岐阜県多治見市の笠原町方面に行った際に立ち寄ったのは「多治見市モザイクタイルミュージアム」のすぐ向かいにある食堂「やまと」。こちらに来る前に、あるお好み焼き屋に寄ったのだが営業しておらず(数度行ったが廃業かどうかは不明)、こちらに流れてきた。実はこの店には以前にも入ったことがある。その時は暖簾が掛かって開いていたにも関わらず、店に入って座って待っても、奥に声を掛けても誰も出て来ず、諦めて帰ったことがある(苦笑)。店に入ると、この日はちゃんと3組も先客がおり営業していた。小上り席が3つとテーブル席3つ。以前と変わらず雑多な店内の土間のテーブル席に腰かけた。給仕を担当しているのは主人かな。なぜか飛騨・中濃地方名産の「朴葉すし」があったので迷ったが「焼きそば」をお願いした。広い厨房には女将と若いのが居るようだ。
日曜のこの時間帯定番の「NHKのど自慢」を眺めながら呑んでいるおじさん達は地元の常連客かな。しばらくして出来上がった「焼きそば」は、この東海地方で定番の鉄板(ステーキ皿)に盛られていて目玉焼きのせ。脇に紅生姜が添えてある。豚肉がたっぷり入っていて、ソースの味加減も良くなかなか旨い。しっかりと熱せられただろう鉄板で下の方が”郡上焼きそば”のようにカリカリになっている部分も。スルスルッといただいて勘定してもらった。(勘定は¥500)
↓ 店から車で10分程の所にある土岐市の「妻木城士屋敷跡」◇へ。山の頂上には14世紀に築かれたという城跡があり、麓には御殿と武家屋敷跡(写真下)が残っている。
↓ 城に疎い自分の目的は城址ではなく、近くの遊歩道沿いにある「浦山第二砂防堰堤」(昭和18年・1943・建造)◇。妻木川の支流である浦山谷川にあり、土砂対策で作られた施設。空石積(からいしづみ)という工法が取られモルタルなどは使用されておらず、妻木城の築城技術が反映されているのだとか。国の登録有形文化財に指定されている。
お食事処 やまと(ヤマト)
岐阜県多治見市笠原町神戸2110
( 多治見 たじみ ヤマト モザイクタイルミュージアム やきそば 焼そば 定食 丼物 洋食 土岐 とき つまぎじょう 国登録有形文化財 土木遺産 )
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