4月から始まった「第69回NHK杯囲碁トーナメント」、オープニングも一新しましたね。
対局の映像ではAI評価値が表示されるようになりました。
これまでは解説者が評価していましたが、同業者でもあり白黒ハッキリした表現は控えているようでした。
その点、AIは数値で優劣を表すので、視聴者にとって分かりやすいですね。
ただ、なぜこの評価値かと問われると、そこは解説者の力量となります。解説者も大変ですね。
4/18放送の「1回戦第3局 蘇耀国九段(黒番)× 秋山次郎九段(白番)」戦、序盤(30手前後)の評価値(勝率)は蘇九段が60%と優勢、70手あたりで一時的に秋山九段が50%を超えるも、80手以降は蘇九段が80%を超え中押し勝ちとなりました。
AIはシノギが得意とのことですが、本局では手厚い蘇九段の打ち回しが光りました。
AIの評価値は参考になりますが、解説者との連携具合が課題かと・・・。
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