【グロービス杯世界囲碁U―20】
「第10回グロービス杯世界囲碁U―20」が6月3、4日、インターネット対局で行われた。
日本からは6名が出場し、酒井佑規四段と小西理章初段がグループリーグを突破したが、トーナメント初戦で敗れてベスト4入りはならず。
決勝には中国の王星昊八段と韓国の韓友賑七段が進み、韓七段が3連覇を狙う王八段を破って初優勝を果たした。
【呉清源杯1~3回戦】
「第6回呉清源杯世界女子囲碁選手権」が6月9日から中国・福建省で開幕。日本からは藤沢里菜六段、上野愛咲美四段、牛栄子四段、仲邑菫三段が出場。
藤沢が中国ナンバーワン女流棋士・於之瑩七段に完勝。ベスト4に進出した。準決勝・決勝戦は12月ごろ行われる予定。
【フマキラー女流ブレーンズマッチ】
女流棋士8名によるトーナメント戦『第3回フマキラー囲碁女流ブレーンズマッチ』の準決勝・決勝が広島県廿日市市「ブレーンズ・パーク広島」で行われ、
決勝で広島県江田島市出身の大森らん初段が井澤秋乃五段を黒番中押し勝ちで破って優勝となった。
(日本棋院HPより抜粋)
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◆グロービス杯世界囲碁U―20
グロービス杯は第1回(2014年)の優勝者が一力遼、準優勝が許家元と快調なスタートでしたが、以降、日本勢は第3回準優勝・許家元、第9回準優勝・福岡航太朗のみと成績はイマイチでした。
国際棋戦不振の現状は認めざるを得ないか・・・。
◆呉清源杯1~3回戦
女流2トップ(上野・藤沢)は上野さん優勢の状況でしたが、このところ藤沢さん好調の波が来ているようです。
期待の仲邑さんは1回戦敗退、女流棋戦勢力図は混沌と・・・。
◆フマキラー女流ブレーンズマッチ
本棋戦はイベントなど広島県に貢献した女流棋士8人のトーナメント戦。
参加女流棋士は、佃亜紀子六段、吉原由香里六段、青葉かおり五段、井澤秋乃五段、奥田あや四段、万波奈穂四段、長島梢恵三段、大森らん初段。
優勝は最年少で地元・広島出身の大森さん。
記録係を努め同年代の安田明夏初段は「凄く穏やかで、いい意味で天然。自分のことよりみんなのことを優先ような人」と。ナルホド応援したくなりますね。
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