本因坊文裕(=井山裕太九段)への挑戦権を争う、第78期本因坊戦挑戦者決定リーグ戦最終節一斉対局が4月13日(木)に打たれ、一力遼棋聖-芝野虎丸名人戦は一力が白番中押し勝ち、7勝全勝で2年連続2回目の挑戦権を獲得した。
芝野、許家元十段は5勝2敗、余正麒八段は4勝3敗で来期は本戦から出場、鶴山淳志八段、本木克弥八段、富士田明彦七段、大竹優七段は最終予選から出場する。
(日本棋院HPより抜粋)
「一力挑戦、文裕との決戦再び」 「芝野、3度目の挑戦叶わず」
「伝統のリーグ終幕、来期への決意新たに」
(週刊碁見出しより)
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昨年に続き挑戦者となった一力棋聖、隙のない打ち回しで芝野名人を突き放しました。
令和三羽烏(一力、芝野、許)では一力さんが抜きん出た格好ですね。
本因坊戦については、実施方式変更の報道に驚きました。
・1日制の五番勝負に変更
・リーグ戦は、16人によるトーナメント戦に移行
・優勝賞金は2,800万円から850万円に減額し、棋戦序列は3位から5位に
本因坊戦は囲碁の七大タイトル戦の中で唯一戦前に創設され、最も古い歴史を持つ棋戦。
囲碁界への逆風は続く・・・。
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