ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Rolled Gold + : The Very Best of the Rolling Stones / The Rolling Stones 

2022年06月15日 | クラシック・ロック

Rolled Gold + : The Very Best of the Rolling Stones / The Rolling Stones (2007)

2007年に発売されたローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のデッカ時代のベスト盤CD2枚組。タイトルは本国イギリスで1975年に発売されたアナログ2枚組のベスト盤(ジャケ写真下)から採られていて、収録曲は28曲から40曲に増やされている。故に”プラス”。ジャケットは金をロールした…という、相変わらずの低レベルなアートワーク(苦笑)。ストーンズは近年になっても本当に酷いジャケばっかりだな。

リマスターはされているが、もちろん全曲所有しているので本来なら全く必要の無い盤。そもそも最初は一風変わったデジパックで発売され、それもちょっと嫌だったので見送ったと記憶する。今回購入したのは通常のプラケース入り。値も安かったので今頃になってついポチっとしてしまった(←結局はコンピ好きなもので)。ちなみに今回(といっても15年も前だが)のプラスになって追加収録された曲は以下の通り。

・Tell Me
・Heart of Stone
・Play with Fire
・I'm Free
・Mother's Little Helper
・Dandelion
・2000 Light Years from Home
・No Expectations
・Let It Bleed
・You Can't Always Get What You Want
・Brown Sugar
・Wild Horses

なるほど契約の関係でデッカに人質に取られた最後の2曲は別としても、アナログ2枚組だと長さの制約もあって重要な曲が漏れてしまうものだな。

デッカ(アメリカではロンドン)時代のベスト盤としては文句のつけようがない選曲。最初から最後までストーンズの重要曲が目白押し。その濃密なことよ。70年代だって凄かった彼らだけれど、やはり60年代に世間に与えたインパクトは凄い。ブルーズ、R&Bのカヴァー・バンドからオリジナル曲へ移行し、ビートバンド期、サイケデリック期を生き残って、真にオリジナルな楽曲が完成されていくその過程は、やっぱり聴き応えがある。チャーリー亡き後も、コロナ禍を経て、とうとうツアーを再開したストーンズ。その最新セット・リストでも19曲中11曲がこのコンピに収録されている曲だ。

ネット・オークションにて購入(¥600)

  • Label ‏ : ‎ Universal Int'l
  • ASIN ‏ : ‎ B000VT2OLS
  • Disc ‏ : ‎ 2
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶讃珈琲 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2022年06月15日 | 岐阜県(岐阜)

旧・岐阜市役所庁舎近くの喫茶「茶讃珈琲」へ。4年程前に出来た店のようだ。看板には”自家焙煎”とあり、コーヒー豆の販売もある店のよう。以前に訪れたら駐車場が塞がっていて断念。次に訪れたらコロナ禍だったからか早仕舞いでまたもや入れず。今回はすんなり、と思ったがほぼ満席の盛況で、かろうじてカウンター席に滑り込んだ。店員はみな若い。コーヒー豆を挽いている男性が主人かな。店内のあちらこちらにポットに入った各種コーヒー豆が置いてある。ドリンク・メニューの情報量が多過ぎて何を選んだらいいか迷ったが、”極少苦味にワイン感や果実の風味”と説明書きのあった「まるごとブレンド」をお願いした。「パンどうしますかー?」と訊かれたが、時間的にまだぎりぎりモーニング・サービスが付くようだ。もう一度メニューを見返して土日祝日だけ無料で変更できるという「ホットドッグ」でお願いした。出来上がるまでの間、沢山あるコーヒーのメニューを眺めたりして過ごす。まだまだ知らないコーヒー豆が色々あって面白い。

まずは平皿に盛られたモーニングのセットが供された。生野菜のサラダ、玉子サラダ、ヨーグルト、そしてハーフサイズのホットドッグ。まもなくコーヒーも届く。豆の説明カードが付いていて、”コスタリカ産コフィア・ディヴェルサ・パープラセンス”という希少種だとのこと(合ってるかな?)。こうしてしっかりと説明があると価値が上がるな。フードに手を付ける前に丁寧にハンド・ドリップされたコーヒーの香りを確かめ、啜ってみる。どちらかというと浅煎りの部類だと思うが、味わいは複雑。本当にワインのような樽香が感じられるのが面白い。旨いなァ。旨いコーヒーと一緒にいただくホットドッグって好きだなァ。でもサラダにかかっていたのがゴマドレッシングなのはどうも…。最近はどこもこればかりで食傷気味。ゴマドレは人気で味も無難なのだろうが、もっとすっきりとしたドレッシングの方が色々邪魔しなさそうなのに。”こだわり過ぎた珈琲屋である以上食事にも手を抜きません”と書いてあったので、次は食事でも寄ってみよう。そういえば酒も色んなのがあったな…。(勘定は¥550)

