ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ときわ @福井県大野市

2023年09月17日 | 福井県

以前バイクで福井県まで行こうと思って出掛けたが、時間の都合もあって途中で引き返した。この日は最初から大野市目指して車でドライヴ。156号線から158号線に入り、九頭竜湖を通って大野市へ。白鳥町辺りはバイパスが出来ていて随分アクセスが良くなった。朝食代わりに寄ったのは神明町にある麺類食堂「ときわ」。同じ屋号の店が中心部の三番通りにもあるが、そちらは創業昭和14年(1939)だそう。こちらは郊外の上庄街道沿いにある。暖簾をくぐると中はテーブル席が4つに小上がり席が3つ。土間には音ばかり大きい据置型の古いエアコンが鎮座している。高齢の女性主人が1人でやっていらっしゃった。越前といえば「おろしそば」だがそちらは別の店でいただくことにして、お願いしたのは「カツ丼(味噌汁付き)」。

福井県でカツ丼といえば某Y軒のソースカツ丼が有名。それに対してここ大野市の店では「しょうゆカツ丼」なるものの幟が目に付く。ただしそれは所謂”町おこし”的に近年になってから開発されたもののよう。そういう場合、メニューにはご丁寧に「ソースカツ丼」「醤油カツ丼」「玉子カツ丼」などと最初から書いてある店が多い。こちらの創業年は知らないがそういう記述は無く、ただ「カツ丼」と書いてあってワクワク。さてどんなカツ丼が出てくるだろう。

しばらくして途中から手伝いに入った娘さん(多分)が「カツ丼」を運んできてくれた。蓋付きの丼に盛られている。蓋を開けてみると…玉子とじタイプのカツ丼。なるほど。カツは薄めで小さくカットしてあり、玉ねぎと共に玉子でふわっととじられている。カツの下味はしっかりめ。旨い。味噌汁は白味噌。一緒に出てきた自家製と思われる分厚く切ったきゅうりのぬか漬けがめっぽう旨い。丼を食べ、ぬか漬けを齧って味噌汁と繰り返し、綺麗に平らげた。こちら「オムライス」や「チキンライス」「やきめし」なんかの洋食もある。次に機会があったらそいういうのを頼んでみようっと。(勘定は¥800)

 


 

↓ 好天の下、九頭竜湖を眺めながら福井県まで。

↓ ロックフィルの「九頭竜ダム」(昭和43年・1968・建造)。元々は地名から「長野ダム」と呼ばれていたけれど「長野県」と混同されるので改称されたのだとか。そのすぐ下に位置するのは「長野発電所」(昭和43年・1968・建造)

 

 


 

 

ときわ (ときわ食堂)

福井県大野市神明町517

 

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