ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

かんからや @岐阜県恵那市

2022年06月23日 | 岐阜県(東濃・老舗)

岐阜県恵那市の岩村城下町を散策。昼食後しばらくしてから寄ったのは「かんから餅」で有名な「かんから屋」。創業して130年程経つらしいが、詳しい年号までは分からなかった。風情ある平屋の建物は、向かって右側に煙草屋らしき部分(写真下3枚目もあるので昔はそちらも営業していたのかな。暖簾をくぐって中に入ると店内は土間の真ん中にある小上がり席(←たぶん冬は炬燵が置かれるのだろう)も、大きなテーブル席も、奥の座敷席もほぼ満席の盛況ぶり。密を避ける為だろう、名前だけ訊かれ外で待つように告げられた。強い日差しの中、座る場所は無いので立って待つ。しばらくして呼ばれたので中に入り、大きなテーブル席に案内された。こちら名物の「かんから餅」以外にもうどんが何種類かあるが、頼んだのは「かんから餅」のみ。にしても若い女性が何人も立ち働いていて、のんびりとした通りでこの店だけ混雑している感じ。店の建物も年季が入っているが、柱で支えられている天井が船底のようになっていたり、明かり取りがあったりと興味深い。

さほどかからず「かんから餅」が運ばれた。平皿に盛られていて、たっぷりの摺り胡麻がかかったものが2つ、滑らかなこし餡にくるまれたものが2つ、きな粉がかかったものが1つと、合計5個並べられている。地元産の餅米をつかっているという餅は、箸で持つとぐにゃりとするくらい軟らか。たっぷりの胡麻の粉でむせてしまいそうになったので、あわててポットからお茶を湯呑に注ぐ。胡麻の風味が口いっぱいに広がる。きな粉は想像通りの味。こし餡でくるまれたものは滑らかな口当たりで甘さは控えめ。こんなに食べられるかなと思ったが、とても口当たりが良く、重くないのでパクパクといけてしまった。バイクでなければお土産に買って帰るんだけれど(←菓子ひと箱さえ運べない不便な乗り物!・苦笑)。(勘定は¥450)

 

 

 


 

↓ 通りのランドマーク的存在の「水野薬局」(昭和20年・1945・建造)を再訪。江戸中期から薬屋で今も現役。明治時代のものという外看板はもちろんのこと、ショーケースの中にも年季の入った貴重な品が沢山並べられている。薬に用は無いのだが、せっかく現役なのだから栄養ドリンクの1本でも買って店の中を見せてもらえばよかったと後から思う(飲まないが)。

 

 

 

↓ 燃料や肥料、米などを扱っている「深萱商店」(建築詳細不明)。店先に赤い郵便ポストも立っている。何てことのない建物に見えるが間口が広くこちらも年季が入っている。こういうのが当たり前に建っていて現役なのがこの通りの凄いところ。

 

↓ 看板建築がカッコイイ洋品店「うめしょう(梅庄商店)」(昭和初期建造)。もちろん現役。上の部屋はどんな風になっているんだろう。

 

↓ 路地から通りに出た所にも当たり前のようにこういう風情ある建物が(建築詳細不明)。ここも商家だったと思われるが何を商っていたのかな。

 

↓ 「旧・岩村郵便局」(昭和3年・1928・建造)は相変わらず利用されていなさそう。

 

 


 

 

餅菓子 かんからや (かんから屋)

岐阜県恵那市岩村町806-1

 

( 恵那 えな 岩村 いわむら 岩村城下町 かんからもち かんから屋 加運賀良屋 和菓子 麺類食堂 うどん 近代建築 看板建築 岩村城址 )

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岩野屋本店 @愛知県瀬戸市

2022年06月22日 | 愛知県(尾張)

