自転車に乗って鶴舞公園近くで古本漁り。以前は何軒もあった古本屋も駅近はもう2軒に減ってしまった。数冊買い求めてから向かったのは公園の南の住宅街にポツンとある持ち帰り専門の「しな川寿し」。以前に車で立ち寄った時は何曜だったか忘れたが閉まっていた。この日は開いていて、中で作業している高齢の女将の姿が見える。ガラス窓を開けて仕込みで忙しそうな女将に声を掛けた。ガラスショーケースには古びたサンプルが並んでいるが、その中から「穴子寿司」と「しそ巻」をお願いするも「穴子は仕込んだばかりでまだ使えない。」「しそ巻は仕入れ先の業者が辞めちゃって出来ない。」とのこと。残念。じゃと「新香巻」をお願いするも、これも「全然出ないから止めちゃった。」とのこと。にしても全部女将が1人でやっていらっしゃるなんて凄いなァ。結局お願いしたのはサンプルが色褪せていてどんなのか分からなかった「源平寿司」と、材料を確かめ出来るとおっしゃった「松前寿司」。女将が手際良くその場で握って詰めてくれる。勘定してもらい、そのまま自転車で近くの小針公園まで行ってベンチに座っていただくことに。
「源平寿司」はマグロの赤身とイカの紅白の握り寿司。なぜ”源平”と呼ぶか調べたら、源氏は白旗を、平氏は赤旗を用いたところかららしい。両軍を並べることで平和を意味してお祝い事とかで利用されるようになったのだとか(諸説有)。早速つまんでいく。付いていた醤油(←あの容器、”ランチャーム”というのだそう)をたらし、ひと口で。酢飯は優しい味わい。わさびはあまり効いていないが、握りたてを外で食べる寿司は旨いなァ(笑)。ただお茶を買ってくるのを忘れてしまった。おやつだったので半分だけ食べて後は家で。家では「松前寿司」を妻と分けっこ。その場で松前昆布と型押しされたもの。タネは多分鯖だろうと思うが、身は薄いのでコノシロだと言われても分からない。こちらも締め具合は優しいのでパクパクッといただいた。次は「にぎり寿司」か「助六寿司」を買って帰ろう。(勘定は¥1,300)
↓ 「鶴舞公園」の南西(グラウンドの横)には「東山動植物園」の前身「旧・鶴舞公園付属動物園(のち市立名古屋動物園) 門柱」(大正7年・1918・建造◇)(写真下左)が残っている。風は強いが天気が良かったので「噴水塔」(写真下右)辺りは沢山の人で賑わっていた。
しな川寿し
愛知県名古屋市昭和区鶴舞3-16
( 名古屋 なごや 鶴舞 つるまい つるまこうえん しながわ寿司 品川寿司 しな川寿司 持ち帰り テイクアウト 寿司 すし 鮨 握りずし にぎり寿司 ランチャーム バッテラ 東山動物園 )
それは驚きました。
以前、仕事で上前津にしばしば行く機会があったときには、上前津駅から鶴舞駅までの古書店巡りを楽しみにしていたんですが…。
岐阜市の古書店も少なくなりましたし。
離れていくつかポツンとは残っているみたいですが、本当に減りましたねー。ま、ネットやら
何やらで入手は昔より楽なのでしょうが、やっぱり手に取って見たいし、自分の知らない本に
巡り会いたいしで、古本屋は何軒もがかたまっているのがいいんですよね。