30才以下の若手棋士によるトーナメント戦、「第9回おかげ杯囲碁トーナメント」が5月14日(月)、15日(火)に三重県伊勢市のおかげ横丁で開催された。決勝には、許家元七段と余正麒七段が進出し、許七段が初優勝を飾った。
■準決勝の結果(左が勝者)
・余 正麒七段 中押し 一力 遼八段
・許 家元七段 中押し 謝 依旻六段
■決勝の結果(左が勝者)
・許 家元七段 2目半 余 正麒七段
(日本棋院HPより抜粋)
「許家元初V、決勝で余正麒を下す」 「余、必死の追及も時すでに遅し」
(週刊碁見出しより)
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20歳の許さん、絶好調ですね。5/11現在の勝ち星ランキングでは16勝1敗の4位(1位は芝野七段の19勝8敗)ですが、勝率はダントツ。5/17に行われた碁聖戦挑戦者決定戦でも本木八段を破り、七大棋戦初の挑戦権獲得です。
ポスト井山の座を射止めるのは誰か? 群雄割拠の時代も到来しそうですが・・・。
準決勝進出4名中、3名が台湾出身棋士。故国を離れ 【堅忍不抜】 の心構えが大成の秘訣でしょうか。
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