時をへて、決戦再び 名人・井山裕太×挑戦者・張栩
2008~09年、囲碁界の第一人者と若き挑戦者として、2期連続で名人位を争った2人が、立場を入れ替え再び相まみえる。
井山裕太名人に張栩九段が挑戦する第43期名人戦七番勝負が8月28日に始まる。今や絶対王者の名人の連覇か。長い雌伏の時を経て大舞台に戻った挑戦者の10期ぶり復位か。ファン待望の対決が幕を開ける。
「井山/自分の歩み見極める相手」 「張栩/20歳の気持ちでぶつかる」
(朝日新聞より抜粋)
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いよいよ名人戦七番勝負が始まりますね。
挑戦者に名乗りを挙げたのは名人戦リーグ8戦全勝の張栩九段(38)。前評判からするとやや意外な感じでしたが、8連勝は文句なしの挑戦者です。
山下九段のコメント
「最近の張さんは、かつてに比べ碁の内容というより、雰囲気が円くなった。対局中ずっと怖い顔をしていたのが、笑ったりする。自分の考えが正しいという意識が強かったのが、いろんな考えを柔軟に採り入れるようになった気がします。・・・」
一方、受けて立つ井山名人(29)。許家元さんに碁聖位を奪われ六冠に後退、世界戦やイベントなど厳しいスケジュールに追われ大変そうです。
ただ、名人戦は初めて7大タイトルを獲得した特別な棋戦、 【風林火山】?の気分で臨むか・・・。
外野の予想としては、これまでの実績から4-1で井山さん乗りでしょうか・・・。
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