 


 

↓ 「御鮨街道」沿いに建つ金屋町の「岡本邸(株式会社サンアイ岡本)」(江戸文化文政期以前・建造、のち改造)。”卯建(うだつ)”も立派な敷地の広い大豪邸。元々は釣鐘の鋳造を行っていたのだそうで、通りの角には釣鐘が置いてある。

 

 

 

 


 

 

茶讃珈琲

岐阜県岐阜市朝日町10

※閉店しているようです(令和5年12月現在)

 

( 岐阜 ぎふ ちゃさんコーヒー CHASAN COFFEE BAR  珈琲 コーヒー スペシャリティーコーヒー ランチ モーニング テイクアウト コーヒー豆 挽き売り 鮎鮨街道 閉店 廃業 ) 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新海うどん @愛知県瀬戸市

2022年06月14日 | 愛知県(尾張)

久しぶりに晴れた休日にバイクを駆って瀬戸まで走る。バイクが駐車出来る場所をうろうろ探しながら乗ったり降りたりするのが面倒だったので、駐車場に停めて歩いて散策することに。今年の初夏は暑くなると思いきや、わりと涼しい日が多かった(訪問5月)。でも晴れれば晴れたで日差しは強く、この日も革ジャンが重荷になるくらいの陽気。歩いてある店に向かったら休み。祝日で曜日を確認するのを忘れていた。そこから更に歩いて向かったのは陶原町にある麺類食堂「新海うどん」。店は幹線道路から外れた裏通りにあり、素っ気無い店構えは暖簾が掛かっていなかったら食堂とは分からないほど。店に入ると高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃった。テーブル席の他、小上がりが1つ、カウンター席もある。その上に貼られた品書きの札を眺める。最初は温かいうどんにしようと思っていたが、道中暑かったので気が変わって「冷しうどん」にしてみた。

「冷しうどん」ってあまり馴染みが無いので、”ころ”か何かが出てくるのかと思っていたが、供されたのは氷水の張られた鉢に盛られたうどんで、彩りにきゅうりと缶詰のみかんものっていて清涼感たっぷり。なるほど。他に刻みネギ、ごま、すり生姜の薬味が小皿に付いてきた。つゆはこういう店には珍しく甘味の少ないすっきりとしたもの。さっそくつゆに浸けて手繰っていく。正直こういった食堂では茹で置きだったり、市販品だったり、はたまた乾麺だったりと、あまり期待していなかったうどんだが、しっかりと絞められているからか、張りがあって旨い。陽気もあって薬味を駆使しながらするすると美味しくいただいた。次は中華そばや丼物もいただいてみたいナ。(勘定は¥650<※表記は¥600>)

 

 


 

↓ 歩いてくる途中にあった「亀井商店」(建築詳細不明)。大して古い建物ではないだろうが、入口扉の手摺や金属の蹴り板が時代を感じさせる。

 

↓ こちらも道中で見つけたスクラッチタイル壁の「音春商店」(建築詳細不明)。周囲は更地化され、この建物だけポツンと残っている。

↓ 以前にも訪れたことがある創業明治44年の米屋「鈴亮(スズリョーベルックス株式会社)」(建築詳細不明)。向かいに大きな工場があるが、古い小売りの店も健在。

 

 


 

 

新海うどん

愛知県瀬戸市陶原町3-47

 

( 瀬戸 せと しんかいうどん うどん 饂飩 ひやしうどん 冷やしうどん 麺類食堂 大衆食堂 食堂 近代建築 蹴板 けいた けりいた )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大黒屋 @名古屋市中区・伏見

2022年06月13日 | 名古屋(中区)

以前から気になっていたきしめんの「大黒屋」。店は伏見の繁華な場所から離れた中ノ町通を南下したところ。1軒挟んだ先にはかき氷の「澤田商店」がある。どのくらい前からある店なのかは知らないが、”きしめん”と書かれた夏暖簾が眩しい。店先に煙草の幟と自販機があるところを見ると昔は煙草屋を併設していただろうか。中に入るとテーブルが3つほどと狭小。女将さんが1人でやっていらっしゃった。昼にはかなり遅い時間だったから通し営業のようだ。有り難い。品書きから選んだのは「ざるきしめん」。この日は日差しが強かったが、窓から入る風が気持ちいい。店内も静かだし、広小路や伏見通から離れているので外も時々車が通るくらいだ。

