前からずっと気になっていた岐阜市西玉宮町の居酒屋「寿ずき」。何が気になるって、完全に民家(笑)。ガレージだったろう場所がエントランスになっていて、暖簾をくぐると一般住宅用の玄関ドアがあり、インタホンを押して返事を聞いてから店に入る。さすがにちょいと勇気が要るが、2軒目の勢いを駆って「ピンポーン」。人数を訊かれ、1人と答えると「どうぞー」の声。ガチャッと玄関ドアを開けて中へ。つい「お邪魔しまーす」と言いそうになる(笑)。靴を脱いで上がり、奥のキッチンの手前から席へ。中にはカウンター席と小さなテーブル席、それに座敷にも卓がある。すでに先客で賑わっていてカウンターは埋まっているし、座敷にも客が居るので、小さいテーブル席に案内された。「狭いところですいません」と恐縮され「いえいえ」とおしぼりを受け取る。お姉さま2人でやっていらっしゃるが、さすがにカウンター席に座っている客は常連のようでリラックスした雰囲気。
カウンターの上には大皿が並んでいて、惣菜がいくつも盛ってあった。どういう注文の仕方をしたんだったか忘れてしまったが、何があるか見させてもらい、「ポテサラ」と「茄子の煮物」と「ほうれん草の煮付け」をもらう。酒は「花美蔵」の辛口をひや(常温)で。酒は小皿の上にのったグラスで、1升瓶から注ぎこぼしてもらった。家庭的な酒肴をつまみながらこの変わった空間を楽しむ。どう考えてもひとんちのダイニングで一杯やっている気分(笑)。落ち着いた雰囲気かと思いきやカウンターも座敷の方も意外と賑やかで、想像していたよりざっくばらん。そうなると逆に1人は落ち着かないか。ハイボールをおかわりして、酒肴が無くなったところで勘定してもらった。何度か足を運ぶととても居心地のいい場所になりそうだ。(勘定金額失念)
肴菜 寿ずき
岐阜県岐阜市西玉宮町2-2-1
( 岐阜 ぎふ 玉宮 玉宮町 すずき 居酒屋 小料理 割烹 日本酒 おばんさい お惣菜 はなみくら 白扇酒造 )
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