人寄りがあり、集まったのは岐阜県関市にある「海鮮や じゅらく」。創業は55年以上前というから1960年以前か。大店で、送迎バスなんかもあるのでお座敷席が中心の店のようだ。店の表には「じゅらく荘」と言う名前が書いてあった。暖簾をくぐると宿泊施設のようにロビーがあり、水槽なんかも置いてある。仲間が集合したので部屋に案内してもらう。靴を脱いで上がる畳敷きの和室。自分たちの人数には広すぎるくらいの部屋だった。こういう和室でも最近は高齢の方達の為にテーブルと椅子を用意している事が多い。うちの母もそうだが、長時間足を曲げて座る(特に女性は胡坐をかく訳にはいかないので)のが辛いのだそうだ。この日集まったのは中年世代だが、一応新年で自分も含めてスーツを着ている人も居るので楽でいい。
お決まりで生ビールで乾杯し、宴席が始まる。この日お願いしていたのは、店に名にもある海鮮が沢山入ったコース。大きなお頭付きの刺身盛りや、ふぐの唐揚げなどの他に、和牛ステーキなども入っている盛り沢山のコース。種類は多くないが刺身の調子はいいし、ステーキ肉も悪くない。他に出る小品はまぁそこそこという感じ。海の無い岐阜県でもちゃんとした海鮮を食べられる。ありがたい事です。自分はすぐに燗酒にしたが、酒の銘柄は知らず。どれだけ呑んだかも知らず(笑)。最後に出たのはこの店の名物という「鯛めし」。土鍋で炊かれた出来立ての鯛めしは、味付けは塩梅良く、ほんのり鯛が香り、シンプルで旨い。あれだけ食べて食べて呑んだのに、まだ喰うかという感じ。土鍋に残った鯛めしは包んでもらい、持ち帰った。(勘定は¥7,500程)
岐阜県関市日ノ出町2-16
※令和2年現在は閉店されているようです(令和3年現在)
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