瀬戸市役所方面を歩いて散策。目当てにしていた店に振られ、昼をどうしようか思案。末広町商店街にもう1軒目当ての店があったが、そこも祝日は開いているかどうか確認していない。なのでこの辺りで軽く食べておこうと155号線沿いの「岩野屋本店」へ。足場が架かっていたので外壁を補修中のようだ。外看板には「めん.れすと 岩野屋」ともある。中に入ると思った通り町の中華料理屋という雰囲気。しっかり客が入っていて盛況。年配のご夫婦と女性給仕でやっていらっしゃるようだ。カウンター席に座って菜譜と書かれたメニューを眺める。裏を返してビックリ。そちらにはうどん、そばをはじめ、麺類、丼物、定食と麺類食堂の品々がひと揃え。屋号から中華料理屋らしくないとは思っていたけれど、元は麺類食堂だったのかな(未確認)。迷いつつ選んだのはホワイトボードの日替りランチに書かれていた「シャーレイ飯」(えび旨煮ご飯)」。女性給仕によると日替りランチならラーメンとクリームコロッケが付くらしいが、後のことも考えて単品でお願いした。

主人の調理が手際良く進み「シャーレイ飯」が供される。中華スープ付き。衣のついた小海老をネギや椎茸と一緒に炒め、塩味の餡に絡めてご飯にかけてある。レンゲで掻き込む。プリッとした小海老とあっさりとした味付けの餡の加減も良く、旨い。餡の量も適量だったので、スープを挟みながら最後まで美味しくいただいた。次は麺類食堂の品もいただいてみたいな。(勘定は¥750)

 


 

↓ 瀬戸川に合流する川に架かった名前の分からない橋(建築詳細不明)。シンプルだが親柱のデザインが素敵。でもこういう橋はどこもそうだが、あったはずの橋名板が剥がされたままで名前も竣工年もよく分からなかった。

 

↓ 155号線沿いにあって以前に来た時も気になった京町の「株式会社・沢一」(建築詳細不明)。隣と続く長屋風の建物に洋風な店構え。その部分はあまりに綺麗なので古いのかどうか判然としないが、なかなか素敵だ。

 

 

 


 

めん.れすと 岩野屋 (岩野屋本店)

愛知県瀬戸市追分町14

 

( 瀬戸 せと 岩野屋 いわのやほんてん 御食事処 中華料理 中国料理 ラーメン 麺類食堂 食堂 大衆食堂 そば 丼物 定食 橋脚 近代建築 看板建築 )

コメント (2)
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Pure... Psychedelic Rock / Various Artists

2022年06月21日 | クラシック・ロック

Pure... Psychedelic Rock / Various Artists (2010)

Sony Musicから出ている「Pure...」という4枚組廉価コンピレーション・シリーズ。そのうちのひとつ「Pure... Psychedelic Rock」がネット上で激安だったので購入してみた。こういうコンピ盤は玉石混交だが、そこはさすが大手ソニーだけあって収録アーティストも豪華。アーティストと収録曲は以下の通り。

1-01 Bob Dylan – Rainy Day Women #12 & 35
1-02 The Youngbloods – Get Together
1-03 The Lovin' Spoonful – Summer In The City
1-04 Scott McKenzie – San Francisco (Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)
1-05 The Byrds – Eight Miles High
1-06 Jefferson Airplane – White Rabbit
1-07 Captain Beefheart & His Magic Band – Sure 'Nuff 'n' Yes I Do
1-08 Lou Reed – Wild Child
1-09 The Flamin' Groovies – Teenage Head
1-10 The Amboy Dukes – Journey To The Center Of The Mind
1-11 Paul Revere & The Raiders – Indian Reservation (The Lament Of The Cherokee Reservation Indian)
1-12 The Lemon Pipers – Green Tambourine
1-13 Delaney & Bonnie And Friends – Groupie (Superstar)
1-14 Michael Nesmith – Different Drum
1-15 Melanie – Ruby Tuesday
1-16 Spirit – Fresh Garbage
1-17 Santana – Soul Sacrifice

