第73期本因坊戦挑戦手合七番勝負の第3局が6月2、3日(土、日)に秋田県能代市で行われた。結果は本因坊文裕(井山裕太九段)が山下敬吾九段に白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を2勝1敗とした。第4局は12、13日(火、水)に大阪府吹田市で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「文裕連勝 危機乗り越え、星ひとつリード」 「山下 一瞬流れ来るも失速・・・」
(週刊碁見出しより)
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2-1とリードの井山さん、難解な接近戦・コウ争いを制しての連勝でした。
敗れた山下さん、黒優勢の局面もあったようですが、勝負手をことごとく崩され・・・。
序盤から 【虚々実々】 激しい接近戦の連続で、アマチュアには参考にならない着手が多すぎますね。
AIや世界戦の影響でしょうか、プロとアマの格差は拡がるばかり・・・。
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今回の対局地は秋田県能代市の「旧料亭金勇」。今期3度目の本因坊戦開催とのことです。
能代市は秋田杉の集積地と知られ、「木都」と呼ばれていたそうです。
能代市へのアクセスは東京から電車・新幹線で約5時間半、交通事情はイマイチでしょうか。
ただその分、都会の絵の具に染まらない点はいいかも・・・。
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