ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

グルッペ (2) @名古屋市西区・浄心

2022年05月23日 | 名古屋(中村区・西区)

自転車でブラブラしていたある日、浄心の洋菓子店「グルッペ」へ。卸として創業したのが昭和32年(1957)で、この店は昭和37年(1962)に開業したのだとか。店先に自転車を停めて中へ。店内にはご高齢の主人のみ。ガラス・ショーケースの中にはクラシックなケーキが並ぶ。その中に昭和の名残り”たぬきケーキ”を見付けた。こちらでの名前は「ポンタくん」。以前はコロナ禍で喫茶を中止していたと思ったけれど、もう今は大丈夫。中でいただけることを確認し、ホットコーヒーも付けてもらった。テーブルは3つ程並んでいる。主人は雪平鍋でコーヒーを温めカップに注ぎ、グルッペの”G”と銘の入った渋い皿に盛られた「ポンタくん」と一緒に持って来てくれた。

こちらのたぬきケーキは割としっかりとした円筒形。アーモンドスライスが耳になっている。フォークを入れると頭の部分は全てバタークリームで作ってあり、胴体はスポンジ・ケーキ。バタークリームは甘さ控えめで、風味もさほど強くない。コーヒーはさすがに香りが飛んでしまっていて酸味も出ているが、ケーキの供として美味しくいただいた。勘定の際にショーケースの中にクッキーの詰合せを見付けた(写真下)。値付けが安く、思わず「これも下さい」とお願いする。

「クッキーの詰合せ」は家に持ち帰ってコーヒーの供にする。クッキーは4種類11枚も入っていた。密封はしていないのでサクサク感は乏しいし派手さは全然無いが、どれもなんとも言えずいい感じで旨い。こちらの店では主人以外見かけたことがないから、全部主人が手作りしているのだろうか。次はケースの中にあったチョコの「おやつ」(←商品名)っていう菓子でコーヒーをいただこう。(勘定は喫茶¥650、クッキー詰合せ¥250)

以前の記事はこちら

 

洋菓子&喫茶 グルッペ

愛知県名古屋市西区城西4-28-13

 

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