第32回世界アマ日本代表決定戦が9月18日と19日に東京・市ヶ谷の日本棋院会館で行われ、平田博則さんが14大会ぶり8回目の優勝を果たした。平田さんは2011年に行われる世界アマチュア囲碁選手権に日本代表選手として出場する。
・優勝:平田博則
・準優勝:玉城大資
・3位:平岡聡
・4位:三浦浩
(日本棋院HPより抜粋)
「ハツラツ84歳!平田さん日本代表に」、「前代未聞の快挙!」
(週刊碁、見出しより)
◇ ◇ ◇
84歳の平田さん、全国強豪選手の頂点となる優勝。驚きですね。
頭脳ゲームとはいえ、気力・体力は減退すると思われますが・・・。
高齢化の進む日本ですが、平田さんの闘志を見習う必要がありそうですね。
来年5月に松江市で行われる「世界アマ選手権」では、世界を驚かす活躍をしてほしいと思います。
今年のアマ名人戦、アマ本因坊戦は韓流ブームとなりました。本棋戦は日本代表戦ということで影響はなかったのですが、院生経験者が出場していないようで、全体的には年齢が高かったようです。
準優勝の玉城大資さん(岐阜・25歳)はインターネットで強くなった異色の選手。碁盤を使っての対局が少ないため、準決勝では審判長に整地を手伝ってもらったそうです。
囲碁界でもインターネットの影響は、見逃せない状況になっていますね。
群馬県代表の小澤弘季さん(高崎高校・1年)は、1回戦で準優勝の玉城さんと当たり敗退。まだまだ成長過程ですので、今後の活躍に期待しましょう。