張栩棋聖(31)に高尾紳路九段(35)が挑戦する第36期棋聖戦挑戦手合七番勝負第1局が1月12日、13日に岡山県倉敷市で行われた。結果は黒番の高尾九段が2目半勝ちをおさめてシリーズ先勝となった。第2局は26日から札幌市の「札幌プリンスホテル」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「高尾先勝、重厚高尾の真骨頂」、「死活で張に誤算!?」
(週刊碁より抜粋)
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今年最初のタイトル戦となる棋聖戦が始まりましたね。
初戦は高尾九段がじっくりとした打ち振りで、張栩棋聖に快勝しました。
昨年の名人戦など力がぶつかり合う「ねじり合い」の碁が多い中で、本局は緻密な競り合いで玄人好みの一局に見えました。
前夜祭で張棋聖は「囲碁界で最高の舞台にふさわしい対局ができるように、命を削る思いで頑張ります」と決意表明。
高尾九段は「初めて見た瀬戸大橋に感激し、疲れがすっかり癒やされた。一生忘れない対局をしたい」との抱負。
両者の感性が面白いですね。
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今回の対局地は岡山県倉敷市の「せとうち児島ホテル」。
「倉敷」というと、「白壁の町」「大原美術館」などの観光スポットが有名です。
「瀬戸大橋」も一度は列車で渡ってみたいと思っています。
ただ、最近は一時ほどの注目度ではないような・・・。
この周辺を訪れたことはありませんが、温暖な気候と海産物など自然に恵まれた情景が浮かびます。
小柳ルミ子が唄う「瀬戸の花嫁」のイメージでしょうか。
結婚式でよく唄われていましたが、もう「懐メロ」なんですね。
「瀬戸の花嫁」
唄:小柳ルミ子
作曲:平尾昌晃
作詞:山上路夫
♪♪ 瀬戸は日暮れて~ 夕波小波~
あなたの島へ~ お嫁にゆくの~