しっかりと茹で時間がかかって「ざるきしめん」が供された。別皿に、刻みネギ、大根おろし、すり胡麻、すり生姜の薬味。小さい冷奴もついている。つゆは色濃く、出汁の風味も強い。さっそく刻み海苔がのった透き通った麺肌のきしめんを手繰る。茹で時間で予想がついていたが、しっかりと張りがある麺。旨い。こういった薄いきしめんの場合、同じヒラヒラタイプでも食感に違いがあり、中には箸で持ち上げるだけでグズグズになってしまうようなものもある。こちらのきしめんは喉越しも良い。麺量は少なめなので薬味が使いきれず、あっという間に手繰り終わった。次は温かいきしめんもいただいてみよう。(勘定は¥670)

大黒屋

愛知県名古屋市中区栄1-13-30

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ だいこくや きしめん うどん 中華そば ざるそば )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Automatic : The Best Of / Pointer Sisters

2022年06月12日 | ソウル・ファンク・R&B

Automatic : The Best Of / Pointer Sisters (2017)

2枚組で的を射た選曲が楽しめるコンピ盤、Music Club Deluxeシリーズ。この2枚組シリーズは、量的にはちょっとトゥーマッチな所もあるが、その分重要曲は漏らさず収録してくれているのが嬉しい。今回購入したのはポインター・シスターズ(The Pointer Sisters)。自分達の世代だと大ヒットを連発した80年代のイメージが強いが、70年代から活躍する姉妹グループ。当初は4人で活動していたが、ルース(Ruth)、アニタ(Anita)、ボニー(Bonnie)、ジューン(June)の4人姉妹のうち、ボニーがソロ活動で抜け、3人組に。70年代中後半にもヒットを出し、83年のアルバム「Breakout」がMTV時代とも相まって大ヒットする。自分も最初に買ったポインターズのアルバムはこれだった。自分は末っ娘のジューンが一番好きだったが、彼女は深刻なドラッグ中毒で結局辞めさせられたのだとか。現在は長姉ルースが娘や孫娘と一緒にポインター・シスターズを名乗って活動しているのだそう。

初期の代表曲から、ヒットした80年代の曲、その後の代表曲と、漏らさず収録。1枚物のベスト盤などで70年代の曲も聴いてはいたが、まだまだいい曲がいっぱいある。びっくりしたのがストーンズ(The Rolling Stones)の「Happy」をカヴァーしていたこと。自分はストーンズが主食なので、ストーンズをカヴァーした曲も随分聴いてきたつもりだったが、このカヴァーは知らなかった。彼女ららしく明るくて出来もいい。これは嬉しい。その他にプリンス(Prince)の「I Feel For You」も。ゴスペル由来のコーラス・ワークが楽しめる彼女らのゴキゲンな代表曲を網羅して、最後には「Breakout」期のヒット曲「Jump(12” Long Version)」「Automatic(12” Special Remix)」のヴァージョンが収録されているが、後年の曲は省いてもいいから(←ヒドイ)「I'm So Excited」「Neutron Dance」「Baby Come And Get It」の12” Remixも欲しかったナ。

ネットにて購入(¥1,089)

  • Label ‏ : ‎ Music Club Deluxe
  • ASIN ‏ : ‎ B06Y313R1J
  • Disc ‏ : ‎ 2
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大黒屋 @岐阜県養老郡養老町

2022年06月12日 | 岐阜県(西濃)

雨模様の中、岐阜県養老町の「たみと」で蕎麦を手繰った後、新緑を愛でに「養老公園」へ。駐車場に車を停め、養老の滝に向かって歩く。去年に寄った時には脚の弱い母と一緒だったのでこの辺りは散策することが出来なかった。小雨が降っているとはいえ日曜なのにガラガラ。途中で寄ったのがいかにも古い休憩処といった感じの「大黒屋」。土産物店で食事も出来るようになっている。2階が大広間になっているような感じの建物だから、かつては賑わったんじゃないかな。誰も居なかったので奥に声をかけると主人が出てきた。そこで「木の芽でんがく」と「養老サイダー」をお願いする。懐かしい栓抜きの付いた瓶専用のコカ・コーラの冷蔵庫で栓を開け、ボトルを置いてくれる。このサイダーは明治33年から製造され、平成12年に製造中止となったものを新しい会社で復刻したものだそう(写真下)。(旧社屋の写真はこちら

