日本棋院・関西総本部の院生である関山穂香さん(17歳)が、令和7年度の女流特別採用推薦を経て、プロの囲碁棋士となることが決まりました。関山穂香さんは、高祖父・関山盛利四段から続く囲碁一家の出身で、日本棋院・関西棋院を通じて5代目の囲碁棋士誕生は初めてとなります。
<参考:関山家について>
初代 関山盛利四段(日本棋院関西支部所属棋士、生没年不詳)
二代 関山利一九段(日本棋院から関西棋院に移籍。第 1 期本因坊利仙。1909年12月23日~1970年1月15日)
三代 関山利夫九段(関西棋院棋士、1937年7月20日~1992年9月2日)
四代 関山利道九段(関西棋院棋士、1973年6月29日)
五代 関山穂香さん(日本棋院棋士、2007年6月26日)
(日本棋院囲碁Webより抜粋)
◎四代続く木谷家
初代 木谷実九段(故人)
二代 小林禮子七段(同)
三代 小林と父小林光一名誉棋聖(72)の間に生まれた娘の小林泉美七段(47)
四代 小林と張栩九段(44)の間に生まれた張心澄二段(18)と張心治初段(15)の姉妹
(日刊スポーツより抜粋)
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初の5代目囲碁棋士の誕生ニュース、新聞ではあまり大きく取り上げていませんね。
二代の関山利一九段は第1期本因坊で有名ですが、それ以降はあまり知られていないからでしょうか。
4代続く木谷家は女系が継いで、夫の小林光一、張栩はタイトル・ホルダーとして活躍し有名です。
囲碁界では親子、兄弟姉妹など多いのですが、将棋界はあまり聞きません。なぜか・・・?
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