2-01 Blue Öyster Cult – (Don't Fear) The Reaper
2-02 Sly & The Family Stone – I Want To Take You Higher
2-03 Zager & Evans – In The Year 2525 (Exordium And Terminus)
2-04 Moby Grape – Omaha
2-05 The Gun – Race With The Devil
2-06 Randy California – Day Tripper
2-07 The Chambers Brothers – Time Has Come Today
2-08 Al Kooper & Stephen Stills – It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry
2-09 The Fifth Dimension – Sweet Blindness
2-10 Van Morrison – Madame George
2-11 Laura Nyro – Stoned Soul Picnic
2-12 Argent – Hold Your Head Up
2-13 Pavlov's Dog – Julia
2-14 Alexander 'Skip' Spence – War In Peace
2-15 Tim Hardin – Hoboin'
2-16 Miles Davis – John McLaughlin
2-17 Big Brother & The Holding Company – Ball And Chain

3-01 The Edgar Winter Group – Frankenstein
3-02 The Guess Who – American Woman
3-03 Jefferson Airplane – Two Heads
3-04 The Cyrkle – Red Chair Fade Away
3-05 Paul Revere & The Raiders – Kicks
3-06 The United States Of America – Coming Down
3-07 Mountain – Theme From An Imaginary Western
3-08 The Rokes – When The Wind Arises
3-09 Trees – Road
3-10 New Riders Of The Purple Sage – Garden Of Eden
3-11 The Electric Flag – Sittin' In Circles
3-12 The Byrds – Mind Gardens
3-13 Captain Beefheart & His Magic Band - Abba Zaba
3-14 Robert Wyatt – Las Vegas Tango Part 1 (Repeat)
3-15 Santana – Singing Winds, Crying Beasts
3-16 Weather Report – Waterfall
3-17 Mahavishnu Orchestra – Meeting Of The Spirits

4-01 Box Tops – The Letter
4-02 Spirit – I Got A Line On You
4-03 Johnny Winter – Rock And Roll, Hoochie Koo
4-04 The Love Affair – Hush
4-05 Stone Country – Love Psalm
4-06 Gene Clark – So You Say You Lost Your Baby
4-07 Moby Grape – 8:05
4-08 Fleetwood Mac – Albatross
4-09 Colin Blunstone – Say You Don't Mind
4-10 Shuggie Otis – Strawberry Letter 23
4-11 Redbone – The Witch Queen Of New Orleans
4-12 Blood, Sweat And Tears – Spinning Wheel
4-13 The Fifth Dimension – Up, Up And Away
4-14 1910 Fruitgum Company – Simon Says
4-15 Brewer & Shipley – Witchi-Tai-To
4-16 Grace Slick & The Great Society – Daydream Nightmare
4-17 Sagittarius – Glass
4-18 Melanie – Lay Down (Candles In The Rain)

”サイケデリック”という振り幅の大きくなるお題だが、しっかりと要所は押さえられている。他にもサイケで代表的な曲はあるだろうに、初っ端がディランっていうのもえらくカッコイイ。自分が編集したら、このお題の中にディランやデラニー&ボニー、ルー・リードやマイルス・デイヴィスは入れなかったろう。廉価シリーズなので詳しい選者とかは載っていないようだが、なかなか興味深い内容。こういうのってきっちりと編集されていると、いかにもっていう当たり前な選曲になって逆に面白味がなくなるので、この盤みたいにレーベルの事情で選んだような曲や、自分の不明でテーマに合ってる?っていうような曲が入っていると意外性があって面白いのかも。この「Pure...」シリーズ、今は既に廃番になっているのが多そうだが、他のタイトルも試したくなってきた。

ネットにて購入(¥555)

  • Label‏ : ‎ Sbc
  • ASIN ‏ : ‎ B003YI3D5Y
  • Disc ‏ : ‎ 4
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侍 @名古屋市中区・伏見