直接瓶に口をつけて飲む。こんなこともう某輸入ビールぐらいでしかしなくなったなァ。口に残る王冠の鉄っぽい味が懐かしい。サイダー自体はすっきりとした味わい。「木の芽でんがく」が運ばれた。長方形でなく四角く切られた豆腐に濃い甘味噌だれがかかっている。山椒粉は別皿に。山椒の佃煮も付いていた。山椒好きなので山椒粉をたっぷりとかけていただく。何か分からないが味噌の中にザクザクと口に当たるものが入っているのが珍しい。もちろんサイダーとは合わない(笑)。昼は蕎麦を1枚手繰っただけだったので、あっという間に平らげた。それにしても誰も店の前を通らない。明治13年に開園したという古い公園内なので他にも土産物屋、休憩処がいくつもある。閉まっている店が多かったけれど、天気が悪いとこんなものなのだろう。(勘定は¥790)

 

 


 

↓ 雨の養老公園(明治13年・1880・開園)を滝方面に向かって歩く。この通り沿いにある他の店も、きっと開園当時からある古い店が多いに違いない。

 


 

 

大黒屋

岐阜県養老郡養老町養老公園1274

 

( 養老 ようろう 養老公園 養老の滝 だいこくや おみやげ 土産屋 田楽 木の芽田楽 休憩所 養老サイダー復刻合同会社 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンデー @岐阜県岐阜市

2022年06月11日 | 岐阜県(岐阜)

以前からずっと気になっていた岐阜市八代の「サンデー」。目立ちそうで目立たない立地。以前に自転車で寄ってみたことがあるのだが、ちょうどコロナの第何波の時だったかで臨時休業。たまたま出てきた女将さんに「ごめんねー。」と謝られたことがあった。コロナが落ち着いてというより、もう世間も”コロナと付き合っていくしかない”と舵を切った5月のある日曜日、店を訪れてみると回転灯が回って営業中の模様。店に入ってみた。少々雑多な感じの店内には誰もおらず。カウンター席とテーブル席が1つ。声をかけると奥から年配の女将さんが出ていらっしゃった。壁に貼られた食事メニューは「日替りランチ」と「ラーメン・ライス」のみ。眺めていると女将さんが「ランチは揚げ物と煮物を一緒に出すよー。」と教えてくれた。「日替りランチ」をお願いする。女将さんの調理が始まった。店の中を見回すと冷蔵庫にビールがある。残念ながら後で運転があるので呑めないが、こういうところでおかずを貰いながら呑んだら楽しそう。揚がったフライ物は新聞紙の上で油切り。そして盆にのった「日替りランチ」が完成した。

日替りランチの内容は、サーモンとアジのフライ、タケノコの入った筑前煮、昆布と油揚げの煮物、きゅうりと梅の漬物、合わせ味噌の味噌汁、そしてご飯というラインナップ。フライには千切りキャベツとトマト、きゅうりの付け合わせが付いている。フライはタルタルソースのみ。ちょっと揚げ過ぎな感じだが(笑)、熱々をいただく。付け合わせには和風ドレッシングとマヨネーズ。おかずをあれこれとつまみながらご飯をいただく。ご飯が炊き立てで旨い。煮物はしっかりと味が滲み、これらもいい感じ。あっという間にご飯が無くなった。店の中にはいくつも北海道の物が飾ってあるので尋ねると、女将さんは北海道出身なのだとか。以前は道産品を店に沢山置いていたそう。そうするともう片方のメニュー、ラーメンもひょっとしてそちら由来のものが出てくるのかな? 次はそちらを食べてみようか。(勘定は¥750)

 

お食事と喫茶のお店 サンデー

岐阜県岐阜市八代3-4-3

 

( 岐阜 ぎふ 八代 やしろ 喫茶サンデー 喫茶店 モーニング 食堂 定食 ランチ 日替わりランチ ラーメン ラーメンライス )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬酔木 @愛知県一宮市

