天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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よそゆきの手

2021-04-09 21:00:00 | 囲碁

AIの登場で布石や定石など従来の常識が壊れつつあります。
そんな中で、一般のアマ囲碁ファン(高段者除く)はどう対応していくか?

ザル碁党も囲碁雑誌などで得たAI流を使ってみますが、勝率はイマイチ・・・。
手慣れてない「よそゆきの手」では、心理的に不安定な気分ですね。
時代遅れと言われようと普段着の「昭和流」が似合っているかも・・・。

シニア世代ともなると「よそゆきの服」を着る機会はメッキリ減りますね。
コロナ禍の影響でホームウェア(部屋着、普段着)の売り上げが好調とのことですが、ナルホド・・・。
田舎のオジサンにとって「よそゆきの服」は難問ですね。

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1年前の記事(2020-04-09):第75期本因坊戦/芝野虎丸名人が挑戦者に

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プロ棋士/勝ち星ランキング(2021/4/2現在)

2021-04-07 21:00:00 | プロ棋戦

「週刊碁」に掲載の勝ち星ランキング(4/2現在)、3カ月が経過しましたがいつもと変わった顔ぶれになっています。
ベスト9のうち女流棋士が6名、これは女流名人戦などの女流棋戦が集中した結果でしょうか。
ベスト3は上野愛咲美(18勝5敗)、牛栄子(15勝7敗)、仲邑菫(14勝2敗)の3名が独占しています。

この結果、何か違和感があります。(女流、若手棋戦を含む)とありますが、ドーモ・・・。
最終的な年間ランキングでは‏井山さん、令和三羽烏などの実力者が上位を占めると思われますが、女流、若手の成績も気になるとこです。

◎2021年/勝ち星ランキング(4月2日現在)
 ①上野愛咲美女流棋聖 18勝5敗
 ②牛  栄子三段 15勝7敗
 ③仲邑  菫二段 14勝2敗
 ④近藤登志希初段 13勝2敗
 〃福岡航太朗二段 13勝3敗
 ⑥許  家元八段 12勝5敗
 〃鈴木  歩七段 12勝7敗
 〃加藤 千笑二段 12勝7敗
 〃向井 千瑛六段 12勝8敗
 (女流、若手棋戦を合む)

◎2020年/年間勝ち星ランキング
 ①一力  遼二冠  53勝13敗
 ②井山 裕太三冠  38勝14敗
 ③許  家元八段  36勝23敗
 ④藤沢里菜女流四冠 35勝15敗
 〃芝野 虎丸二冠  35勝21敗
 ⑥上野愛咲美扇興杯 34勝23敗
 ⑦大西 竜平七段  35勝15敗
 ⑧山下 敬吾九段  30勝20敗
 ⑨関 航太郎三段  29勝 8敗
 〃六浦 雄太七段  29勝13敗
 〃牛  栄子三段  29勝16敗

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1年前の記事(2020-04-07):山下九段、スランプか?

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第76期本因坊戦/芝野が2年連続挑戦

2021-04-05 21:00:00 | プロ棋戦

本因坊文裕(=井山裕太九段)への挑戦権を争う、 第76期本因坊戦挑戦者決定リーグ戦最終節一斉対局が4月2日(金)に打たれ、芝野虎丸二冠(王座・十段)-羽根直樹九段戦は芝野が黒番中押し勝ちした。この結果、6勝1敗で芝野が2年連続2回目の挑戦権を獲得した。許、一力は5勝2敗、羽根は4勝3敗でリーグ残留、黄、鶴山、佐田、大西のリーグ陥落が決まった。
本因坊文裕との挑戦手合七番勝負は5月11日(火)に群馬県高崎市「旧井上房一郎邸」で開幕する。
   (日本棋院HPより抜粋)

「芝野挑戦、2期連続、打倒文裕へ」 「許、一力 届かず」 
   (週刊碁見出しより)

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最終戦(羽根九段戦)で挑戦権を決めた芝野二冠。苦手な羽根戦でしたが序盤のコウ争いで優勢を決定づけたようです。
敗れた羽根九段、勝てばプレーオフとなるところですが無念・・・。

リーグ残留した4人は在籍組で、陥落の4人は予選勝ち上がり組。在籍組の実力が優ったようです。

七番勝負は群馬県・高崎対局、昨年予定されていましたがコロナ禍で中止。地元としては二年越しの開催となります。楽しみですね。

     ○ ● ○

1年前の記事(2020-04-05):本因坊戦リーグは【芝野 ― 許】の挑戦者決定プレイオフへ

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月刊「囲碁未来」、来年3月号で休刊

2021-04-03 21:00:00 | 本と雑誌

月刊「囲碁未来」の今月号(5月号)に、休刊のお知らせがありました。
来年3月号までということですが、囲碁教室のスタッフにとっては困ったことです。

囲碁教室(入門~初級者)の教材として重宝しており、これに替わる囲碁誌は見当たりません。
囲碁普及に関わる人たちにとって、同じ思いだと思いますね。

初級者向けの単行本は色々ありますが、定期刊行物の方が間口が広く新鮮味があります。
棋院の経営上、休刊やむなしとの決定でしょうがドーモ・・・。

「こども囲碁教室」は3月以降、各地で徐々に再開されてきました。
「囲碁未来」は休刊となりますが、囲碁界の未来は明るいものにしたいものです。

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1年前の記事(2020-04-03):サルコスミ & サルトビ

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女流ティーンエージャー戦/仲邑菫優勝!

2021-04-01 21:00:00 | プロ棋戦

SENKO CUPワールド碁女流最強戦2021のサイドイベントとして「女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦(非公式戦)」が 3月23日(火)、24日(水)に行われた。
女流棋士の年少順に8名が参加する棋戦で決勝は、仲邑菫二段が上野梨紗初段に白番6目半勝ちをおさめ、優勝を飾った。仲邑は、公式戦、非公式戦含めプロ棋士のみが参加する賞金大会で初優勝。
   (日本棋院HPより抜粋)

「スミレ開花宣言、前進の大きな一歩」
   (週刊碁見出しより)

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本棋戦は「SENKO CUPワールド碁女流最強戦2021」のサイドイベントとして行われたようですが、日本ではメインイベントを凌ぐ記事になっています。
次世代を担う日本期待の仲邑菫さんですから必然か・・・?

メインの「SENKO CUP ワールド碁女流最強戦2021」は優勝:於之瑩六段(中国)、準優勝:崔精九段(韓国)、3位:上野愛咲美四段(日本)。こちらは世界戦の勢力図を反映する結果になったようです。

仲邑さん優勝の「女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦」ですが、「ティーンエージャー」という言葉を久しぶりに聞きました。
言葉にも流行りや廃りがあるようで・・・。

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1年前の記事(2020-04-01):第67回NHK杯・決勝/井山3回目の優勝

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