小牧市といっても犬山市寄りの随分と郊外の山道の途中にある「自家製麺いづみ」。この日は珍しく家族で訪問した。店の前まで来ると照明の点いた看板があったけれど、これって前からあったかな? 駐車場に車を停めて中に入ると、少し遅い時間だったからか誰も先客はおらず、そろそろ片付けに取りかかっている頃だった。みんなでカウンターに並んで腰を下ろす(と言ってもこの店、カウンターだけしかないが)。元々、メニューの数は多くないので、家族であれもこれも注文していると、ほとんどのメニューを網羅してしまう事になる。自分は唯一食べていなかった「タン麺」と、ビール(サッポロ中瓶)を注文した。運転手が居ると嬉しいなァ。
主人と奥さんの、しっかり役割分担された調理の様子を眺めつつ、ビールをひと口。そのうちに餃子と唐揚げが出されたので、熱々をいただいて、ビールを流し込んだ。手際良く、ラーメン、担々麺、陳麻婆豆腐、そして自分のタン麺が渡される。こちらの麺類はいわゆる最近のラーメンの系統というよりは、中華料理店の麺類という感じ。スープも旨味過多の濃厚などぎついものではなく、ベースはあっさりしている。タン麺にはたっぷりの野菜炒めとデカいチャーシューがのっていて、熱々。もちろんひと口めで火傷した(笑)。チャーシューは脂の少ない部位で、味も濃くなく、硬さも好み。最近のラーメンのチャーシューって箸で切れるような、肉を噛み切る歯応えの感じられないヤワなものばっかりだもんなァ。家族も皆、それぞれ旨そうに平らげた。麻婆豆腐が好物の嫁も本格的な味に満足の様子。自分達の帰り際に家族連れが入ってきたが、最初は閉店だと断ったものの、主人が断りきれなかったようで、中に招き入れていた。こういうところが杓子定規でない個人商店のいいところ。(勘定は¥4,000程)
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愛知県小牧市林1863
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