菫、大逆転勝ち
名人戦予選C(4/5対局)、岡田結美子六段-仲邑菫二段戦は、終局直前に岡田が地中に手入れせず、仲邑が手にして逆転で白番中押し勝ちを収めた。
黒は手入れをしても盤面十数目勝ちだったので、岡田にとっては悔やまれる敗戦だ。「手なしと読んだところには、たとえ手入れして余裕で勝っていても手入れはしない」というのがプロの性。それが仇となった。仲邑にとっては望外の勝ちとなった。
(週刊碁より抜粋)
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勝ち星ランキング2位の仲邑菫二段(4/23現在、19勝2敗)、絶好調ですが幸運な勝利もあったようです。
岡田さんにとっては「悔やんでも悔やみきれない」心境、ザル碁党は仲邑さんの勝利より、岡田さんの無念さに同情しますね。
地域の囲碁会などで「手はないと思うが、一手入れておくか」というセリフがよく聞かれます。
プロにとっては、この手の勝利はプライドが許さない・・・。
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