本因坊文裕(=井山裕太九段)への挑戦権を争う、 第76期本因坊戦挑戦者決定リーグ戦最終節一斉対局が4月2日(金)に打たれ、芝野虎丸二冠(王座・十段)-羽根直樹九段戦は芝野が黒番中押し勝ちした。この結果、6勝1敗で芝野が2年連続2回目の挑戦権を獲得した。許、一力は5勝2敗、羽根は4勝3敗でリーグ残留、黄、鶴山、佐田、大西のリーグ陥落が決まった。
本因坊文裕との挑戦手合七番勝負は5月11日(火)に群馬県高崎市「旧井上房一郎邸」で開幕する。
(日本棋院HPより抜粋)
「芝野挑戦、2期連続、打倒文裕へ」 「許、一力 届かず」
(週刊碁見出しより)
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最終戦(羽根九段戦)で挑戦権を決めた芝野二冠。苦手な羽根戦でしたが序盤のコウ争いで優勢を決定づけたようです。
敗れた羽根九段、勝てばプレーオフとなるところですが無念・・・。
リーグ残留した4人は在籍組で、陥落の4人は予選勝ち上がり組。在籍組の実力が優ったようです。
七番勝負は群馬県・高崎対局、昨年予定されていましたがコロナ禍で中止。地元としては二年越しの開催となります。楽しみですね。
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