ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

YAMAKAWA @岐阜県可児市

2025年03月04日 | 岐阜県(中濃)

正月前に酒を仕入れておこうと向かったのは岐阜県可児市の「酒の番人・YAMAKAWA」(古い話ですみません)。以前は正月前ともなると和洋色々な酒を揃えたり、酒屋からビールサーバーを借りて親戚連中が集うのに備えていたけれど、父も亡くなり、コロナ禍も過ぎ、自分達の子供世代があまり酒を呑まないので宴は縮小気味。加えて年末や新年の挨拶でいただく酒が1升瓶で何本も集まるのでとても1月中には消費出来ず、以前ほど買わなくなっている。それでも同じ酒ばかりではつまらないので、検索して初訪問。店はまだ真新しく、今巷では人気のウイスキーを全く扱っていないのが珍しい。店内の日本酒の品揃えもこの近辺では珍しいものもあり楽しい。ここいらで中国地方の酒を普通に扱っている店は珍しいナ、という訳で、雰囲気で選んだのはどちらも山口県の「東洋美人・花文字・純米大吟醸」(萩市)と「・純米吟醸」(宇部市)。

 

昔は華やかな吟醸酒も自宅に置いていたが、最近は火入れしてどっしりとした純米酒や本醸造酒ばかり。冷たいのは店で呑むことが多い。「東洋美人」は精米歩合が50%だそう。冷えていてもしっかりと甘さを感じて華やか。自分にはちょっと綺麗過ぎる口当たり(笑)。おせち調理や日本料理に合わせてみたけれど、最初の1杯はいいがこれをずっと呑み続けるのは辛い。でも洋風な料理で試してみたらずっと良かった。「貴」の精米歩合も50%。ん、じゃ純米大吟醸と同じ? 味わいの傾向も似ているかな。ただこちらの方は香りは控えめ。なのでひやでも少し燗してもいい感じ。同じ精米歩合でも違うのが面白い。ま、自分にはどちらも綺麗過ぎるということで(笑)。(勘定は¥6,400程/2本)

 

日本酒・焼酎・ワイン専門店 酒の番人 YAMAKAWA

岐阜県可児市広見1728-1

 

( 可児 かに やまかわ 山川酒店 酒屋 酒店 酒販売店 日本酒 長州 )


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