ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

SALON DE MARUICHI @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2021年06月01日 | 岐阜県(岐阜)

高齢の母を岐阜タカシマヤに連れて行った際に、脚が弱くなった母を休憩させようと近くの「サロン・ド・マルイチ」に寄った。中に入るなり、売場の女の子が「1月にリニューアルしましてー、〇✕※△⊡…」と色々まくし立ててくるが早口であまりよく分からない。どうも”紅茶が中心になってどうのこうの”という話だったが、ま、いいやと中へ。テーブル席に座ると、またまた「紅茶はー、〇✕※△⊡がありまして―…」と立て続けに早口で説明してくれるのだが、老母とオッサンでは理解が追い付いていかない(苦笑)。結局のところ、飲物はコーヒーが無くなって、紅茶と季節のフレッシュジュースのみ(他に2階にバーがあるらしい)。紅茶はフレーバー・ティーで、時間内に何種類も出てくるという変わったシステムになったようだ(後から調べてみると泉町の人気店「annon tea house」が関わっているよう)。

母は紅茶はあまり嗜まないので「季節のフルーツジュース」を、自分は勧められたそのシステムの紅茶をいただくことに。表のケーキ売場にあった「檸檬のエクレア」も持って来てもらった。最初に供されたのは一口サイズのサービスのアイスティー(母にも)。そして早口の説明と共に、大きなカップに”クリームとレモン”のフレーバー・ティーが注がれる。母にはなぜかサービスの紅茶が1杯と「季節のフルーツジュース」。この日は愛媛の柑橘「サマー清美」だったかな。もうこの時点で2人とも情報過多とシステムの分かりにくさで目が点。立て続けに色々説明されても頭に入ってこない。

「檸檬のエクレア」はほんのりと爽やかなレモンの風味がするもの。旨いが、レモン風味のケーキを食べているのにレモンのフレーバー・ティーって合っているのかどうなのか(普通の紅茶でいいんですけど…)。「飲み終わった頃に次の…」と言われていたわりにはカップが空いてもなかなか次が来ない。目配せしてやっと次が来た。2杯目はバニラとキャラメルのフレーバー・ティー。うーん、これは好みではなかった。こうしてあちら任せの紅茶が出てくると、好みでない時はどうすることも出来ない。そもそも紅茶を何杯も飲めないし、時間内(100分だったかな)って言ったって、こちとら喫茶店には長くても20分しか居られないタチ。どうにも自分はこの新しい形態のマルイチには合いそうにない。サービス満点のような、そうでないような。値付けも安くないので、背伸びして彼女を連れて入って来た高校生男子がひっくり返りませんように(笑)。コロナ禍が落ち着いて酒類提供が再開されたら2階のバーへ行ってみよう。(勘定は¥2,800)

以前の業態の記事はこちら

 

SALON DE MARUICHI (サロン・ド・マルイチ) 

岐阜県岐阜市日ノ出町2-5-6

※令和6年7月末を以って閉店されました

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ サロンドマルイチ 喫茶 マルイチ 萬留壹 洋菓子 ムレスナティー アンノンティーハウス モアティースタイル スリランカ きらめくパネトーネ )

コメント (2)
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