2022年06月21日 | 名古屋(中区)

やってしまった…。深夜のラーメン。しかも家系。ある深酒をした夜、帰る前についフラフラと徘徊し、灯りに集まる虫の如く吸い込まれてしまった。伏見にある「横浜家系らーめん・侍」。名前は知っていたが、この店が出来た頃はもうラーメンの食べ歩きは止めていたので今回が初めて。ビルの1階、奥に進むと入口に券売機がある。シンプルに「ラーメン」のボタンをポチッと。奥にはいびつなカウンター席があり、そのひとつに腰を下ろした。驚いたことに"虫"は沢山居るようで(笑)、深夜にも関わらず先客が5名も。しかも自分の後にもまだ入ってくる。店員は2名、うち1名は外国人。麺の硬さ、味の濃さ、油の多さが選べるが、初訪なので全部「普通」でお願いした。林製麺の麺箱があったから麺はそちら製だろう。でかい寸胴鍋が5つも並んでいて、豚骨を取り出したりしていたのでしっかりここで調理がされているようだ。

さほど時間がかからず「ラーメン」が置かれた。乳化したスープの水面にはチャーシューが1枚、ほうれん草、海苔が3枚と、家系ラーメンの標準具材。特徴的な口当たりの麺を手繰り出す。麺はもっちりとした食感。ストレート麺でもこってりとした豚骨醤油のスープをしっかりと持ち上げて、旨い。看板には極太と書いてあったが、太くはあってもさほどでもない。チャーシューの厚みはあまりないが、家系ラーメンの経験があまり無いし、元祖の店にも行ったことは無いので、こういった仕様が本流とどれほど違うのかは全然知らない。何にしても、オッサンがこの時間に食べてはダメな物だということは分かる(笑)。久々の深夜のラーメン、旨かった。反省。(勘定は¥780)

 

横浜家系らーめん 侍 伏見店

愛知県名古屋市中区錦2-16-22 第2ブラストンビル1F

 

( 名古屋 なごや さむらい 侍伏見店 池尻本店 町田家 たかさご家 酒井製麺 吉村家  )

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武蔵野本店 (3) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2022年06月20日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜市の神田町通りにある創業大正3年(1914)の「武蔵野本店」へ。開店時間が遅めなのか11時半頃でも暖簾が掛かっていない時があったので、久しぶりに店に入る。この日は店に入るとテーブル席がほぼ埋まっているという盛況ぶり。みんな入口にあるテレビの方向に向かって座っていた。相席は無しなので、唯ひとつ空いていたテーブル席に腰掛け、自分もテレビの方に向かって腰かけた。自分の後にも次から次へと客が入って来て、テーブルに座れない人は奥の座敷に案内されていた。女将さんも大忙し。昼は軽く食べていたので「御酒」をぬる燗で、それに「いたわさ」をお願いした。板場には家族なのかバイトなのか若い衆の姿も見える。

運ばれた猪口の酒をクイッとやり、蒲鉾を口に運ぶ。麺類食堂で板わさを頼むと、趣味蕎麦の店と違って赤縁の軟らかい蒲鉾の場合も多いが、こちらは歯応えのある調子のいい蒲鉾。酒に付いてきたのか「いたわさ」に付いてきたのか分からないが、あさりの時雨煮が付いているのが嬉しい。腹は減っていなかったが客単価向上の為(笑)、締めに麺をと「合のり」をお願いした。こちらの「合のり」はそばときしめん。おっと、片方だけで普通盛に近いぐらいに感じる量(食べ切れるかナ…)。上から多めの刻み海苔が振られている。濃いめのつゆにどっぷりと浸けてそばを手繰る。喉越し良く、旨い。きしめんもちゃんと張りがあっていい感じ。でもさすがに多くて腹がはち切れそう。何とか全て手繰り終わり、勘定してもらった。(勘定は¥1,500程)