2022年06月10日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市の「真清田神社」近くにある喫茶店「馬酔木」。読めない(笑)。外看板のふりがなを見ると「あしび」とある。調べてみるとツツジ科の植物名だそうで「あせび」とも読むらしい(植物名に疎いので全然知らなかった)。この日は軽く食事がしたいと思って開け放してある入口から中に入る。入ってすぐ店内に食品サンプルの並んだショーケースがあるっていうのは珍しい。黒いビニール張りのソファ・テーブルに腰掛けてメニューを眺める。食事メニューも洋食、定食、丼物となかなか豊富。「お好み焼き」や「ぜんざい」「そーめん」まであるようだ。さすが、東海地方の喫茶店は”喫茶”の範疇を軽く越えてくる(笑)。いろいろあるので迷ったが「カレー焼うどん」という見慣れない品が気になったのでお願いした。

しばらくして四角い木製プレートの上の丸い鉄板に盛られた「カレー焼うどん」が登場。鉄板スパゲティーのように玉子液が敷かれている。具材は豚肉、キャベツ、ネギ、人参といったところ。うどんはアレだけれど、カレーの辛さもしっかりとあってなかなか旨い。卓上のソースもちょっとかけたりして熱々を平らげた。次は好物のオムライスかイタリアンスパゲティーか。でも実は一番気になるのは「そーめんセット(ライス、やっこ付)」なんだよな。素麺にご飯と豆腐って一体…(笑)。(勘定は¥600)

 

喫茶 馬酔木(あしび)

愛知県一宮市本町1-1-32

 

( 一宮 いちのみや あせび 喫茶 喫茶店 純喫茶 喫茶めし 洋食 定食 ランチ スパゲティー 鉄板スパ イタスパ イタリアン 焼きうどん )

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Motown 55th Anniversary Collection / Various Artists

2022年06月09日 | ソウル・ファンク・R&B

Motown 55th Anniversary Collection / Various Artists (2013)

2014年当時、モータウンの55周年を記念して作成されたコンピレーションCD3枚組。輸入盤を探しても見つからなかったのでひょっとすると日本独自企画盤かもしれない。モータウンの栄光の歴史を振り返る内容で、最初っから最後まで有名曲、有名アーティストのオンパレード。ソウル、R&Bをあまり聴かない人でもどこかで聴いたことがあるはずの曲が目白押し。収録アーティストと曲は以下の通り。

1-01 Marv Johnson –Come To Me
1-02 Barrett Strong – Money (That's What I Want)
1-03 The Marvelettes – Please Mr. Postman
1-04 Eddie Holland – Jamie
1-05 The Contours – Do You Love Me
1-06 Marvin Gaye – Stubborn Kind Of Fellow
1-07 Martha Reeves & The Vandellas – Heatwave
1-08 Mary Wells – My Guy
1-09 Martha Reeves & The Vandellas – Dancing In The Street
1-10 The Temptations – My Girl
1-11 Junior Walker & The All Stars – Shotgun
1-12 The Supremes – Stop! In The Name Of Love
1-13 Four Tops – I Can't Help Myself (Sugar Pie, Honey Bunch)
1-14 Smokey Robinson And The Miracles – Going To A Go-Go
1-15 Stevie Wonder – Uptight
1-16 The Isley Brothers – This Old Heart Of Mine (Is Weak For You)
1-17 The Monitors – Greetings (This Is Uncle Sam)
1-18 Jimmy Ruffin – What Becomes Of The Broken Hearted
1-19 The Supremes – You Can't Hurry Love
1-20 Four Tops – Reach Out I'll Be There

2-01 Marvin Gaye & Tammi Terrell – Ain't No Mountain High Enough
2-02 Gladys Knight And The Pips – I Heard It Through The Grapevine
2-03 Chuck Jackson – (You Can't Let The Boy Overpower) The Man In You
2-04 Stevie Wonder – My Cherie Amour
2-05 The Originals – Baby I'm For Real
2-06 Rare Earth – Get Ready
2-07 The Jackson 5 – ABC
2-08 Edwin Starr – War
2-09 Spinners  It's A Shame
2-10 Smokey Robinson & The Miracles – The Tears Of A Clown
2-11 The Temptations – Just My Imagination (Running Away With Me)
2-12 Marvin Gaye – What's Going On
2-13 The Jackson 5 – Never Can Say Goodbye
2-14 Michael Jackson – I Wanna Be Where You Are
2-15 Michael Jackson – Ben
2-16 The Temptations – Papa Was A Rolling Stone
2-17 Gladys Knight And The Pips – Neither One Of Us (Wants To Be The First To Say Goodbye)
2-18 Diana Ross – Touch Me In The Morning
2-19 Dynamic Superiors – Shoe Shoe Shine

