ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

友 @名古屋市中川区・南荒子

2025年03月15日 | 名古屋(熱田区・中川区)

中川区の法華西町にあるお好み焼の「友」へ。店は以前に行った洋菓子店「リンツ」の近くにあるが、大通りには面しておらず、住宅地の路地にポツンとある。店の隣に車を停めてから確かめてみると、そちらは隣家の土地だそう。高齢の女将さんに「店の前に停めて。」と言われたので車を移動して改めて店内へ。店内は靴を脱いで上がった所にL字カウンター。先客は3名。みんなビール瓶を立てている。店の隅には駄菓子も少し置いてあった。お願いしたのは「お好み焼・いか」。でも今、いかは高くて無いのだそう。ではと「肉」を注文した。腰の曲がった女将さんの調理を眺めながら出来上がりを待つ。

酒肴惣菜がカウンターの上に並べてあり、調理中に小皿のポテサラと玉子焼きが出てきた。「お好み焼」は名古屋式の重ね焼きタイプ。生地の上にキャベツ、天玉、紅生姜を重ねていく。真ん中に玉子を落とし、上から生地を足して豚の薄切り肉で覆い、ひっくり返してじっくりと火を通す。ややとろみのあるソースが塗られ、花鰹をかけて出来上がり。「青海苔は中に入っとるでね。」とのこと。天玉を揚げる時に生地に混ぜてあるみたい。じっくり丁寧に焼かれた「お好み焼」はソースも甘過ぎず、殊の外旨い。これでビール呑みたいなァ…。先客は近所の常連(オッサン)ばかりのようだが、あれやこれやと女将さんの世話を焼いているようで「あの子らが色々直してくれたり手伝ってくれたりするんやわ。」とのこと。愛されているなァ。勘定をお願いするとお好み焼の分のみの金額。惣菜の分を訊くと「あれはお通しやで。」とサービスだった模様。座らせてもらってこの金額では申し訳なし。(勘定は¥400)

 

楽房 友

名古屋市中川区法華西町29-1

 

( 名古屋 なごや 友 お好み焼き友 とも らくぼうとも 鉄板焼 酒場 居酒屋 お惣菜 )


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