決勝の組み合わせは25世本因坊治勲-結城聡九段の顔合わせとなったが、決勝戦収録当日、夫人の危篤に付き添っていた治勲から不戦敗の申し出があった(翌日逝去)。主催者サイドの協議の結果、後日結城の不戦勝ということに決まった。
結城の竜星戦優勝は10年ぶり二度目。「決勝を打つつもり満々でいましたので、ちょっと変な気持ちですが、でもやはり優勝は嬉しい・・・」
(「週間碁」より抜粋)
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不慮の事態による不戦敗、治勲さんにとっては苦渋の決断だったのでしょう。
これが演劇や舞台の主役でしたら、欠場というわけにはいかないでしょうね。
こうしてニュースになるのも有名人ならでは。凡人には縁のないことですね。
それでも「生者必滅、会者定離」。いつかは来る道・・・。
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