったな。

 

酒飲んで風呂で溺れて死ぬならば幸せな死というとも可なり 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長谷川義史作絵「ぽんぽんポコポコ」を読んで

2024-12-08 10:22:36 | Weblog

長谷川義史作絵「ぽんぽんポコポコ」を読んで

 

照る日曇る日 第2136回

 

2007年の「金の星社」から出た作者の最初のあかちゃん絵本。ネコやタヌキやゴリラのお腹がクローズアップされて、それらが両手でぽんぽんポコポコ叩かれていく。

 

最後にニンゲンのあかちゃんが出てきてお父さんはぽんぽこ軽くたたくのだが、傍にいたお母さんはが、「ぽんぽんないない」というて露出したおなかをシャツを下ろして仕舞うのです。

 

「もう二度と真珠湾攻撃はやりません」「夢みることすらできやしないさ」 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族の肖像~親子の会話 その111

2024-12-07 08:52:19 | Weblog

家族の肖像~親子の会話 その111

 

2024年6月

 

ぼく、ヨシタカユリコとお父さん、好きですお。

そうなんだ。コウ君、ありがとう。

 

ボク、オマツリ好きですお。

そうなんだ。

 

アメリカが偉大な国になったとてアメリカ人は偉大になれない 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西暦2024年師走蝶人映画劇場その1

2024-12-06 09:49:14 | Weblog



闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3851~55

 

1)マッシモ・スカリオーネ監督の「仕立て屋の妻」

風光明媚なイタリアの港町で繰り広げられる2014年のどろどろした苛めと陰謀と策略。

 

2)ファティ・アキン監督の「消えた声が、その名を呼ぶ」

幸せに暮らしていたアルメニアの鋳造職人が、オスマントルコの虐殺や第1次大戦後の波乱を乗り越えて愛娘と再会するまでの2014年の大河映画。

 

3)ジャック・ドゥミ監督の「モン・パリ」

男が妊娠したが結局お腹に子供は入っていなかったというマストロヤンニとドヌーヴ主演のお洒落なお仏蘭西流のコメデイだが、せっかくだから出産してしまう脚本を書いてほしかったずら。

 

4)ウォルフガング・ムルンベルガー監督の「森の殺し屋」

2014年製作のドイツ映画で、なかなか気の利いたどんでん返し殺人事件。

ギャヴィン・フッド監督の「アイ・イン・ザ・スカイ」

ナイロビの民家に潜むテロリストを上空から監視し、ミサイル・ドローンで狙い撃ちする英米電子作戦部隊と現場でパンを売る少女の生死を対比させ現代の戦争について考えさせる2015年の問題作。

 

5)デヴィッド・ラッセル監督の「アメリカン・ハッスル」

ウリスチャン・ベールとエイミー・アダムスの詐欺師コンビがいろいろあったが足を洗って地道に戻る2013年のスクリューボール・コメディ映画。

 

長嶋の息子の手術のありさまを延々伝えるテレ朝モーニングショウ 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カマキンで「たいせつなものⅠ」展をみて

2024-12-05 09:57:35 | Weblog

カマキンで「たいせつなものⅠ」展をみて

 

蝶人物見遊山記第394回&鎌倉ちょっと不思議な物語第474回 

 

カマキンで新収蔵作品展2015~2019を見物しました。美術館はどこでも少ない予算を塩梅しながら新作を購入しているので、カマキンはどんなんをこうておるんかと思ってみいにいったんですが、その大半が寄贈品だったのには驚きました。

 

最初にずらずら並んでいるジョニー・フリードランデルはんの色つきのエッチング12点なんかもぜんぶ寄贈品。題名だけは「四月」とか「朝の鳥」とか「第三者契約」とかがついとるけど、それらは全部交換可能で、似たり寄ったりの図形がずらずら並んでいる。

 

フリードランデルはんは1912年にドイツで生まれ、ナチスによって強制収容所に入れられたが、幸いにも生き延びて1992年に亡くなった版画家らしいけど、どこが良いのんかさっぱり分からん作風でした。

 

