この日は岐阜市内のホテルで仕事上の会合兼懇親会。ひとしきり呑んで時間となり、締めの挨拶が終わったら、さっさと脱出(笑)。仲良くしていただいている先輩の1人に「〇ちゃん、どっか行くの?」と訊かれたので「2次会で変な店行くの嫌なので1人でバーに行きます(キッパリ)」と言ったら「一緒に行っていい?」という流れになって、2人で八ツ寺町の「洋酒天国」へ。店の創業は昭和50年(1975)。こちらのマスターは岐阜のバーテンダー界の重鎮だ。店に入るとカウンター席には2つのみ空きが。ヨカッタ。自分は「ギムレット」をお願いする。もちろん高齢の主人も居るが、若い衆がメインでシェイカーを振っていた。この子が入ってもうすぐ5年位になるが随分成長したものだ。先輩はこの子におすすめを訊いて作ってもらっていた(品名失念)。
「ギムレット」を啜りながら2人で他愛もない話を続ける。普通この流れだと仕事の話になってしまったりするが、この方と一緒だとバイクや車やお酒の話ばっかりになるので気楽だ。バーテンダーの若い衆は根が明るくて話し掛け易いので、酒の話やバーテンダー業界の話も色々訊き易いのがいい。失敗談とかもケラケラと笑って話してくれるので楽しい。2杯目は「マルガリータ」。忠実にコアントローで。これをこの子に作ってもらうのは初めてかな。グラスの縁に付けた塩粒を舐めつつ口に含む。久しぶりに呑んだが旨い。この晩はマスターはシェイカーを振っていなかったようだが、相変わらずお優しい物腰で「来て下さってありがとうございます。」と丁寧に声をかけていただいた。気分よく店を出て、さぁ、もう1軒くらい行きますか。(勘定は¥5,000程)
岐阜県岐阜市八ツ寺町2-4
( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 ようしゅてんごく バー オーセンティックバー 老舗バー 相談役 カクテル ウイスキー Cointreau マイスターバーテンダー )
ギムレット! いいですね。
本来のレシピのギムレットは英国ローズ社のライムコーディアルなんですが、品薄なんですよね。
こちらでは何を使っておられるのでしょうか。
呑みに行って聞いてみようっと(*^o^*)
>こちらでは何を使って
全然見てませんでした(笑)。でも最近は店でもフレッシュライムを使うことが多いですよね。
閉店した銀座のボルドーでさえもそうでした。自分ちの近くのスーパーでも買えるのでいつも
家には常備しています。あまり出ないとみえて売れ残ったのが更に安くなるのでそれを(笑)。
便利な世の中になったものです。