NHK・Eテレの囲碁番組「囲碁フォーカス」で4月から「囲碁川柳」コーナー(奇数週放送)が始まりました。
選者は「碁柳会」の春風亭華柳・師匠。
◆4月6日放送の句(青字は私のコメント)
(1)弁当の ふたにハマあり 昼休み (華柳)
碁会所で湯呑に手を入れる場面はよく見かけました。
(2)碁が厚く なる頃化粧も 厚くなり (さおり)
男性には分かりかねます・・・
◆4月20日放送の句
(1)上様が 欠伸(あくび)こらえる お城囲碁 (酔楽)
上様も昼夜、いろいろとお仕事が・・・
(2)道端で 会うやいなやに 碁の手つき (斜凡)
この情景も少なくなりました。
◇ ◇
10数年前のある碁会所、常連のS村さんが勘違いで大石を取られたときのボヤキ・・・
「勘違い コタツで母の 手を握り」
これが絶妙の間合いでつぶやくんですね。
碁会所の部屋は何とも言えないマッタリとした空気に包まれました・・・
古川柳に『碁敵は 憎さも憎し 懐かしし』という句がありました。
碁打ちも勝ち負けだけでなく、粋とか風流などを楽しみたいものです。
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