3-01 Leon Ware – Learning How To Love You
3-02 Syreeta – I Don't Know
3-03 Commodores – Brick House
3-04 Switch – There'll Never Be
3-05 Scherrie & Susaye – In The Night
3-06 Jermaine Jackson – Let's Get Serious
3-07 Lovesmith – Shame On You
3-08 Smokey Robinson – Being With You
3-09 Teena Marie – Square Biz
3-10 Lionel Richie & Diana Ross – Endless Love
3-11 Rick James – Super Freak
3-12 Dazz Band – Let It Whip
3-13 Finis Henderson – Skip To My Lou
3-14 Mary Jane Girls – All Night Long
3-15 DeBarge – Time Will Reveal
3-16 Lionel Richie – Say You, Say Me

自分がそもそもこの辺りの音楽を聴くようになったのはローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)をはじめ、60年代のブリティッシュ勢がカヴァーした曲の元曲を辿るようになってから。それでも70年代後半から80年代初めにかけてもこのレーベルのヒットは続いており、一部はリアル・タイムでも聴いている。

ただ何といっても凄かったのは60年代。モータウンで生まれてヒットチャートに上がった曲は100曲以上だとか。凄い。曲は過密スケジュールで量産されていたが、毎週金曜日に主幸者のベリー・ゴーディー・ジュニア(Berry Gordy Jr.)による品評会があり、そこでダメだと判断されるとリリース出来ないという厳しいものだったんだとか。もちろん音楽的にはほとんどの演奏をファンク・ブラザーズ(The Funk Brothers)が担当している。でも自分がこの事実を知ったのはそれが2002年に映画化(「Standing in the Shadows of Motown」)されてからのことだった。

ネットにて購入(¥780)

  • Label‏ : ‎ ユニバーサル ミュージック
  • ASIN ‏ : ‎ B00EHUM4MQ
  • Disc ‏ : ‎ 3
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

板鼻商店 @名古屋市南区・大江 (※閉店)

2022年06月09日 | 名古屋(港区・南区・緑区)

名古屋港近辺の広い道路をバイクで走った際、昼食にと寄った”やきそば・お好み焼”の「板鼻商店」。店は名鉄常滑線の大江駅と大同町駅の間くらいの、周りにあまり商店も無いような住宅街の中にある。暖簾をくぐって中に入る。高齢のご夫婦でやっていらっしゃって、調理担当は女将さんのようだ。土間のテーブル席に座って注文しようと思ったが、「注文がいっぱいやで1時半頃になるわ。」と。えーっ?もちろん1時間半も待っていられない。残念ながら出直すことに。

次に訪問した時には少し遅めの時間に寄ってみた。店の前に車が停まっているし、今回も調理の真っ最中なので電話注文は相変わらずのようだ。今回は4つ程あるテーブル席も空いていたので何とか座れ、注文も出来るようだ。壁に貼られた黄色い品札には「焼そば」「お好み焼」「おでん」くらいしかない。「焼そば」と「お好焼」〔ママ〕は”一品””二品””三品”とあり、肉、イカ、玉子の具材の組み合わせで値段が変わるようになっているようだ。主人に「焼そば、イカ、玉子」とお願いした。主人が「玉子は目玉?混ぜる?」と訊いてきたので「目玉で」とお願いした。

女将さんはずっと焼きで大忙し。出来上がった他の客の「お好焼」を見ると、こちらのお好み焼きは混ぜ焼きタイプかな。しばらくして白い平皿に盛られた「焼そば(二品)」が登場。脇に刻んだ紅生姜が添えられている。麺の上にのせた目玉焼きの上から塩胡椒が振られている。焼きそばはソース味で、箸で手繰ると中にはイカがたっぷり。どこのソースか知らないが、味付けの加減も申し分なく、旨い。卓にはソースも置いてあったけれど、使うことなくスルスルと腹に入っていく。「お好焼」も追加しようと思ったが、注文の電話に出た女将さんが「ごめん、もう終わり。」と断っていたので止めておいた。時間を見ると午後2時頃。すごい人気ぶりだなァ。主人に勘定してもらって店を出た。(勘定は¥430)

 

板鼻商店 (板鼻氷店)

愛知県名古屋市南区堤起町1-22-1

 

( 名古屋 なごや いたはなしょうてん いたはなこおりてん 板鼻 やきそば 焼そば 焼きそば おこのみやき お好み焼 お好み焼き 持ち帰り テイクアウト 閉店 廃業 )

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする