藤沢里菜女流本因坊に謝依旻女流名人が挑戦する 第34期女流本因坊戦五番勝負第1局が10月8日に岩手県花巻市ので行われた。結果は白番の藤沢里菜女流本因坊が白番2目半勝ちをおさめ、タイトル防衛へさい先のよい1勝をあげた。第2局は10月18日(日)に鳥取県三朝町で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「里菜、ヨセ勝負制し先勝」 「謝、堅く行き過ぎた!?」
(週刊碁見出しより)
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初戦を制した里菜さん。序盤は苦しい展開でしたが、中盤からの追い上げできわどく決めました。
敗れた謝さん、形勢を楽観したのか、いつもの闘争心が・・・。
藤沢里菜さんはまだ17歳、次の世代を担う日本のエース。女流碁界の井山になれるでしょうか。
謝さんはここ10年近く女流のトップを走ってきました。どこまで続くか・・・。
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今回の対局地は岩手県花巻市の花巻温泉「佳松園」。女流本因坊戦は22期から13年連続での開催とのこと。
主催者、会場関係者も定例化で安心でしょうが、新鮮味も考えないと・・・。
花巻温泉は全国的に有名で、交通も東北新幹線、花巻空港、東北自動車道と便利なところにあります。
一方、テレビで秘湯を巡る旅がしばしば紹介されています。都会的な快適さとは違う「趣き」が感じられますね。
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