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4

 

 

武蔵野本店

岐阜県岐阜市神田町3-12-2

※令和4年12月31日を以って閉店されました

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ むさしの むさしの本店 むさしのほんてん 蕎麦 そば 饂飩 うどん 麺類食堂 大衆食堂 だるまセット 達磨セット 閉店 廃業 )

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鳥兵 @岐阜県恵那市

2022年06月19日 | 岐阜県(東濃・老舗)

久しぶりに岐阜県恵那市の岩村城城下町を散策。バイクを役所の駐車場に停め、歩いて古い建物が多く残る通りへ。昼は以前からブックマークしてあった「鳥兵」で摂ることに。以前は通り側の入口(写真下2枚目)しか知らなかったが、路地を入った裏手に暖簾の掛かった新しい建物があった。前は気付かなかっただけかな。暖簾をくぐって中に入り靴を脱ぎ、広い店内のテーブル席に案内された。屋号に”鳥”とあるので、何となく鶏料理を選びたい気分。「親子丼」と迷って「恵那鶏のきも焼き定食」をお願いした。

盆にのった「恵那鶏のきも焼き定食」が運ばれた。メインのきも焼きに加え、こんにゃくとタケノコの煮物、ポテサラ、漬物、それにご飯と赤だしが付いている。濃いたれで味付けされたきもは、レバーだけでなく色々な部位が入っている。味付けはニンニク生姜醤油。照りのあるきもをつまんですぐに後から白いご飯を掻き込む。旨い。この組み合わせで旨くない訳がないわな。きも焼きの皿には千切りキャベツときゅうりトマトの付け合わせ。これだけ濃い味のたれが絡んでいて、下にもたれが溜まっているので、キャベツに直接かかったドレッシングは要らないかな。全部綺麗に平らげてご馳走様。勘定してもらった。(勘定は¥1,230)

 

 


 

↓ 駐車場から町並みまでの細い路地にも風情あるなまこ壁の建物「木村邸」(建築詳細不明・江戸中末期?)が。途中生業が陶器関係と思われる民家の軒先に茶碗類が並べてあり、ちょうど欠けて新しいのをと思っていた自宅の小碗と同じサイズの碗を見付けた。色と柄も気に入ったので居間でテレビを観ていたご高齢のお母さんに「これ、おいくらですか?」と尋ねると、「ええよええよ、持っていって。誰かに使ってもらった方が嬉しいで。」と有難いお返事。お礼を言って遠慮なく頂戴する。

 

↓ 路地を抜けた先、メインの通りに出るとすぐにこんな風情のある建物(建築詳細不明)。ここは相変わらず町全体が文化財のようだ。

 

↓ とても間口の広い「骨董・岩村」(建築詳細不明)。何となく手が入れられているような感じもあるし、前は違う用途の建物だったかも。

 

↓ 何とも可愛らしい建物の「瀬戸石油店」(建築詳細不明)。古い町並みを抜けた奥にポツンと建っていた。

 

↓ とても綺麗な状態の「旧・昭和堂」(建築詳細不明)。以前は文房具を扱っていた商店だったようだがその看板は下ろされている。表の建物があまりに綺麗なので看板建築の部分がどれくらい古いのかどうかよく分からない。

 

 

↓ 以前にも中に入ったことがある「まち並みふれあいの館(旧・岩村銀行本店)」(明治41年・1908・建造)。観光案内所として利用されている。

 

 


 

 

お食事処 鳥兵

岐阜県恵那市岩村町本町237

 

( 岩村 いわむら 岩村城下町 とりひょう 岩村城 女城主 鶏料理 和食 近代建築 看板建築 銀行建築 恵那市観光協会 )

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The Godfather Trilogy

2022年06月18日 | サウンドトラック

The Godfather Trilogy (2001)