今回はそのほかの出品者も、須田剋太、柳瀬正夢いがいは殆ど今まで見たことも聞いたこともない作家ばかりでしたが、しいて言うと、ハンセン氏病患者と真正面から向き合った1947年生まれの木下晋という人の作品が、ど迫力があっていいなあと思いました。

 

なおこの展覧会は、来年2025年の1月19日の日曜日までやているので、それまで生きていて暇を持て余している方は、どうぞご覧になって下さいな。

 

死ぬまでになすべきことはみな忘れ空ゆく雲をじっと見ている 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Les Petits Riens  40年もひと昔

2024-12-04 09:33:26 | Weblog

 

蝶人五風十雨録第16回&そんな私のここだけの話 第435回


1982年11月30日 火曜 

子規を読む。後世に何事か残さざるべからずという気持ちになるね。神奈川県域自閉症児者親の会の運営について悩む。今朝台風で立ち往生す。

1983年11月30日 水曜 
11時半、ポップメディア蛇川氏。OCCAの企画書を書く。

1984年11月30日 金曜 はれ
朝日有賀、放送出版伊藤、テイチク山口氏と渋谷クロコダイルで令たえ子ライヴ。イエイエガール選考会。

1985年11月30日 土曜 はれ
ゆっくり休む。パウル・クレー展みる。子供のようなデッサン。1940年没。

1986年11月30日 日曜 はれ
ジェーン・バーキンはキディランドでお買いもの。夜、音響スタジオにてグリーグのペールギュントの「ソルヴェーグの歌」を管弦楽とピアノの両方で録る。久しぶりに自宅でくつろぎ「キネマ旬報」の原稿を書く。

1987年11月30日 月曜 
電通にてINメディア打ち合わせ。「天国の晩餐」はキューバ革命を生き長らえた貴族一家の悲喜劇。獣の映画だ。ラテンの血を感じる。「メロ」はアラン・レネの大恋愛映画で泣かせる。六本木トリスタンで小学館パーティ。ポスト鈴木氏、ダイム中村、タッチ島本、GORO遠藤氏。

1988年11月30日 水曜 くもり後雨
やはり綾部は寒くて暗い。雨も降る。中島牧師主宰で午後7時から自宅でプロテスタントの十日祭挙行。阿部、高橋姉が亡き祖母の思い出を語ると、ふくいちのおばさんが頷いている。出席およそ五十名。昼、明田の甥御さんが東京からみえた。

1989年11月30日 木曜 快晴
LAにてテレビCMの撮影。

1990年11月30日 金曜 雨
台風27号来襲。珍しきことなり。東京店長会。「アタメ」はくだらぬスペイン映画。2万5千円のウールジャケット買う。

1991年11月30日 土曜 はれのちくもり
昨夜すごい歯痛。4時に抗生物質を飲み、朝10時に木下歯科に電話して東京へ。レントゲン撮影の結果、歯そのものの痛みではないといわれる。

1992年11月30日 月曜 
会社は嫌だ。電通、酒井、小坂でJ.C必販計画を考える。

1993年11月30日 火曜 くもり
在NYJ.C山本のレターを読むと嫌になる。こちらのトリックを見抜いてきたのだ。やはりツケは払わねばならぬか。おまけに松山出張の支払いが1万8千円以上になったので、前田さんに1万円借りた。気持ちは暗い。

1994年11月30日 水曜 はれ
昼明治神宮に詣で、内苑を散策す。紅葉もう一歩。池に白鷺、鴨泳ぐ。午後スタッフ構想を上司に示す。

1995年11月30日 木曜 はれ
疲れつつ生き、疲れながら死んでいく。それが日本人の、私の生涯。あっという間に1年経った。

1996年11月30日 土曜 くもり
佐藤病院にて胃カメラを飲む。異常なし。メトの「リング」ビデオみる。素晴らしい。

1997年11月30日 日曜 晴
昨夜嵐となる。義父死に瀕す。朝、目白山医師診察。瞳孔開きっぱなしで、腕ぶらぶらなり。呼べば少しく聴こえる模様。なんとか生き永らえてほしい。

