ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Killing Machine / Judas Priest

2021年06月10日 | ハードロック・へヴィーメタル

Killing Machine / Judas Priest (1978)

この歳でジューダス・プリースト(Judas Priest)にハマってはや2年位か。古い作品に遡って聴いている形になっているけれど、今回購入したのは1978年に発売された5枚目のアルバム「Killing Machine(邦題:殺人機械)」。アメリカではタイトルを「Hell Bent for Leather」と変更して発売されたのだとか。彼らがレザーとスタッズというへヴィー・メタルの象徴的なファッションをやりだしたのはこの頃からだったそう。

印象的なギター・ノイズで始まり疾走するアルバムは、のちの彼らの”らしさ”となる要素がてんこ盛り。いかにもといったハードな曲、アンセム的な曲、カヴァー曲があったりとヴァラエティに富んだ曲が並び、語弊を恐れず言えばある意味ポップ。シンガロン(sing-a-long)タイプの曲05「Take On The World」は珍しいかな。もちろんロブ・ハルフォード(Rob Halford)のヴォーカルは高い所、低い所、スローからファストと縦横無尽。バンドの演奏も、78年という年にしては先鋭的なところもあり、聴き飽きない。ピーター・グリーン(Peter Green)在籍時代のフリートウッド・マック(Peter Green's Fleetwood Mac)のカヴァー「The Green Manalishi (With The Two Prong Crown)」は原曲のダークな雰囲気を少しだけ残しつつも、リフやメロディを分かり易くアレンジして珠玉の出来。思わず初期フリートウッド・マックのCDも買ってしまうことに(笑)。

中古店にて購入(¥480)

  • Label : エピックレコードジャパン
  • ASIN : B000064PQF
  • Disc : 1
コメント (2)
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