誰しも、何度も何度も繰り返し観てしまう映画がある。自分にとってそんな映画のひとつが「ゴッドファーザー」。イタリア系マフィアの厳しい世界を描いているし、描写がリアルなので観終わって「あぁ、楽しかった」と思える映画ではなく、どちらかというと”ぐったり”だが、ついつい何かのきっかけで観始めると、結局続けてパートⅢまでいってしまう。ちょっと年代の離れたパートⅢは別としても、ジンクスをはねのけ、パートⅡのクオリティーも高かったので見飽きない。そんな「The Godfather」(1972)、「 - Part Ⅱ」(1974)、「 - Part Ⅲ」(1990)3部作のサントラをTrilogyとして1枚にまとめたのがこちらのCD。

誰しもが聴いたことのある印象的で有名なテーマ曲を筆頭に、映画に挿入された音楽が収録されている。オリジナル・ヴァージョンなのかどうかはよく分からなかったが、映画化された時代の差(18年)はあれど違和感は感じない。これを聴いていると妻が「バレエの舞台音楽みたいね。」と。まさにそんな感じ。映画も叙事詩的な作品なので、舞台で様々な人間模様を描くバレエにぴったり。自分の存じ上げているバレエのある先生(外国人)が舞台で選びそうな曲ばっかりだ。

ネットにて購入(¥650)

  • Lable ‏ : ‎ Rambling Records
  • ASIN ‏ : ‎ B00005S7CR
  • Disc ‏ : ‎ 1
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オハヨー精肉店 @愛知県瀬戸市

2022年06月18日 | 愛知県(尾張・老舗)

久しぶりの瀬戸訪問。瀬戸川を挟む「末広町商店街」と「銀座通り商店街」を歩いてひやかす。どちらにも精肉店があってコロッケなどの揚げ物を買うことが出来るが、この日寄ったのは銀座通り商店街から少し北に行った「オハヨー精肉店」。名前がいいじゃないか。創業したのは昭和29年(1954)だとか。以前に来た時より外観と看板が綺麗になった。店に入ると先客が数組。ある客なんか「コロッケ30個。」なんて言っている。ショーケースに並んでいたのは5つくらいだったので、こりゃ回ってこないな…なんて思っていると、主人が「そちらは?」と訊いてきたので「ミンチカツとコロッケとハムカツ、1個づつ」と答えたら、こちらの注文を先に通してくれた。手一杯の主人に変わって女将さんが包んでくれ、勘定を済ませる。

行儀が悪いが「コロッケ」だけ先に歩きながらつまんだ。ザクッとした衣で甘い風味も感じるもの。バイクなので「缶ビールを…」という訳にはいかないのが残念。後は家に持ち帰って晩酌の供にする。ガスグリルの"揚げ物温め機能"を使って揚げ立ての衣のように復活させた「ミンチカツ」を齧るとほんのりクミンのような香りが。タネに入れているのかな。そのカレー風味が効いてすこぶる旨い。すぐにハイボールを啜る。「ハムカツ」は薄くて赤い縁のついたクラシックなタイプ。ウスターソースと辛子をつけていただいた。次は特製という「焼豚」を買って帰ろう。(勘定は¥260)

 


 

↓ 市内を流れる瀬戸川沿いに建つ陶器の店「丸一国府商店(旧・丸一商店)」(明治44年・1911・建造)を再訪。木造4階建てで綺麗にリノヴェーションされている。一番上がどうなっているのか見てみたいな。

 

↓ 名鉄「尾張瀬戸駅」のすぐ北側にある住宅街の中の立派な建物(建築詳細不明)。立派な門柱もあり、黒塗りの壁面が渋い。

 

↓ こちらも同じ通りにある着物の「和布堂」(建築詳細不明)。元々ここで商売をしていたのかは知らないが、古い町屋に暖簾が掛かっている。

 


 

オハヨー精肉店

 愛知県瀬戸市深川町25

 