1998年11月30日 月曜 くもりのち雨
室田氏がやって来て、2千万2月払いにならんかという。伊藤忠の製作費を繰り延べるしか手がない。夜久しぶりに雨。耕、今日からゆりの木で短期入所。

1999年11月30日 火曜 晴
三菱東京銀行にてフラン紙幣を1万5千円に両替し、門前仲町ドコモショップにて携帯ファミリー割引を申し込む。本日退職届の最終日なり。

2000年11月30日 木曜 はれ
久しぶりに吉祥寺の専門学校「二葉」にて世界状況論を2時間にわたってぶつと、案の定みなしらける。新橋で「リング」14枚組CDとシューベルトを買う。1枚200円也。

2001年11月30日 金曜 はれ
「二葉」年内最終講義。銀座資生堂ワードで岩合、海野両カメラマン談義。失業率5.4%、男子5.8%となる。

2002年11月30日 土曜 くもり
資生堂ワードのやり直し版を送信す。妻が「息が詰まる、もう死んでも構わない」という。可哀想なり。どうすることもできない。

2003年11月30日 日曜 小雨
卓、午前、健午後去る。妻疲労困憊。余、茅ヶ崎文化会館にて「田園」と「火の鳥」を聴く。

2004年11月30日 火曜 くもり
青砥橋の「青砥」にて、義父の7周忌の会食。

2005年11月30日 水曜 はれ
文芸社の文字のデジタル化を親戚の宏さんにお願いするため、1日がかりで元原稿をファックスする。

2006年11月30日 木曜 くもり 寒 〇
「文化」の講義の準備をする。弟と妹に、長男が通っている施設のカレンダーを送る。母、妻と3人で太刀洗を散歩。

2007年11月30日 金曜 はれ
久しぶりの好天なり。長男を誘ったが「路線図を書きます」といって断られたので、妻と2人で太刀洗を散歩。結局路線図は完成しなかった。

2008年11月30日 日曜 晴
風もなく好天。長男と熊野神社巡り。昨日行けなかった開墾地の笹の林を探検す。夜次男帰宅。絵は売れなかったそうだ。

2009年11月30日 月曜 くもり 
「文化」で屋外広告について講義す。散髪する。

2010年11月30日 火曜 晴れたり曇ったり
映画などをみては、ブログに感想など書く。朝鮮半島の緊張は続いている。

2011年11月30日 水曜 晴れたり曇ったり
布団を干す。今日も文芸社の仕事は来なかった。

2012年11月30日 水曜 くもり
長男と3人で、短期入所の福田の里から帰る。長男は依然としてびっこをひいている。党首討論でアホ慎太郎が阿呆なことをほざいている。

2013年11月30日 土曜 はれ
たまには運動せねば、ということで久しぶりに熊野神社まで散歩する。今夜6時から次男の「一夜限りの似顔絵描き」パフォーマンスあり。

2014年11月30日 日曜 くもり
十二所に栄子さん来たりて、ホーミング桑名君と改修打ち合わせ。

2015年11月30日 月曜 くもり
浄明寺の郵便局でお金をおろし、藤沢で小田急の回数券とコーヒー豆を買い、大船駅で千円寿司を立ち食いして帰宅し、来年1月の弟の娘の結婚式に着ていく服を試着する。シャツとネクタイを新たに買わねばなるまい。水木しげる、心筋梗塞にて93歳で没す。おそらくわれも同じ病で死ぬべし。奥歯痛が世界を圧し霜月尽 蝶人

2016年11月30日 月曜 はれ

妻と横浜の区役所へ行き、その後中華街で食事をして伊勢佐木町の有隣堂書店で「水辺の植物」図鑑を探す。

2017年11月30日 木曜 くもり

小銭で払おうとしたら嫌な顔をした佐川急便の男を怒鳴りつける。

2018年11月30日 金曜 はれ

長男元気に帰宅す。十二所で灯油ヒーターの準備をする。

 

