「週刊碁」に連載の四字熟語、「つるりん(鶴山淳志八段、林漢傑八段)式観る碁のすすめ」
第57回:疾風怒涛/余正麒八段
★疾風怒涛(しっぷう・どとう):風が吹き荒れ、波が荒れ狂うさま。転じて、時代が激しく動き、大きな変化が社会に起こること。
りん:あまるくん(余八段)はさぁ、本来タイトルを持ってるべき人だよね。令和三羽烏(一力、許、芝野)って言われてるけど、実力的にはあまるくん入れてもおかしくなかったと思うもの。
つる:だよね。ただ、今までは令和三羽烏にだけはなかなか勝てなかった。
りん:でも、この度の王座戦では挑決で虎ちゃんを破って挑戦者に名乗りを挙げた。これは碁界の勢力図が変わるかも!?
つる:大躍進の予感!!
第58回:小春日和/安田明夏初段
★小春日和(こはる・びより):冬の初めの時期の、春のように暖い気候のこと。「小春」は陰暦十月。
※今回・次回はウニこと鈴木伸二七段をゲストに迎えての特別編です。
りん:ウニ、卒業(囲碁フォーカス)、おめでとう!
ウニ:安田さんの魅力を言えばいいんですね。かわいいです。野原に咲く秋桜(コスモス)のように可憐です。優しさがしみてきたし、もう少しパートナーでいさせて欲しかった。
つる:ちょいちょいあの名曲っぽい(笑)。
ウニ:がんばり屋で基本は何でも自力でやろうとするタイプなんです。
第59回:整理整頓/村川大介九段
★整理整頓(せいり・せいとん)):物がきれいに片付けてある状態。きちんと物が揃そろえてあり、必要なときはいつでも取り出せること。
りん:風の噂でウニくんがサウナにハマったのは大ちゃん(村川大介九段)の影響って聞いたんだけど、そうなの?
ウニ:そうですね。村川さんは僕のサウナの師匠です。
つる:どんな風に誘われたの?
ウニ:村川さんは知識から入るタイプなんで、ちょっと説明が長かったですね。
りん:大ちゃんって理論家で、碁の研究でもきちんと頭で整理しているから、ウンチクを傾けがち(笑)。
(週刊碁より抜粋)
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余正麒八段の王座戦、第1局は残念でした。相手は井山四冠、力を出し切れなかったようです。
第2局以降の巻き返しを期待しましょう。
「囲碁フォーカス」のアイドル・安田明夏初段。名曲「秋桜」の例えはハマっていました。
♪淡紅のコスモスが秋の日の~
(省略)
♪こんな「小春日和」の穏やかな日は~
囲碁棋士の間ではサウナがブームなんでしょうか?
村川さんの魅力は、あのカスレ気味の声でしょうか・・・?
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