西区押切の美濃路周辺を歩いていた真夏のある日、あまりの暑さに冗談抜きでフラフラになって避難させてもらったのは喫茶「水仙」(訪問8月半ば)。オレンジ色のフィルムが貼ってある入口を開けると、中はペンダント・ライトが下がるテーブル席が3つとカウンター席が2つ。U字型のボックス席もある洒落た造り。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる。メニューが無いようなので「コーヒーフロート出来ますか?」と尋ねたが無いとのこと。ではと「アイスコーヒー」をお願いした。
しばらくして運ばれた「アイスコーヒー」は、冷やしたガムシロップとクリームが付いている。ビスケットとチョコレート付き。アイスコーヒーには珍しく苦味のしっかりした味わい。何度も手ぬぐいで拭って失った水分を補給してホッとひと息。今年の名古屋の暑さは特に痺れる。これから毎年こんななのだろうか…。普段は喫茶店に15分くらいしか滞在しないが、この日は冷房の効いた店内からなかなか外に戻る気になれず、珍しく週刊誌なんかを拡げて過ごさせてもらった。訊くのを忘れたのだが軽食メニューは何があるのかな。次に入ったら何かいただいてみよう。(勘定は¥410)
↓ 浅間町の駅に近い路地にある「旧・萬歳湯」(建築詳細不明)◇。平成28年頃に廃業したそう。天井が高いのだろう3階建てのような高さがある。自分はここの現役時は全然知らないし、建物が残っていることも知らなかった(今回裏手に煙突が残っているのを見付けて気付いた)。住まわれているみたいだが、銭湯を辞められた後の建物って中をどうやって使うんだろう。
喫茶・軽食 水仙
愛知県名古屋市西区花の木1-13-21
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