2019年11月30日 土曜 はれ

横須賀の岸本歯科で定期健診の後「朝廷」でチャーシュウ餃子定食。柿を大量に買い込み、横須賀芸術劇場の鎌響定期を聴く。横島勝人指揮のシュトラウスとハイドン、チャイコの6番がなかなか良かった。

 

2020年11月30日 月曜 大体晴れ

夕方になると暗く、寒くなる。昨日はカワセミの番が交尾せんとし、今朝は魚を狙う1羽がジャブンと小川に飛び込む。

 

2021年11月30日 火曜 陰

立憲新党首に元国民党の右翼の泉。軒を貸して母屋を折取られたようなものなり。

 

2022年11月30日 水曜 小雨のち小晴のち小曇

ふれあい病院の小山医師にまた90日分の高血圧薬をもらう。図書館で妻と待ち合わせて文学館で「高丘皇子展」をみる。冬バラ園には誰も居なかった。ランチした後ミカンを買いて帰宅す。

 

2023年11月30日 木曜 まあ晴れかな

元米国務長官キッシンジャー、100歳で他界す。米新型ヘリのオスプレイが屋久島沖で墜落した。ロシアが入国者に「忠誠」署名を強制。なんという国か!

 

2024年11月30日 土曜 はれ

3人で図書館から東急へ。6階の本屋で長男が列車の本を2冊買う。帰宅してから次男にメールしてメルカリでコーヒーメーカーを買ってもらう。余は以前メルカリに登録していたが、売りに出ていたヴァレリー全集がも少し安くならないかと出品者にいうたらその男がチクったらしく登録停止になったので自分では買えないのである。本日最終情上映の「女が階段を上がる時」は結局鑑賞できなかった。一人で太刀洗へ行ったが、またしても変なおじさんに会った。昔々太刀洗に毎日来ている眼鏡男がいたが、そんな感じだ。

 

大阪でいつまで続く維新ごっこ浪速のことは夢のまた夢 蝶人

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すべての言葉は通り過ぎてゆく第134回

2024-12-03 09:44:03 | Weblog

すべての言葉は通り過ぎてゆく第134回

 

西暦2024年霜月蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第434回

 

わざわざ福島から運んでこられた鎌倉の若宮大路の桜の木は、車道にかかる枝を、道行く車のためにすっぱり伐採してあるが、半身不随を強いられる桜の木にとっては、迷惑な話だろうね。11/1

 

鎌倉市長は、市議会議員の投票で市役所移転を拒否されたにもかかわらず、勝手に移転費用を予算化し、災害の危険もある市街の中心を離れた辺鄙な場所への移転を強行しようとしているが、どこかから裏金でも貰ったとしか思えない。11/2

 

ギュンター・ヴァントとブロムシュテットを聴き比べながら思うこと。老境を迎えた芸術家が、世阿弥がいう「まことの花」咲かせるのは、至難の業である。11/3

 

ダークホースの大洋ホエールズが、難敵南海ホークスを破って、26年ぶりの日本一に輝いたそうだ。おめでとう!三原監督。11/4

 

内外の野球大会が終わったと思ったら、今度はアメリカの大統領選挙か。個人的には民主党政権の方がまだマシだと思うけれど、いずれにしても熱烈なイスラエル支持と強権的なニッポン支配は変わらないだろう。11/5

 

白石かずこさんはジャズやポップミュージックを凄く真剣に学んでそれを詩に活かそうとしている。彼女が非常に入れ込んでいるのはジョン・コルトレーンですが、この人の音楽は北村太郎がいったようなクールジャズではなくて、モードジャズなんです。辻和人「白石かずこの詩を読む」11/6

 

トランプが勝って困るのは、この国の軍事費負担がさらに増えること。そのあおりで税金、医療費が増えたり、年金が減ったり、社会福祉にしわ寄せがきたら、目もあてられないことになる。11/7

 

平安時代の陰陽師の伝統があるからか、狭い盆地のわりに京には医者が多い。鎌倉も狭い割にはクリーニング店が多いのは、ご一新以降多くの政治家や官僚、軍人、文士などの移住や別荘が多かったからだろう。11/8

 

