天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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15歳、有望株No.1/福岡航太朗二段

2021-08-10 21:00:00 | プロ棋士

入段3年目の福岡航太朗二段が早くも頭角を現してきた。今年の成績は27勝5敗(8/6時点)と勝率8割を優に超える。15歳の福岡が今後どこまでのぼりつめるか、注目したい。
   (週刊碁より抜粋)

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週刊碁の「クローズアップ」、先週の常石隆志四段に続き今週は福岡航太朗二段です。
勝ち星ランキングは堂々の3位(1位:上野愛咲美、2位:仲邑菫)と大躍進です。

好調の秘訣は「計算の精度が上がったこと、持ち時間を後半に温存したこと」、ナルホド・・・。
持ち時間については常石四段も同様の話をしていましたね。

令和三羽烏(一力、芝野、許)に続く日本のエースになれるか・・・。

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1年前の記事(2020-08-10):第45期名人戦リーグ/井山が全勝で挑戦者に!

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第46期名人戦リーグ戦最終対局/一力がリーグ戦全勝

2021-08-08 21:00:00 | プロ棋戦

第46期名人戦挑戦者決定リーグ戦最終第9ラウンド一斉対局が8月6日(金)に打たれた。第8ラウンドで挑戦権獲得を決めていた一力遼天元は、山下敬吾九段に白番中押し勝 ちし、8戦全勝でリーグを終えた。
許家元十段、羽根直樹九段、山下敬吾九段、本木克弥八段、芝野虎丸王座がリーグ残留、安斎伸彰七段、河野臨九段 余正麒八段がリーグ陥落となった。
井山裕太名人との挑戦手合七番勝負は8月26日(木)に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で開幕します。
   (日本棋院HPより抜粋)

「一力無双、充実の内容で8連勝」 「本木残留、安斎・河野・余は陥落・・・」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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一力二冠の全勝V、内容的にも自信に満ちた打ちぶりでした。
中盤までは苦しそうに見えますが、いつのまにか優勢になっています。一力マジック・・・?

一力・井山の両者は碁聖戦五番勝負が進行中、一力碁聖が2勝1敗とリードしています。碁聖戦の日程は第4局(8/17)、第5局(8/29)。
名人戦七番勝負第1局が8/26、名人戦前に決着するか? こちらも目が離せません。

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1年前の記事(2020-08-08):第45期碁聖戦第2局/一力連勝!タイトル奪取にあとひとつ

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こども囲碁教室休講、これが最後?

2021-08-06 21:00:00 | こども囲碁

山本一太群馬知事メッセージ(8月3日(火)現在)
群馬県にも、本格的な感染拡大の「第5波」が到来しています。
この状況を受け、8月4日(水)から全県において、警戒度を「4」に引き上げることといたしました。これに伴い、県民の皆さまには「不要不急の外出自粛要請」、事業者の皆さまには「営業時間の短縮要請」等を行うこととなります。
   (群馬県公式サイトより抜粋)

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群馬県は、新型コロナウイルスの警戒度が引き上げられて公共の施設が休館、こども囲碁教室(伊勢崎こども囲碁アカデミー・玉村町こども囲碁教室)も休講となりました。

■これまでのコロナ禍によるこども囲碁教室の影響
 ・2020/03月上旬休講
 ・2020/07月上旬再開
 ・2020/12月下旬休講
 ・2021/03月上旬再開
 ・2021/05月上旬休講
 ・2021/06月下旬再開
 ・2021/08月上旬休講

今回の休講は6月下旬に再開後一カ月余、短かった・・・。
国のトップは楽観派のようですが、読みが大外れ。ワクチン頼みとは情けないですね。

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1年前の記事(2020-08-06):懐かしの味「落雁(楽雁)」

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絶好調! 常石隆志四段

2021-08-04 21:00:00 | プロ棋士

驚愕!勝率9割超え
入段11年目の常石隆志四段(30)が今年絶好調。7/30時点の勝ち星が22勝2敗、勝ち星ランキング8位、勝率91.6%は現在トップ。
常石四段は院生卒業後の2009年、2010年に朝日アマ名人戦を連覇。一力二冠や、孫喆七段らと同期入段だ。
   (週刊碁より抜粋)

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入段11年目で四段、順調とは言えない棋士人生。それが突然この好成績、周囲もビックリでしょうね。
高尾紳路九段、河野臨九段、片岡聡九段などタイトル経験者を撃破しています。

勉強方法はAIが打たない布石を研究、用意した布石を使うことで序盤は時間を温存し、苦手だった終盤の勝負所で時間を使うことにしたとのこと。ナルホド・・・。
今後、この好調をどこまで伸ばせるか、注目しましょう。

ザル碁党の場合、序盤で時間を温存するのは同じですが中盤の競り合いで崩壊、何故だ・・・?

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1年前の記事(2020-08-04):運転免許更新/2020

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第15期アマ名人戦/大関アマ名人、連勝で初防衛

2021-08-02 21:00:00 | アマ棋戦

大関稔アマ名人に北芝礼さん(全国大会優勝者)が挑戦する第15期朝日アマチュア囲碁名人戦三番勝負が7月24日(土)、25日(日)に日本棋院東京本院で開催された。
24日の第1局ではアマ名人の大関さん白番中押し勝ち。25日に行われた第2局では、大関さんが黒番中押し勝ちを収め、2連勝のストレートで自身初となる防衛を果たした。大関さんはこれで第15期アマ名人に就き、通算3期目の同タイトル獲得となった。初めて三番勝負に出場した北芝さんのアマ名人奪取はならなかった。
   (日本棋院HPより抜粋)

「大関さん強し、連勝で悲願の初防衛」 「北芝さん、好機活かせず」
   (週刊碁見出しより抜粋)

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アマ名人を防衛した大関さん、アマ本因坊と二冠を保持しています。
敗れた北芝さん、大舞台で手が伸びなかったか・・・。
アマ碁界では大関さんと、棋聖戦Cリーグの栗田さんが二強。今後の戦いぶりに注目・・・。

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第15回アマ名人戦全国大会決勝/北芝礼さん(愛知)初優勝 
大関稔アマ名人への挑戦者を決める第15回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会が7月3日(土)、4日(日)に日本棋院東京本院で開催され、愛知県代表の北芝礼さん(18)が埼玉県代表の川口飛翔(19)を破り初優勝を果たした。
   (日本棋院HPより抜粋)

決勝は十代対決、囲碁に限らず色々な競技で低年齢化しています。
英才教育の進展でしょうが、「楽しさ」を失わないように・・・。

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1年前の記事(2020-08-02):第7期女流立葵杯【第2局】/藤沢4連覇!!

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