ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

もすけ @岐阜県恵那市

2022年07月20日 | 岐阜県(東濃)

バイクを駆って遠出。久しぶりに岐阜県恵那市明知町の「日本大正村」まで走ってみることに。こちらは明治村のように古い建物や施設を移築して集めたテーマパークではなく、元からある町並みをそう名付けているだけ。でもそれ故に、多くはないがいくつもそうした建物が残っていて気軽に見ることが出来るというのは凄いこと。駐車場にバイクを停めて歩くが、日差しが強くて革ジャンが邪魔くさい。町並みを歩いていて目に留まった五平餅の「もすけ」に入ってみた。店は母娘だろう女性が2人。テイクアウトだけでなく小上がりで食べることも出来るようなので、そちらで休憩がてら座らせてもらった。自分の感覚だと東濃地方ではだんご型の五平餅が多いような気がするが、お願いしたのは「わらじ五平」(店には「だんご五平」もある)。

しばらくして盆にのった「わらじ五平餅」とたくあん、お茶、そして市販品のこんにゃくゼリーが届けられた。座らせてもらっただけでなく、こんなに頂けるなんて。五平餅の味噌は胡桃が使ってあり、甘さの強いもの。炙った部分の香ばしい匂いがたまらない。甘口なのでなるほど途中でつまむたくあんがいい感じ。旨かった。次は「ねぎ味噌五平」や「生姜味噌五平」などの変わり五平餅をいただいてみようかな。お茶を飲み干して、申し訳ないくらいの勘定を済ませ、散策を再開。(勘定は¥180)

 


 

↓ 以前にも中を拝見した「逓信資料館(旧・明智郵便局)」(明治8年・1875・建造)。入口を入って見上げると吹き抜けになっていて奥が部屋になっているようだ。欄間の彫り物のような欄干の細工がかっこいい(写真下3、4枚目)。

 

 

↓ そのすぐ隣にある創業大正12年(1923)の酒屋「またほん」(建築詳細不明・)。変わった店名は苗字などではなく「マッターホルン」から採られたというのも面白い。

↓ 同じ通りにある衣料品店「さくらや」(建築詳細不明)。こんな建物が現役で商売しているんだからさすが大正村。こうして歩いてみると以前来た時には気付かなかった建物もまだまだ沢山ある。

 

 


 

もすけ

岐阜県恵那市明智町1847-1

 

( 恵那 えな 明智 あけち 大正村 日本大正村 ごへいもち 近代建築 古い町並み )


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Used Songs 1973-1980 / Tom ... | トップ | 竹馬 @愛知県あま市 »

コメントを投稿

岐阜県(東濃)」カテゴリの最新記事