おらっちなんか年を取って、歩くのがだんだん億劫になってきたのに、鎌倉にやって来る外国人観光客は、駅から報国寺のある浄明寺のバス停まで、バスにも乗らず平気で歩く。やはり体力があるのだろう。11/9

 

「今年の世界平均気温は、産業革命期より1.5度以上上昇するので、猛暑は4.1倍、豪雨は1.5倍に増加するだろう」byEUコペルニクス気象変動サービス 11/10

 

「人生をぼんやり過ごす人と、そうじゃない人がいる」と立花隆は喝破したが、恥ずかしながらおらっちなんかは、そのぼんやり過ごしてきた口だな。11/11

 

またしても気象変動問題でパリ協定を脱退しようとするトランプを大統領に選んだ米国人は、地球の隅にも置けない阿呆莫迦地球人だ。11/12

 

いかなるときも中絶をゆるさないトランプを大統領に選んだ米国人は、地球のどの国にも劣る阿呆莫迦地球人だ。11/13

 

グラドルと寝たタマキが超ねたましいので、みんな「辞めろ、辞めろ」と口々に叫ぶのだが、ご本人はここで辞めたら政治生命が絶たれるので必死でもちこたえようとしている姿はあさましく、恥知らずな人間と言われても仕方がないだろうね。11/14

 

メゾソプラノの藤村実穂子が、ヴォルフラム・リーガーのピアノ伴奏、細川俊夫の編曲でうたう「五木の子守歌」は物凄い絶唱。魂の奥底から震撼させられた。11/15

 

画家の橋本清一、詩人の岡田芳郎、デザイナーの石渡博…。毎日のように訃報が届く。今朝鎌倉霊園に行ったら、東京からやって来た老人が石造りの椅子に躓いて倒れていた。獅子のように荒れ狂う金髪我よしの赤鬼も、遠からず幽冥境を異にするだろう。11/16

 

ネタニエヤフやプーチンの犯罪を、美しく見事な喩で表現したりすることも、少しく犯罪に似ている。11/17

 

大嫌いなトランプの腰巾着のイーロン・マスクのXを止めよう止めようと思いながらまだ続けて居るように、東京新聞に変えようと思いながら、まだ朝日新聞を取っている。朝日で一番いいのは土曜日の「be」の山田洋次の「夢を作る」。最悪は同じ連載の亀田誠治の「きっと大丈夫」。11/18

 

メディアの主力がテレビや新聞からSNSへと移動していることと、偽情報に目がくらんで真実の在りかを見失ってしまった人間が増えていることは、おのずから別の問題である。11/19

 

兵庫県知事選挙で敗れた候補者がしゃかりきで否定していたが、在日外国人に参政権を与えたっていいじゃないか。なんで悪いのかさっぱり分からない。11/20

 

中国や北朝鮮は無視して、まずは膨大な軍事費を半減すること。そうすれば子育て予算も、社会福祉も、年金も、地方税の問題も解決し、壁塗り小僧も退散して、手取りも増えるだろう。11/21

 

亡くなった北の富士が舞の海に「俺とお前はあまり仲良くしちゃいけないんだよ」と言ったそうだが、蓋し当然。なんせ公凶放送の大相撲解説者は仮の姿で、実体は日本会議の宣伝塔だからなあ。11/22

 

福澤諭吉はアメリカの独立宣言の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」を引用しながら、「差別」を否定するその言葉を深く吟味することなく「格差」の問題にすり替え、学問による自己研鑽と自主独立の精神で格差社会の上流に立て、と教導したつまらぬ功利主義者であった。11/23

 

いつの時代にも、愛よりも、正義よりも、家族よりも、国家よりも、神様よりも、パンがいちばん大事だった。11/24

 

3度目の正直で日本チームを打ち負かした台湾チームは、最強の先発投手と中継ぎを投入したのが勝因。4回でふらふらになった戸郷を井端がなんで変えなかったか疑問が残るが、もし無得点で頑張っていたとしても、連戦で疲弊した打線がたった4安打では到底勝負にならんかったね。11/25

 