( 瀬戸 せと おはよーせいにくてん 肉屋 コロッケ メンチカツ 揚げ立て テイクアウト 持ち帰り 近代建築 せと銀座通り商店街 末広商店街 )

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桔梗園 (3) @岐阜県岐阜市

2022年06月17日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに長良北町の中華料理「桔梗園」へ。創業は昭和37年(1962)。昼には遅い時間だったが、この日は雨降りということもあってわざわざバスで来たので呑む気マンマン(笑)。客が引いたカウンター席に腰掛け、「びんビール(キリン)」と「餃子」をお願いする。キリンラガーの大瓶をコップに注ぎ、グイッと。そして「餃子」とたれが供された。餃子は野菜餡のさっぱりとしたタイプ。ちょっとさっぱりし過ぎかも(笑)。たれには最初からラー油が入っているのか油分が多く、酢が感じられないのでちょっと苦手なたれだ。

次は何を頼もうかなとメニューを眺めていると、女将さんが寄って来て「ラストオーダーで…。」と。おぅ桔梗園、お前もか…。通し営業で重宝する店だったのに。コロナ禍でこんなことになっちゃったのかな。慌ててメニューから「辣子凰肝(とり肝の唐辛子炒め)」を注文した。あっという間に出来上がった「辣子凰肝」はとろみの強い餡で和えられていて、椎茸、玉ねぎ、タケノコ、それに鶏レバーという具材。甘さの強い餡なので辛さはあまり強くない。”唐辛子炒め”ならもっと辛くてもいいのに。もとより長居するタイプではないし、まだ時間はあったが、後片付けを始めている店の人の姿が目に入ると急かされていなくても慌ててしまう。平らげて残りのビールを流し込み、勘定してもらった。(勘定は¥2,000)

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4

 

中華料理 桔梗園

岐阜県岐阜市長良大路1-17

 

( 岐阜 ぎふ 長良北町 ききょうえん 中華料理 中国料理 ギョーザ ぎょうざ 桔梗屋 桔梗屋製麺 金龍 きんりゅう 中休み )

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けいちゃん @名古屋市中区・伏見

2022年06月16日 | 名古屋(中区)

ある平日の夜遅い時間、帰る前に少し呑んでからと店を探すも、伏見の自分の居た辺りには遅い時間までやっていて1人で入りやすそうな店が少ない。かといって錦三までわざわざ歩いていくのも…。歩いていたら歩道が円形に明るく照らされていて(写真1、3枚目)、つい灯りに群がる虫のように(笑)、こちらの居酒屋「けいちゃん」の暖簾をくぐってみることに。店内は狭いがほぼ満席。外にも嬌声が聞こえていたがここまでとは。若い客ばかりだし、あまりにも”密”なので引き返そうかどうか迷ったが、手前の2人掛けのテーブル席だけ空いていたので、とりあえず座ることに。ボトルが沢山並ぶ店内は少々雑多な感じ。とりあえず「瓶ビール」をお願いする。

出てきたビールはサッポロラガーの中瓶。夜も遅いし大瓶でなくて良かった。つまみには「手羽先(3本)」を。お願いした。他の席では若いサラリーマンらが結構大きな声ではしゃいでいる。みんなやっと夜遅くに外で酒が呑めるようになって、という感じだろうか。カリッと揚がった「手羽先」が届く。いわゆる名古屋風とは違って胡椒が強い訳でなく、ややスパイシーくらいの味付け。旨い。酒を追加しようか迷ったが、酒場で大声を出す奴らは苦手なので勘定してもらうことに。外に出て看板を見てから気付いたが、こちらウイスキーが得意な店のよう。次に寄ったらウイスキーを頼んでみようか。(勘定は¥1,000程)

 

串物とウヰスキーの店 けいちゃん

愛知県名古屋市中区栄2-1-19

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ 居酒屋けいちゃん 居酒屋 バー 酒場 焼鳥 手羽先 ウイスキー 赤星 )

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