岐阜駅の南側、中山道の加納宿近くの交差点にある「虎屋本店・加納店」へ。今まで駐車場があるとは知らなかったのだが、少し交差点から離れたところにあったので車を停め、店へ。店に入ってみると思ったよりも広くなく、ショーケースも売り場も小さい。「虎屋」という歴史ある屋号は全国にあり、この岐阜にも何軒かあるが、それぞれの因果関係はよく分からない。でもこちらには覚えのある「腰高饅頭」もあったので金園町(創業嘉永元年・1846)の支店なのだろう。店の広さからいくとこちらで作ったりしているのではなく、本店の菓子を運んできているんじゃないかな(未確認)。
この日購入したのは好物の「草もち」と「ういろう」と「わらび餅(小)」。お姉さんにお願いする。いつものように嫁と2人分で少量なので恐縮していると、笑顔で「最近は少なく買われる方が多いんですよ。」とのこと。「昨日(店が)休みだったので、今日はどれも作りたてですよー。」と渡してくださった。家に持ち帰っていただく。「草もち」は皮が厚め。でもまだ軟らかい。中はつぶ餡で甘さ控えめ。よもぎの風味はしっかりあるが香りはそう強くはない。季節もそろそろ終わりだ(訪問6月初旬)。「わらび餅」は小さいパックに9つ。しっかり甘いきな粉がまぶされていた。駐車場が分かったのでこっち側(駅の南側)に居る時にまた寄ってみようっと。(勘定は¥700程)
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虎屋本店 (加納店)
岐阜県岐阜市加納上本町3-1-3
※建物の老朽化により令和5年5月30日に閉店されました
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