考えてみれば東京都をはじめとして、大阪府、兵庫県、名古屋市、その他その他、大都市の首長は、碌でもない政治家ばかりだなあ。11/26

 

パワハラで部下を自殺に追い込んだ極悪非道の知事なんかより、うちのコー君や亡くなった愛犬ムクのほうが、何層倍もまともな政治が出来るだろうて。11/27

 

コントやプルードンのような人が、その最後の言葉として一方では中国官僚の階級制度を掲げ、他方では苦役のような家庭や非人間的な「世界は滅びるとも正義は実現されるべし」を讃えるのを見るのは悲しいことではないか。ゲルツェン「過去と思索」11/28

 

「源氏物語」にとって延喜・天暦は時代設定の上の枠組みに過ぎず、式部が主題としたはあくまでも貴族的人間の生き方とその内面だった。特に光源氏、柏木の不倫の恋とそれに基づく罪の問題を全篇の基本モチーフに選んだところに作者の大胆卓抜な独自性がある。北山茂「藤原道長」。11/29

 

一番熱心に映画を見ている人は誰でしょう?「ヨドチョウさん?」「ブブー」。「蓮實重彦?」「ブブー」。正解は映画館でフィルム交換をする技師さん。11/30

 

多田保、安西水丸、ジェーン・バーキン今は亡き人ばかりが懐かしい 蝶人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なにゆえに第1234回~西暦2024年霜月蝶人花鳥風月狂歌三昧

2024-12-02 09:04:37 | Weblog

 

ある晴れた日に 第739回

 

なにゆえにフジバカマの花に群がるキタテハアカタテハヒメアカタテハ

 

なにゆえに飛行機雲を撮影しない天然自然の雲ではないから

 

なにゆえにツンドク本に取り掛かれない図書館で借りた本に追われて

 

なにゆえに狂犬トランプを支持するか裏金ジミンを支えるごとく

 

なにゆえに狂犬トランプが勝ちそうか阿呆莫迦アメリカ人が多いので

 

なにゆえに狂犬トランプが勝っちまった阿呆莫迦アメリカ人が多いので

 

なにゆえにトランプは移民を毛嫌いする自分も移民の子孫なのに

 

なにゆえにイデス・ヘッドを顧みない下らない西部劇を見物するとき

 

なにゆえに小さな絵しか描けないの貧乏だからアトリエが持てない

 

なにゆえにタマキはグラドルと浮気した選挙に勝って「うかれた」ので

 

なにゆえに上下両院選を報道しない大統領選はしつこく伝えて

 

なにゆえに民主のドジョウに投票しない維新国民は野党にあらず

 

なにゆえに代表選挙を行わない公明共産は政党にあらず

 

なにゆえに「103万円の壁」で大騒ぎするもっと大きな壁から壊せ

 

なにゆえに縁故者ばかりを手下にする狂犬トランプの阿呆莫迦番犬

 

なにゆえにその死者だけに「様」をつける我らと同じ只の人なり

 

なにゆえに門札を出さない郵便局が困るじゃないか

 

なにゆえにパワハラ男が再選される兵庫県民恥を知れ

 

なにゆえにテレビを何度も消しているトランプ、斎藤、玉木が出るから

 

なにゆえに103万円に大喜びして問題だらけの予算案に賛成する

 

なにゆえに天下の悪人を起訴しない急にトランプが怖くなったか

 

なにゆえに狂ったようにCDを買ったたった1回しか聴かなかったのに

 

なにゆえに奥村晃作さんの投稿がないどうかされたか?お元気なのか?

 

なにゆえにまた斎藤がガタガタ抜かすもいちど議会で不信任せよ

 

なにゆえに日本映画はほぼ詰まらない韓国映画はほぼ面白いのに

 

なにゆえに鎌倉は死者の町なのか死人を出した家ばかり

 

なにゆえに好きな人ほど早く死ぬ誰かに死ぬほど愛されたから

 

なにゆえに新1万円札が消え失せた財布の中にあった筈だが

 

「一分天気」の近藤奈央が戻ってくれば日本全国日本晴れなり 蝶人

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする